テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「俺の…俺のプリンが…ないっ!」

半泣きでリビングに戻ってきた深澤のただならぬ様子に、スマホをいじっていたメンバーも、歯を磨いていたメンバーも、何事かと顔を上げる。


「え、プリン?ふっかが買ってたやつ?」

岩本が心配そうに尋ねる。


「そうだよ!ここに置いといたはずなのに…誰か、俺のプリン食べたろぉぉぉ!」


深澤の言葉に、リビングにいたメンバーは顔を見合わせる。この場にいるのは、深澤を除いて8人。つまり、犯人はこの中にいる…!


「え、俺じゃないよ」

真っ先に潔白を主張したのは、美容タイムの邪魔をされて少し不機な渡辺翔太。


「僕も違う。さっきまでラウールと部屋で勉強してたし」

と、冷静にアリバイを主張する阿部亮平。


「俺もちゃうで!ずっとめめとベランダで星見てた!」

向井康二が目黒蓮を巻き込んで潔白を証明する。


「俺は佐久間と風呂に入ってた」

岩本照が言うと、佐久間も「そうだよ!ひーくんの背中、流してたんだから!」と元気に証言。


残るは一人。全員の視線が、ソファで優雅に紅茶を飲んでいた男、宮舘涼太へと集まった。


「…涼太だな?」

深澤が、疑いの眼差しを向ける。すると、宮舘はカップをソーサーに静かに置くと、ふっと優雅に微笑んだ。


「残念けど俺も違う。だけど…犯人の見当はつけると思うよ」


そのミステリアスな一言に、全員が「え!?」と身を乗り出した。

この作品はいかがでしたか?

110

コメント

2

ユーザー

誰だー😱😱😱⁉️⁉️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚