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姉御はジーッとメルモを見つめる。
「ここはメイド喫茶になる前なんの店舗だ?」
「私も1年前にはいったのでよく分からなです。」
「ネギグーグルマップで少し」#遡__サカノボ__#ってここの店舗を見てみろ」
僕はスマホで確認した、すると3年前。。。店の看板が違う、「ねこっ茶」というカフェだ。
「ねこっ茶っていう、カフェです」
ネットで調べてみると、猫カフェのようだ。猫と戯れることのできるカフェだ。
このケモノ臭さはその名残なのかしかし食事にかかっていた動物の毛はなんなんだ?
「メルモ最近、キツネに関わるところに行ってないか?」
「キツネですか?」メルモは思い出したかのように話し始めた。メルモは大学生でサークルのメンバー5人で肝試しにいきました。その時の廃神社が確か稲荷神社だったと思います。
「稲荷はまずいな」
久しぶりに姉御の表情が曇る。
「どうしてですか?」
姉御の話によるとまず動物霊というのが厄介で言葉が通じない為、荒々しい祓いが必要とのこと、そしてキツネ(稲荷)は取り憑くと命を狙う習性がありメルモやサークルの仲間が危険のようだ。キツネが憑いているメルモに共鳴してここの猫の残留思念を引き寄せてしまっているのがこのケモノ臭の原因と姉御は見解した。
「どうしよう。。。」
「今日中にサークルのメンバーを集めてその神社にいくしかないな」
「メンバーに連絡してみます。」
気軽に気持ちで入った、メイド喫茶でこんな事に巻き込まれるなんて、姉御の使命なのか。。。
メルモはサークルのメンバーと連絡が取れたみたいで他の4人もアキバに集合することになった。
「学、運転手付きで8人のり可能な車両をアキバによこせ」
「姉上また、何かトラブルですか?」
「まぁそんなところだ、とにかく早くしろ、それといつもの道具も積んでこさせろ」
姉御は弟の学さんに連絡して送迎用の車両を手配した。