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はろー
もう何書いてんのか分からんくなってきた主でございまぁす
2話でも大ミスやらかしました
執事の言葉に執事ってつけんの忘れて普通に「」ってしてました
鳴海さんの台詞みたいになっちゃってました
すみません🙇♀️
まぁ、気を取り直して3話です‼️
今回は絶対ミスらないように頑張ります
『保科』
「鳴海」
歩きながら、無意識に人の気配を探す。
視線が先に行き、耳が声を拾おうとする。
足音の反響や、衣擦れの僅かな音に、過敏になる。
見つけたいわけじゃなくて、逃げたいわけでもない。
ただ、知っておきたいだけなんだ、多分。
この広い城の中の何処かに貴方がいる。
それは紛れもない事実で、変わることもない。
壁一枚、扉一枚隔てた先にいる可能性だってある。
同じ場所にいるはずなのに、姿を目にすることはほとんどない。
再会は一度で十分だ。
何かを確かめる必要は、もうない。
それ以上を望むのは、きっと、間違っている。
回廊の窓から外を見下ろす。
隅々まで手入れの行き届いた花々は、高さまで綺麗に揃えられている。
色彩は計算され、季節ごとに最も美しく見えるようにつくられている。
伸びすぎた枝は切られ、逸れた色は整えられる。
まるで、余分なものなど、はじめから無かったかのように。
……昔、一緒に見た景色に似ている
思考がそこへ触れた瞬間、背後から足音が 近づいてきて、強制的に引き戻される。
振り向くよりも先に、会話が耳に入った。
mob「先程の方、最近よくお見かけしますね」
mob2「ええ、鳴海様とご一緒の事が多いんだとか」
胸の奥が、僅かに揺れる。
mob「お似合いだと思いません?」
mob2「家柄も申し分ないそうですしね」
軽い笑い声。
足が動かなかった。
聞き流せばいいはずの話なのに。
諦めきれていなかった。
そう、初めて気づいた。
視界の端で、庭の花が揺れる。
風のせいか、それとも、自分の焦点が定まっていないだけか。
色が滲んで見えた。
胸の奥に生まれた痛みを静かに押し込める。
過去を特別だと思っていたのは、僕だけだ。
そう思えば、少しだけ楽になれる気がした。
けれど、僕の中には、あの声や視線が、まだ消えずに残っている。
忘れるには、あまりにも鮮明で。
手放すには、温かすぎた。
自分しか居なくなった廊下は、静かだった。
知らなければよかった、とまでは思わない。
聞いてしまったのは偶然だ。
けれど、偶然は時に、意思よりも正確に心を刺す。
“お似合い”
その言葉が、やけに具体的だった。
誰かと並んでいる貴方を想像してしまう。
自然に笑い、隣にいる誰かだけに向ける優しい視線。
かつて僕に見せていた顔。
___似合うのだろう。
未来も何もかも、全て揃うのだろう。
あの庭の花々のように。
そこに僕が入り込む余地はない。
無意識に歩き出す。
規則正しい足音が、妙に空虚に響く。
磨き上げられた床に、自分の影が長く伸びている。
久しぶりに会ったあの時、確かに胸の奥で何かが動いた。
それを特別だと思った事が、間違いだったのかもしれない。
過去と現在を都合よく繋ぎ合わせて、意味のあるものにしようとした。
貴方の視線や、少しの間や、呼吸の揺れまで。
勝手に拾い集めて、勝手に期待した。
自分に都合のいい解釈だけを抱えて、救われた気になっていたのかもしれない。
角を曲がっても人影はない。
ただ、壁にかけられた燭台の火が揺らめいているだけだ。
声は高い天井に吸い込まれ、足音だけが残る。
僕が背負っているものは、重い。
そして、貴方が背負っているものは、僕のそれよりも、何倍も、何十倍も重い。
選ぶことも、選ばれることも、個人の感情だけで決めることができない。
だから——
胸の奥で燻っている熱を冷ましていく。
冷ましてしまえば、ただの記憶になる。
あの瞬間も、あの景色も。
一緒に見たものも、語った言葉も。
踏み込まなければ、壊れることはない。
手を伸ばさなければ、拒まれることもない。
それでも、どうしてこんなにも胸が痛むのか。
諦められていなかった。
その事実だけが、静かに残る。
鐘の音が響いた。
僕は顔を上げる。
いつもの仕事に戻るだけだ、そう自分に言い聞かせた。
それでも、胸に残る熱だけが、まだ何も諦められていないようで、ひどく厄介だった。
ずっと暗くてすみませぬ
ハピエンにはするんで‼️‼️
-続き更新まで-
2⁄13 午前7:30時点で
(1/13って書いてたごめんなさいっ🙇♀️)
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コメント
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はい好き 結婚しよ🫵🫵🫵🫵