テラーノベル
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フレー達がここでの生活に慣れてきた頃、施設全体が暗くなった。フレーはルアとロジーとリリアミリアと共に集まって
「停電かなぁ…」
とフレーが言う、ミリアはリリアに近づいて
「でも…おかしいよね…まさか…あの…ええと…」
突っかかったミリアに続き
「研究対象選抜だろうな」
とルアが言う。フレーは違和感に気づく、床に仕掛けもないし、サーチライトもつかない。フレーは
「ルア!サーチライトつかないし、床に落とし穴もないよ!?」
と伝えた。その途端、ルアたちの表情が一変した。慌てたロジーは助けを求めるかのような仕草をした
「暗闇だと文字が見えないもんな…」
とリリアは言う。ミリアは咄嗟にロジーを捕まえ
「早く治って欲しい…」
と言いました。すると男性研究員と影のような少年が現れ
「すまない、こいつの能力だ。カルー…あまり能力を使わないでくれ….」
するとカルーはフレーに近ずいた、フレーはこの名前に聞き覚えがあった。
「カル!心配したんだよ!」
と言った瞬間、ルアの目が点になった。
「まさかそいつも…」
と言わないうちにフレーは
「ううん!僕の弟!」
聞いた途端ルアが
「弟!?」
と言い、3歩進んで2歩下がった
リリアはフレーの弟に面識があったようで
「あ〜!あの2年クラスにいたかわいいやつね!?どうりで似てると思ったわ」
と言うと、ミリアは
「この間兄弟ふたりで遊んでるとこ見ちゃった…」
と恥ずかしそうに言った。一方ルアはフレーにこんなに友達が多いことや弟がいた事の衝撃が重なり、左虚無、右宇宙の心境になっていた。そんなフレー達に衝撃のニュースが舞い込む…
『本日未明、ラフェ様が…』
と放送が響く、ロジーはびっくりして
『ラフェさんがどうしたんだろう…』
とホワイトボードに急いで書いた。フレーは
「出れるんじゃない?」
と言った….再び放送が流れ出した
『ラフェ様が….完全な妖精になってしまい、意思疎通が不可能になりました。我々にできることはラフェ様方ご家族にお返しするしかございません。』
その瞬間、ルアは
「フレー…完全な妖精…って…」
とフレーを見た、フレーは固まっていた。そりゃそうだ、とルアは思った….
自分だって9歳の同い年だったやつが、キメラにされて、その後…完全なカラスになって会話が不可能になった。その時の痛さを自分はわかっている…つもりでいる。
ロジーは膝から崩れ落ちたフレーを抱きしめた。フレーははっとしてロジーを見つめてこう言った
「ありがとう….今泣いてるから見ないで…」
ルアは前にもこうやって宥められたことがある、ルアはできる限り、フレーのことは掘り下げないよう覚悟した
そして次の日、本当にラフェがいた形跡が、あとかたもなく消されていた。5歳用のおもちゃも、本も、無くなっていた。フレーは普通にロジーとルアと時間を共に過ごしていた、ロジーはホワイトボードを取り出し…
『僕、フレーくんの弟と友達なんです。』
と恥ずかしそうに書いた。フレーをはびっくりして
「そーなの!?」
と言った、ルアは話しにくそうだったので、ふたりは配慮し話を回すことはなかった。
ルアはクレストを恨んだ
続く
TOUHU
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楪羽*yuzuriha*
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コメント
1件
⋆⸜ 第5話読んだよ〜!!⸝⋆ 暗闇の中で弟のカルーくん登場!ってなった瞬間に「えっ弟!?」ってルアと一緒に叫んじゃったよ😂💕 でもその後のラフェさんの放送…完全な妖精になって意思疎通不可能って、あのほのぼのした空気から一気にシリアスに落ちて胸がギュッてなった😭 ロジーがフレーを抱きしめたシーン、めっちゃエモい…「今泣いてるから見ないで」って逆に泣かせにきてるやつやん😭💔 ルアがフレーを掘り下げないって決めたのも、お互いの痛みをわかってるからこそで、切なすぎるよ…続きが気になるよ〜!!🌸