コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
門限
配信とは違う声で喋る彼。目つきも鋭く、綺麗な緑色の瞳がこちらを見ている。
「ねぇ、門限分かってるよね」
「っ〜、、いゃ、えっと、、」
「ごめ、」
「謝って、って言ってる訳じゃないの」
「門限が何時か分かってる?って聞いてんの」
「キャメさ、」
「んで、門限は?」
「10時、、です、、」
「分かってるんだ。で、今は?」
「、、12時」
「分かってるのに破ったの?そんな酷いことする人だった?」
「キャメさん、一回聞いて、?」
「、、分かったよ」
「まちこり〜!!」
がばっ、と突然腕に抱きついてきて、何事かと思ったがその人物は
「りぃちょ!!おひさ!」
女研メンバーのりぃちょだった。白髪に桃色のメッシュが入っているクソガキだ。
「あれ、他の人は? 」
「もうちょいだと思う〜! 」
離れろ、と笑いあっていた後ろから、聞き覚えのある笑い声が聞こえた。
「りぃちょ、wなにしてんねん、ww」
「せんせー!!ニキニキ!!」
「まちこりはちっさいな〜w 」
身長の高いしろニキは、いつも会ったとき身長を馬鹿にしてくる。
「じゅうはちよりかは高いから!w」
「な〜に言ってんの、まちこ」
「っうわ!?」
背後から突然声をかけられ、驚きすぎて近くにいたりぃちょに抱きついてしまった。
「え、まちこり俺のこと好きになっちゃった?w」
「違うわ!!はちが驚かせてきたから!!」
「言い訳は良くないよぉ〜!www」
「っははwはやく行こ、ww」
「んにゃぁ、、//」
「まちこりか〜わい、//」
「ちょっと、!それお酒!! 」
「ん、へへ、ボビーだぁ」
「ほれ、水飲み、!」
「はぁ〜い、//」
「はよ、酔い覚めてくれんかな、、」
「俺もお酒飲みたい!!」
「お前はダメや」
「んん、、りぃちょだぁっ、!」
水をお酒と間違えて呑んだまちこりが俺の膝の上に乗ってきた。
「ちょっ、まちこ!? 」
「ちゅ〜、、しよ、?」
「せんせー!!!」
「ちょっと待ち、!」
「こっちおいで、?まちこ、!」
「んぁーい、、!!」
18に呼ばれ、俺から離れるまちこり。さすがにキャメさん、と言う彼氏が居て、手を出すことはできない。
「、、あ、まって、 」
なにか思い出したように喋る18。
「まちこ、門限何時、?」
「ん〜、、じゅ〜じ!」
え”、、と絶望の顔をしたせんせーと18。
「やっば、、どうしよ、え」
「私、送ってく、!」
「ニキニキ宜しく」
「、、いや!ダメだって」
「俺が行くよ。18も女の子だし、夜に2人はダメ。俺がいく」
「ほんと、!?、、よろしく」
「任せろ、w」
「緊張感やば」
門限を破った酔った彼女と他の男が一緒に居たら、流石のキャメさんも怒るだろう。それに、まちこりが寝てしまったがため、俺は彼女をおんぶしているのだ。
いや、キャメさんなら優しいかも?と色んなことを考えたがそれよりも先にこの人を早く送り届けないといけない。
ピーンポーン、と静かな夜道に響き渡る。
「、、はい」
「りぃちょ君、?とまちこさん?」
「飲み会で酔っちゃって、そのまま寝ちゃった、、w」
この雰囲気をどうにかするため、少し笑っとく。
「、、ありがとう。預かるよ」
「じゃあ気をつけて」
「ふ、wありがとう」
それで起きたら今の状況だ。
「ほんとに、、申し訳ごさいません、、」
「ん〜と、、まぁそこは良いとして」
「りぃちょくんにベタ付いてたみたいだけど?」
にま、と笑う彼は怒らしてはいけない。そう誓った。
「、、そ、それは、お酒が入ってた、から 」
「そうだよね」
「けど、しっかり俺の彼女だってこと、分からしてあげるから 」
「ベッド、行こっか」
「は”〜、、」