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ある日こう言われた。
「お母さんとお父さんは離婚することになったの。だからどっちについて行くかゆっくりでもいいから選んで?」
答えは決まっていた。お母さんだ。お父さんはお母さんの見えないところで僕のことを叩いたり蹴ったりしてくる。そんなやつといっしょにすごせるわけが無い。
そして僕はお母さんと2人で暮らしていた。
いじめはエスカレートしている中、母は病気で倒れてしまった。唯一の心の支えであった母は病気で倒れてしまったのだ。でも亡くなった訳ではない。
辛い学校から帰ってきても誰もいない。病院にお見舞いに行く。
母「翼咲、いつもお見舞いに来てくれてありがとう」
翼咲。それは僕の名前。僕は結構好きな名前なんだ。
そして今日も母に偽りの笑顔と話で楽しくない学校を楽しいと偽り話す。僕が話すと母は安心したような顔で聞いてくれる。