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レウside
レウ「きみ……誰?」
『こっちの台詞……久しぶりに部屋から出たら、目の前に、貴方がいるんだもの。』
俺の目の前にいたのは、8才ぐらいの、女の子。
白色のワンピースを着ていて前髪が長いのか、茜色の、ピンで止めている。
レウ「実は、此処の人に捕まっちゃって。(笑)出たいけど迷ってで困ってたんだ。此処のいえのこ?」
『!……だからかボソッ……分かった。此処の出口知ってる、ついてきて。』
レウ「う、うん。」
『実は、わたし此処の人じゃないの。』
レウ「どういうこと?」
『孤児院にいたんだけど此処に来たんだ。』
レウ「そうなんだ!よかったね。」
『あなたとわたし……共通点があるの。当ててごらん?』
レウ「……わからない。」
『正解は……手首。見てみて。』
レウ「…!」
俺の手首に、包帯。隣で歩いている、子にも同じのがついている。
『これがあると……何でもない。』
レウ「なんでもない?教えてよ!」
『………だって。』
レウ「?」
『だから……』
自分が親しく思っているメンバーとか仲間が、無能とか、邪魔とか思ってるんだって。
レウ「ッ!……」
『……迷信だけどね。ほら、ついたよ。』
レウ「ありがと!せっかくだから一緒に……」
『できない。』
レウ「え?何で?」
『ここで待ってろって……言われてるから。また来てくれると嬉しいな……後、これあげる。』
レウ「?なにこれ?」
『魔法のロケット。(ペンダントみたいな方の。)お母さんがくれたんだ。』
レウ「そんな……駄目だよ。こんないいものもらったら……」
『いいよ。それわたしのだから。お母さんのやつだったらあげれないけど、私のだったらわたし次第だからね。』
レウ「分かった。ありがとう。」
『ついでにわたしの名前も教えるね。わたしの名前は……ザザッだよ。じゃあね!』
レウ「バイバイ!テクテク.」
『……また会えるかな……』
ごめんなさい!
次回予告今回お休みです!