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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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涼太side

彼女のお見舞いに行った日から

翔太がおかしい


俺が口を挟むのも変だから

黙っていたし何も聞かなかったけれど

他のメンバーも心配するくらい

翔太はやつれているように見えた


ここは俺が聞くしかないと思って

一か八か聞いてみた


涼「…翔太、ちょっといい?」

翔「…あぁ、」


涼「…話す気にはなってくれない?」

翔「…気持ちの整理が、」

「…おいついてない」

涼「…何があったか、聞きたい」

翔「……〇〇が、」

「…俺との記憶だけなかった」

涼「…え、?」

「…うそ、だろ、、」

翔「…おれもまだ信じられねぇ、けど」

「…現実は甘くなかった、」

涼「…そっか、辛いのに話してくれて」

「…ありがと」

翔「……おう、」


涼「…あのさ、翔太、1個いい?」

翔「…」


翔太の無言は肯定だと受け取って

俺は言葉を続けた


涼「…もう一度〇〇ちゃんに」

「…アピールしてみたらどう?」

「…思い出してくれるんじゃない?」

翔「…んなことできたら」

「…とっくにやってるよ!」

「…そんなプラス思考に考えられねぇから」

「…困ってんだよ」


翔「…また行って拒絶されたら」

「どうしよう、とか」

「もう一度好きになってもらえなかったら」

「どうしよう、とか」

「思うことが色々あんだよ!」

「…出来たらとっくにやってるよ、、」

涼「…そっか、ごめん」

「…無神経なこと言った」

「…戻るわ、」



翔太の言うことも勿論分かる


もう一度好きになってもらえる保証は無い


けれど、

心から愛する人なら

運命の人なら

例え記憶をなくしても

もう一度やり直すことだって

出来るんじゃないかって思ったんだよ


少なくとも翔太なら

できるんじゃないかって

そう思ったから




翔太side

〇〇に拒絶されるのが怖かった


会いたい気持ちは募るばかりなのに

今まで通りにいかなくて

自分が傷つくのが嫌だったし 怖かった


でもこれから先

俺と会わなくなったとして

〇〇が他の人と幸せになるのなんか

祝えないどころか

想像できなくて

嫌で仕方なくて

ずっと俺の隣で笑っていて欲しくて


それなら涼太の言う通り

実行しなきゃ変わんねぇなって思った



俺は〇〇に会いにいく決意をした




next…



幼なじみの力は絶大なんですっ💪✨💙❤️

もう一度あなたと

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コメント

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頑張ってしょっぴー!

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