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knkr 死ぬほど
kr視点
死ぬほど愛してる
その言葉を本心で言う人なんているだろうか
実際に「死んで」と言って本当に死ぬのか
否、そんな人間この世に存在しない
そう、思っていたのに、、、
kn「きりや〜ん?」
そう言って爽やかな笑みを浮かべて
重い扉を開けてきたのはきんときだった
kr「どうしたの、、?」
手には食事の乗ったトレーを持っていて
ベッドに座る俺の元へ運んできてくれる
俺の足には金属製の足枷がついていて
ベッドの脚に鎖がつなげられている
いつからだろう、
きんときが俺のことを監禁し始めたのは
数ヶ月前
俺はブラック企業に勤めていて毎日家に帰るのが24時を過ぎる生活を送っていた
きんときとも同棲はしていたが当然話す時間すらなく
朝も俺の方が出勤が早いので互いに全く干渉していなかった
そんな生活を送っていくにつれて俺の身体は限界を迎え始め
みかれたきんときがある提案をしてきた
kn「きりやんは俺が養うから、もう働かないで」
そう、震えた声で必死に訴えてくるきんとき
彼の優しさが滲み出ている
と言っても、きんとき1人で男2人分の生活を支えられるほどの 経済力があるのかと心配していたが、
そんな思いをかき消すかのように
俺に何不自由ない生活を送らせてくれた
まぁ、鎖は繋がっているから自由ではないけど
なぜ、専業主夫じゃなくて監禁なのか一度きんときに聞いたことがある
kn「きりやんが俺から逃げないように」
そう笑って言っていたけれど
けど、言葉は刃物のように鋭く俺の胸に突き刺さっていた
最初の方は思い扉に足枷と、想像していたより本格的な監禁に 恐怖心を抱いていたが、
ブラック企業に勤めていた頃に比べると
何もせずに1日を過ごすことは楽園のようだった
ただ一つ不満に思っていることがある
いつもニコニコして俺に尽くしてくれるきんときだが
やはり、仕事での疲れがあり定期的にイライラすることがある
その時だけは、俺に無理やり行為を求めたり
暴力チックなことをしてくる
苦しいし、怖いし、死にたくなるけど
きんときだって辛いはずだから、
俺がきんときの嫌なことを 緩和してあげられるのならいくらでも耐えられる
俺はきんときがいないとダメだし
きんときも俺がいないとだめ
そんな共依存で始まった監禁生活
kn「きりや〜ん」
kr「どうしたの、、?」
20時を過ぎた頃きんときが仕事から帰ってきた
重い扉を開けるなりすぐこちらに駆け寄ってきて俺を抱きしめる
そのまま動かなくて暫くするとベッドに押し倒される
いつもと雰囲気が違う
いつもならすぐ夜ご飯を作りに行ってしまうのに 獣のようにギラギラとした瞳で俺を見下ろしている
kr「き、んとき、、、?」
嫌な予感がする
kn「大丈夫、すぐ気持ちよくさせるから」
ゆっくりときんときの両腕が俺の首に伸びて
押し当てられる
kr「まって、やだっ!」
ググッ
kr「かひゅ、ッ」
訴えも虚しく力が込められていく
kr「ぁ”っ、ぐ、、、ッ‼︎」
苦しい苦しい苦しい
やだ、死ぬ、、、ッ
ちゅっ♡
kr「ッ、、、⁉︎」
kn「ちゅ、じゅるっ♡」
kr「は、っ♡ぁ”ぐ、ッ♡♡かひゅっ♡」
口の中に舌入って、、、ッ⁉︎
頭働かない、、ッ
kr「あ”ぅ”、、ッ♡♡」
身体が痙攣を起こし始めていよいよ意識がトんでしまう
kn「蕩けちゃって、かわい」
ばっと両手が離され一気に脳に酸素が回ってくる
kr「はひゅ、っ」
生理的な涙と熱赤く染まった顔を見た
きんときは 舌舐めずりをしてゆっくりと俺の下半身に手を伸ばした
kr「まって、やだ、、、っ」
kn「やだ?」
きんときに養ってもらっている俺が反抗したところで 権力は彼にあるため無駄なことくらい分かっている
でも、監禁される前はもっとお互いのこと大切にしてて 行為だって同意の元だったし
kn「俺に逆らっていいの?」
「きりやんまた1人になっちゃうよ?」
「あんな会社でもう一度働きたいの?」
「嫌だよね?」
kr「ぁ、っ」
kn「今さらまともに働きにいけると思ってる?」
「仕事見つかるかな?」
「誰が支えになってあげるのかな?」
kr「やだ、っ、、、やめてっ」
kn「誰のおかげで今生きられているのかな?」
kr「きっ、きんとき、、、」
kn「そうだよね?」
「俺がいないときりやんみたいなダメな子誰も助けてくれないよ?」
そうだ、俺はまともに会社で働くことのできないダメな子で、、、
きんときがいないと、生きていけない、、
kr「ご、めんなさ、っ」
「きぃ、ときっ!ごめ、んなさいっ」
「二度と逆らわないからっ、捨てないで、、ッ!!」
「俺、きんときのためなら死んでもいいからっ」
kn「分かってくれればいいんだよ」
「一生この部屋で俺の為に生きていてね」
kr「分かった、、っ」
いつもこうだ、
監禁されてからまともに考えることすらできなくて 頭が正常に働かなくなった、、、
きんときがこの部屋に来なくなったら
俺は独りぼっちだ、
ご飯も貰えなくなって、孤独に餓死してしまうんだ
kr「あ、ぅ、、っ」
ぽろぽろと涙が増して頬を伝う
kn「怖くなっちゃった、?」
kr「きんときっ、やだどこにも行かないでっ」
kn「うん、どこにも行かないよ」
そう言って優しく抱きしめてくれるきんときは 暖かかった
kn視点
俺の腕の中で小さく泣いている金髪の彼
あまりにも愛おしい
でも、最近反抗してくるのが多くなってきた気がする、、
もうちょっと、ご飯に入れる薬の量増やしとこうかな
君は何も考えなくていいんだよ、、、♡
knkr 死ぬほど編end
やり過ぎくらいが丁度いいですよね
コメント
7件
うわ〜美しい…、、ブラック会社社畜という状態からの監禁生活はもう依存っすね。ズブズブ依存しちゃってますね。もっと依存しちゃえ。反抗するから薬で丸め込むとか…お薬いいねぇ〜…、、(てか監禁で頭が正常に動かなくなってされるがままなな話がマジ最高なんですよね…)
お薬っていいですよね〜 (↑とても誤解を招きそうな発言) わかる人にはわかる、、、!!
何この空間。壁になりたい