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〜私は平凡に過ごしたい!〜
二年前…満月の日に現れた青の歌姫と呼ばれていたオッドアイの美少女…その子は現在ー…
「お、推しの新ビジュ?!!え?尊…」
二次元オタクになっていた
「璃兎〜」
「はーい。今行きまーす」
私は月宮璃兎(つきみや りつ)現在ピチピチJKの高1だ。今日は大事な日である。それは…転校初日だからだ。転校の理由は…まぁ、前の学校で色々ありまして…て、ところ。転校先は全寮制だけど、双子の兄と一緒に転校だから全然寂しくない!
「どーしたの?楓」
「どうしたもこうしたも…学校でスマホするなよ」
「推しの新情報だよ?!!確認しないとかあり得ないわぁ」
「行き過ぎたオタク…」
謎に心配性のこの人は私の双子兄、月宮楓(つきみや かえで)である。ただのシスコン兄とも言えるが…妙に顔が良いため勿論モテる。本当に私と同じ遺伝子ですか?。楓と私は瓜二つのため私も顔は良いほうだと思うんだけどな…
「…ねぇ楓、この格好さ、あなたには勿体ないと思うよ?!」
この格好とは髪色は黒髪、前髪は目より下で、そして顔が見えなくなるくらいのデカイ眼鏡…私は楓の格好に合わせて黒髪おさげにして、楓同様デカイ眼鏡、そしてオッドアイを隠すために片目黒色カラコン。漫画でいる、ザ・地味子って感じだ。
「こっちにも事情があるんだよ」
事情ってなんだよ!!!って大声で突っ込んでやりたい気分だ。
そんな話をしながら先生を待っていると…
「入ってこい」
「じゃ、またお昼ね〜」
そう、楓とクラスが違うのだ。そう声を掛けドアを開ける
「うわぁぁ何あれ」
「最悪だ…、」
「みんなぁ〜そんなことぉ言ったらぁ可哀想だよぉ」
あーあーあーあー。分かってましたとも、こうなることは…
「月宮璃兎です。宜しくお願いします」
「じゃ〜月宮は水野の隣りの席な」
「えっ?!水野君の?!?!」
「えぇーあんなのが隣りなだと皆の水野君が汚れる!!!」
……月宮璃兎。初日から水野クンとか言う人の隣の席になったせいで、女子の反感を買ってしまったようです…これからぼっち生活になりそう……
続く