いつの間にかシャツタイプのパジャマのボタンを開けてシャツを肩より少し下辺りまで下げてくると、うなじや肩、背中に吸い付き、印を付けてくるのが分かる。
そして、シャツを脱がされ、ブラジャーまで脱がせて来た竜之介くんは私の身体をソファーに寝かせると、上半身に何も纏っていない私の身体をまじまじと見つめてくる。
「やだ、そんなに……見ないで……」
「今更じゃない? いつも、もっと恥ずかしいところまで見てるけど?」
「そういうこと、言わないで……ッ」
「恥ずかしがる亜子さんも可愛くて、ついね」
「……ッ」
「さてと、次はどこに印を付けようか? 亜子さんはつけて欲しい所、ある?」
「そ、んなの……無い……っ」
「本当に? それじゃあ、ココとか?」
「っんん」
こういう時の竜之介くんは、本当に意地が悪い。
恥ずかしがる私の反応を愉しみ、弱い所ばかりを攻めてくる。
首筋、鎖骨、胸へと吸い付き、更には胸を揉んだり先端を弄ってきたりと全く遠慮が無い。
「やっ、……ぁッ、ん……」
「上ばっかりに付けても仕方ないかな?」
言ってお腹からおへそ辺りへと舌を這わせてから吸い付いた後で一旦顔を離すと、
「今度はこっちの方にも付けないとね?」
腰やお尻を触った後、太腿に手を触れて優しく撫でてきた。
「ッ……そ、そんなの、ッん……、いいから、ッもう、や……っ」
「嫌? 止める?」
至る所を刺激された身体はかなり熱を持ち、秘部はかなり濡れてきているこの状況で、止めようかと言って手を止める竜之介くん。
本当に、意地悪だ。
「……ッや、いま、止められたら……ッ」
「ん? 今止めたら、どうなの?」
「……ッいわ、せないで……」
「言ってくれないと、分からないなぁ」
私の言いたい事なんて分かっているはずなのに、どうしても私の口から言わせたいらしく、分からないフリをする。
上半身ばかりを刺激され、更には中途半端に太腿を撫でられたせいで下半身が疼き出し、凄く切ない気持ちになる。
途中で止められてしまい、これ以上耐えきれなくなった私は、「ここが、切ないの……やめ、ないで……ッ」と恥を忍んで自身の恥ずかしい部分を指差して止めないでと懇願した。
「そんなに欲しがられちゃ、止める訳にはいかないよね。ショートパンツまでこんなに濡らして……よっぽど我慢してたんだね? 今、気持ち良くしてあげるから」
私の言葉に満足そうに笑みを浮かべながらショートパンツ越しに蜜口を刺激すると、纏っている布は邪魔だと下着と共に一気に下げられた。
ショートパンツと下着を脱がされてグイッと脚を開かされると、愛液が溢れ出そうになる秘部が露わになり、あられもない姿にされて恥ずかしいはずなのに、それ以上に快楽を期待してしまい、何とも言えない気持ちになる。
「それで、どうして欲しいの? こうして、触ればいい?」
恥を忍んでお願いしてこんな姿を晒しているのに、竜之介くんは更に意地悪をして私にどうして欲しいのかを問い掛ける。
割れ目を指の腹で撫でられただけなのに、ゾクゾクと身体が反応して愛液が溢れ出し、そこが卑猥な音を立てている。
「ほら、ここからこんなに蜜が溢れてる」
そして、彼は自身の指に付いた愛液を私に見せながら言う。
「や……っ、そんなの、見せないで……ッ、言わ……ないで……っ」
これは流石に恥ずかしくて思わず顔を背けると、
「ごめん、そんなに怒らないで?」
やり過ぎたと反省したらしい竜之介くんがもう片方の手で髪を撫でて額にちゅっとキスをしてくれた。
「――それじゃあ、まずは指、挿れるね?」
そして囁くように言ってくると、頬、鼻先、唇に触れるようなキスをしながら、
「――ッぁ、やぁっんん……ッ」
ゆっくり、探るようにナカへ二本の指を挿し入れていく。
濡れているからすんなり彼の指を受け入れた私のナカを掻き回すように指が這い回る感覚に全身がビクビクと反応して、指だけで絶頂を迎えそうになっていた私の頭の中が真っ白になりかけるけれど、
「――ッ!? な、んで……やめ、るの?」
イキかけた瞬間指を動かすのを止めた竜之介くんに、何故止めるのかを訴えかけると、
「まだ駄目だよ? 指ではイかせられない。だってこれは、俺を嫉妬させたお仕置なんだから――」
言いながら指を引き抜き、開いている脚の間に顔を持っていった竜之介くんは、溢れ出る愛液を舐めとるようにヒクつく割れ目に舌を這わせていった。
「ひゃぁんッ!!」
これには驚き思わず脚を閉じようとするけど、彼の頭が邪魔をして閉じられない。
触られるのも見られるのも恥ずかしいけれど、舐められるのがやっぱり一番恥ずかしい。
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