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第14話「放課後デート」
遊びに行こう、というセンパイに、俺は首を傾げた。
「でもセンパイ、腹が痛いんじゃ」
「笑い疲れて腹が痛いくらいで寝込んだりしないぞ」
なんだこの展開。
菜緒美センパイの強引なところは今まで通りだけど……。
「頼まれたんだよ。ハブられてかわいそうな先輩を構ってあげてくださいって」
「は?」
「どうせいつもは私と遊び回ってるんだから、細かいこと気にするな」
そう言うと、センパイが「早く出せ」とばかりに自転車の荷台を叩いた。
きっちり俺の自転車のところまで引きずってきてたようだ。
「ほらいくぞ。とりあえず夕飯にしよう」
「……わかりましたよ」
こうなると、そう答えるしかない。
センパイのあの言い方だと、なんか言ったのは島雪穂だろう。
あいつがそんな気遣いができるとは思わなかった。
俺が自転車に鍵を差して自転車に乗ると、後ろでセンパイが荷台*********
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