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SnowMan story

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40

第37話

♥

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2024年03月03日

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〜向井side〜

7人「………………!」

ルルギアに飲み込まれて気がついたら阿部ちゃんの家におったはずの俺たちは別の場所に来ておった。

目黒「みんな!大丈夫!?」

ラウール「めめ!」

そんな俺たちを心配そうに見つめていためめ。

渡辺「めめ!大丈夫か?」

目黒「うん。俺は大丈夫。何もされてないよ。」

ルルギアが言うてた通りめめに危害は加えてなかった。

阿部「めめ、何があったの?」

目黒「え?ふっかさんから電話来て阿部ちゃんに家に来れる?って言われて行こうとしたんだけど行く手段がなくてどうするか考えてたら急に目の前が真っ暗になって…気がついたらここにいたんだけど…」

宮舘「…目黒、それ…」

向井「襲われとるやん!奴らに!」

目黒「…え?」

いや、気づいとらんかったんか!

めめの天然怖いわ!

渡辺「…お前すごいな…」

ラウール「…びっくりした…」

目黒「…びっくりしたのは俺なんだけど。気がついたら知らない場所にいるしそしたら皆が来て倒れるし…。」

まぁ1人でこんな知らん場所に来てしかも俺らまで来ていきなり倒れたらそりゃ驚くよな…

深澤「…まぁまぁ。けどここが…。」

岩本「…シャドー王国か。」

阿部・宮舘「………………。」

シャドー王国。

辺りは真っ暗くて闇の気配がすごい…。

そこに立ってる大きな城。

これが奴らの本拠地やんな…。

城を見ながら何か思い出したのか阿部ちゃんと舘さんの手が震えとる…

ルルギア「どうですか?久しぶりに来た感じは?」

阿部・宮舘「……くっ!」

そこにルルギアが現れて挑発するような感じで阿部ちゃんと舘さんに話しかける。

阿部ちゃんも舘さんも闇になりたくてなった訳じゃあらへんのに…。

…どこまで2人を苦しめんねん!

渡辺「…おい!それ以上言うなよ…!」

深澤「…大人しく付いてきてあげたんだけど?」

岩本「これ以上お前たちの望み通りにはやらせない。」

向井「俺たちやって戦えるで!」

ラウール「…覚悟できてるよ。」

目黒「…佐久間くんを返せ。」

しょっぴーが舘さんをふっかさんが阿部ちゃんの肩をそれぞれ掴んで落ち着かせてあげる。

そして照兄が1歩前に出てくれてルルギアと向き合ってる。

俺とめめとラウールも覚悟を込めた目をルルギアに向ける。

ルルギア「分かりました。では城にお入りください。」

俺たちのことを冷静に見つめて言葉をかけてくる。

俺たちは頷き合って城の中へと入った。

ここまで来たんやからもう後戻りは出来へん。

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