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……朝の、いや、昼の10時半。
嫌になるくらい眩しい光が、僕の寝室を照らす。
🐹「…はあ……
…まだ、起きたくない…」
ベッドの中でぐずぐずしながら、まだ覚めきっていない、ぼーっとしている脳内で、僕は数日前の出来事を思い出していた。
____
🐹「ん、んん…っ!」
🐰「…はあ…っ…
ヒョン、ヒョン…っ」
グガは僕の体を執拗に撫で回し、深いキスとともに僕に快感を与えた。
🐰「っ、ヒョン、俺だけのものになって…っ…」
グガは僕の耳元でそう囁きながら、彼の愛撫で盛り上がってしまった僕のものに手を伸ばす。
🐹「っ…!や、やめてくれっ…、あ、っ…」
🐰「ヒョン…感じてるの…?かわいい…♡」
こんなの、もう耐えきれなかった。
テヒョナに対する罪悪感にも、
グガに対する戸惑いにも、感じて変に喘いでしまっている自分にも。
そんな僕は
🐹「ぐ、グガ…っ……
や、やめ…
やめろ……っ!」
🐰「っ痛…っ」
勢い余って、グガの頬を握りしめた拳で殴ってしまった。
グガの頬はみるみるうちに赤くなり、殴られたと分かるぐらいくっきりと跡がついている。
🐹「あ……
ぐ、グガ、ごめ…」
気づいたときにはもう遅い。
🐰「っ…ご、ごめんなさっ…
お、俺、ひ、ヒョンになんてことを…」
グガは殴られたショックと自分に対する嫌悪感で我に返り、すっかり怯えきった目で僕を見つめている。
🐰「っ、ああぁ…っご、ごめんなさい…、おれ、おれ…っ…」
🐹「ぐが…」
🐰「っ、お、俺、頭冷やしてきます…っ」
グガは僕から離れると、転がるように走りながら家を出ていく___
______
🐹「ああ、なんか頭痛くなってきた…」
頭を軽く抱え込みながら、かすれた声でひとりごつ。
あのあと、グガは結局帰ってこず…
ナムジュナも、青ざめた顔で走り去っていくグガを心配して、グガを追いかけて行ってしまった。
🐹「…喉、乾いた…水飲も…」
喉の渇きを覚えた僕は、頭痛を振り払ってズルズルとベッドから起き上がり、キッチンに向かう。
🐹「…ふう… 」
ほのかに薬の味がする、美味しいとは言えない水道水を飲み、一息つく。
🐹「…あー、だるいな…」
何をする気にもなれない僕は、空になったカップをシンクに起き、二度寝しようと寝室に戻ろうとする
と…
ピンポーン…
インターホンの乾いた音が部屋に響く
🐹「…はーい、今出ますよ…」
面倒くさいとは思いつつも、玄関に移動し、ドアを開ける。
そこには
🐨「ヒョン、お邪魔しますね。」
ナムジュナの姿があった。