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「まい、、、ご?」と
小さい子はボソリと呟いた。
誰も居ない妙に静かな森
風の音も虫の声も聞こえない。
「ここは何処?貴方も迷子なの?」
小さい子は私に話しかけて来た。
「ここは森だよ。私はただ、ただ、
歩いているだけなのだよ。」
「そう、なら出口は分かる?
家へ帰りたいの。」
「私には、君の出口が見えないさ」
「私の?目が見えないの?」
「いいや、私の出口じゃないからね、」
「なら!貴方の出口を教えて!
そしたら家へ帰れるでしょう?」
「私の出口と君の出口は違うんだ。
だから教えても
なーんの役にも立たないよ?」
「そうなの?なら貴方は何処から来たの?」
「それは、皆分からないさ、」
「どうして?」
「あやふやだからだよ、
人間皆入口はあやふやなもんさ、」
「ふーん、もういいや、川に行くわ!」
「ここに川はないよ、
なんの音も聞こえないだろう?」
「確かに、、、
あ、なら、私は何処に行けばいい?
貴方知ってるんじゃない?」
「自分以外の出入口は知らないよ、
でも、君が1番入口を知っているハズさ、」
「私、知らない、」
「いぃや、じゃあ、
全身の力を抜いて、瞼を閉じて、
深呼吸してごらん、」
「?、、、分かった、信じるわ、」
そう言うと小さい子は、
全身の力を抜き瞼を閉じて深呼吸をする。
その小さい子は、ふんわりと、白、黒、青の光に包まれた。そこまでは良かった、
私が出口へ歩こうとすると、
その小さい子は、神の色に包まれた。
私はその時分かったこの子が、この子が──
初めまして!時雨(しぐれ) せなと申します。
趣味が小説を書く事なので、
TERRORを始めさせて頂きました!
さて、1話はどうでしたでしょうか、?
(考察入れすぎた。)
まだまだ冒頭なので、頭に?が出ている人が多いかもしてませんが、2話を読んで頂けたら少しは分かるかも知れません( 笑 )
第2話は、2022.6.1までには仕上げるつもりです。
今後ともよろしくお願いします。
《追加》
昔の言葉を書くのが難しく、
可笑しい所がございます。ご了承ください。