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人形
「ん、、なんやこれ」
「まちこか?」
部屋の片付けをしていると見覚えのない人形が落ちていた。手のひらより少し大きい普通の人形よりデカい人形だった。
「猫で、緑。セーラムーンのやつじゃね?」
4月1日、エイプリルフールでセーラムーンの服装をして歌を歌ったのだ。
「ご丁寧に口まで開く様になってんの、w」
「てか、なんでここに?」
そう思い、手に取り、尻尾を触ってみる。
「ん〜、、?まぁ、まちこが帰ってこれば分かるやろ」
デスクの上に置いたが、なぜか気になって手に取る。
「、、可愛えぇな、、」
「猫ぷれい、、とか、あり?」
次の夜の営みのプレイを考える。猫耳を付けろ、と言ったら嫌がるだろう。
「今から部屋凸ろうかな」
少し猫耳をつねる様に撫でると、まちこが寝ているはずの隣の部屋でガシャ、と音がした。
「、?ソファから落ちたんか??」
落ちたのなら助けに行こうと、手に持っていた人形をポッケにいれ、隣の部屋に移動する。
「まちこちゃ〜ん?」
返事がない。さっきの音でなにかあったんじゃないか、と心配になる。案の定警備が甘い彼女は、鍵が開いていた。
「、、開けるで、、?」
「っ、、!?ま、ちこ、? 」
「っは、せんせ、、、?」
顔を赤らめ、疼くまっていた。
「助けて、なんか急に触られてる感じがして、、」
「誰も入ってきてないか?」
「ぅん、、//」
取り敢えず起こそうと、しゃがむと、ズボンとソファが擦れて、ポッケに入れていた人形が落ちてしまった。
「ぁ、これ、まちこ、、」
まちこのかを確認しようとしたとき、ふと視線を映すと
「ぁ”、、ぇ”、、?」
「は」
「どしたん、?またか、?」
「なんかっ、変なかんじっ、、」
大丈夫か、を確認したところ、下に落ちた人形を拾って彼女を見ると、あることに気がついた。
「、、我慢してな」
口が開くようになってるので、指を人形の口の中に入れてみる。
「ぁ”へ、?♡」
「あ〜、、おっけ〜」
尻尾や耳を掴んだりすると、
「ん”ぁ”っ、、♡」
「な、まちこちゃん」
「んぇ?」
「これ、繋がっとるわ。まちこと」
「繋がって、、?」
「たとえばやな〜、、」
尻尾を優しく、とは真逆に強くつねってみた。
「ぁ”う”っ、!?♡」
「便利やな~これ、w」
「せんせ、♡」
「な〜に?♡」
「、、、、~~」
小さく呟く。だか、なにを言っているのか分からない。
「聞こえないな、?もっと大きい声で」
「っ〜!もっとちょうだいって、!」
余程恥ずかしいのか、顔を赤らめ、涙目になっていた。
「、、、、」
「ぁ、、迷惑なら、べつに、、、!」
「へぇ〜、、?」
「じゃ、身体が壊れていいんやな 」
「は」
「んな可愛いこと言って簡単に終わると思うか?w」
「終わるわけないだろ。むしろ朝までヤるけど?」
「へ、いや、ごめんなさ、」
「謝らんくていいんやで」
「ま〜、自分の身体に謝った方がいいな」
「さ、ベッド行くで」
「っ”、、!!」
嫌だ。と言いたそうな顔をしてソファに抱き付く。
「んじゃ、」
ギシ、とソファが音を鳴らす。
「ここでヤるけど?w」
「んや、!」
「は”ぁ〜、、どっちかにしーや」
「、、ベッド、行く、から」
「優しいなぁ〜、まちこは、w」
翌日、人形が気になり、触ると、昨晩みたいな効果は無くなっていた。
「くっそ、、」
隣でスヤスヤと寝ている彼女の隣でそっと呟いた。
「ま、あんなもん使わんくてもヤれるしなw」
「んぅ、、?」
「あぁ、まだ寝てていいで」
そう言うと少し開いた瞼を閉じる。その綺麗な肌にそっとキスを落とす。