テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
天樹
298
注意
・創作主様(うちの子)を酷い目に遭わせるシリーズです
・マイナスなのか…?よくわからないのでプラス・マイナスタグは付けません
・虐待、いじめ、執事たちからの虐待、暴力、レイプなどに地雷がある方は見ないでください
「なんでこんなことも出来ないのよ!!」
茉白のすぐ横にガラスのコップが飛んできて割れた。
「帰るまでに片付けなさい!!」
そう言い捨てて母親は家を出ていった。
今日は家に帰るなり夕飯を作れと怒られて、作ったら味が気に入らないとコップを投げつけられた。
箒と塵取りでコップの残骸を片付けた直後、玄関が開く音がした。
父親が帰ってきたのだ。
「帰ったぞ〜…なんだ、アイツ居ないのか」
『…おかえりなさい』
茉白がそう声を掛けると、父親はパチンコの景品であろうお菓子を茉白に押し付けた。
「おい、飯は?」
『すぐ用意します…』
お菓子を部屋に放り込み、食事を温め直す。
テーブルには母親の食べかけの食器が残っていて、父親は顔をしかめた。
ムスッとしたまま食事をする父親のために、茉白は風呂の用意も始める。
お湯を溜めはじめると父親はおい、と茉白を呼び止めた。
「服を脱いでこっちに来い」
茉白は言われた通り服を全て脱いで裸になり、父親の前まで歩いていく。
「…っち、濡れが悪いな」
父親は茉白の秘部を乱暴に擦って少し濡らすと、黒ぐろとした肉棒を茉白に突き立てた。
『痛っ……、ぅ、痛いっ、痛い……っ』
茉白がポロポロと涙を流しても父親は身勝手な動きで膣壁での自慰を楽しみ、茉白の中に射精した。
一度出したら満足したらしく風呂に向った父親。
茉白は父親の脱いだ服を洗濯籠に突っ込み、どろりと落ちてくる粘液を拭うためにトイレに駆け込んだ。
父親が寝てから母親が戻るまでが唯一の安らぎの時間だ。
ぬるい残り湯に浸かってシャワーで丁寧に白濁を洗い流した。
この作業は何度やっても慣れず、膣奥からどろりと流れてくる粘液を掻き出すのは時間がかかるのだ。
そうしている間に母親が帰ってきてしまい、いつまで風呂に入っているのだと怒鳴られた。
それから急いで服を着て、母親に言われるまま掃除や皿洗いをしていると日付が変わってしまった。
課題を手早く終わらせて寝床に潜り込む。
今日も疲れたのでゆっくり休みたい。
しかし、朝母親よりも早起きしなくてはまた金切り声をあげて怒られてしまう。
どうしてこんな目に遭わなくてはいけないのだろうか、とため息を吐いて眠りに就いたのだった。
翌朝、奇跡的に母親より少しだけ早く目覚めることができたため、朝食の支度を急いでした。
母親は相変わらずイライラした様子で食事をして、それを見ていた茉白に罵詈雑言を浴びせて出かけていった。
茉白は学校に行かなくては父親の相手を1日することになるのでのろのろと鞄を持ち、学校に向かった。
学校も茉白にとっては安心できる場所ではないのだ。
今日は上履きの中に画鋲が入っていたし、置いて帰っていた体操服の袋はボロボロになっていた。
教室に入れば「気持ち悪い」だの「学校に来るな」だの暴言を浴びせられる。
授業中も椅子を蹴られたり近くでヒソヒソと悪口を言われたりして、あまり集中できない。
学校が終わると早々に教室から立ち去り、唯一の心の拠り所になっている公園のベンチに腰掛ける。
人通りもなく綺麗な水が使えるこの公園は茉白のお気に入りで、家に入れてもらえない日はここで過ごすことも少なくない。
しばらくボーッと木の葉が揺れるのを見ていた茉白の腕に温かいものが擦り寄った。
驚いてそれを見ると、黒猫が茉白の腕に顔を擦り付け、茉白の膝の上に乗り上げてきた。
『あったかい…』
茉白は膝の上で丸まった黒猫の背をそっと撫で、その温かさと柔らかさにほっと息を吐いた。
暫く撫で撫でと温かな毛皮を堪能していると、黒猫はくあっとあくびをして茉白の膝から降りて何処かに行ってしまった。
茉白は残念そうに温かさの残った膝を撫でると、何か硬い物があるのに気がついた。
それは金色の指輪だった。
『猫ちゃんが落としたの…?』
茉白は不思議そうに指輪を眺めて興味本位で嵌めてみることにした。
案外大きな指輪は薬指には嵌まらず、中指に嵌め直した。
その瞬間、茉白の視界がグニャリと歪んで気を失ったのだった…
『……ん?』
気がつくとふかふかの布団に寝ていた。
こんなにも肌触りが良く温かい布団で寝たことはない。
布団を抱き込んで触り心地を確かめていると、微かなノックの音の後にキイ…と控えめに扉が開く音がした。
誰かが部屋に入ってくる足音を聞いて、茉白はそのまま寝たふりをするしかない。
暴れる心臓の音が近づいてくる誰かに聞こえやしないか、とヒヤヒヤしていると、誰かはそっと茉白の頭を撫でて布団を掛け直してくれた。
実の親にもそんな事をされたことがなかった茉白は、その手の温かさにほろりと涙がこぼれた。
温かい手はそっと茉白の涙を拭ってまた頭を撫でてくれた。
茉白は我慢して堰き止めていた涙をボロボロと流し、その手に縋り付いた。
手は茉白の後頭部に回り、そっと逞しい腕の中に抱き込まれた。
『っ、ぅ…っ、ひっく、ぐすっ…』
茉白は誰かも分からない優しい人に抱きしめられて泣きながら、ようやく安心できる場所を見つけられた気がした。
しばらく泣き続けて落ち着いた茉白は、抱きしめてくれていた人に深々と頭を下げていた。
『すみません、ご迷惑をおかけしました…』
その人は白黒の髪に一房だけピンク色の毛がある、不思議な髪型をしていた。
その人は優しそうなタレ目を瞬かせ、優しく微笑んだ。
「いいえ、迷惑だなんて思いません。
どうかお顔を上げてください、主様。
貴女は私たちの希望なのですから」
優しそうなその人はベリアンと名乗った。
ベリアンは茉白にここが異世界のお屋敷であること、この世界には天使という存在がいて人間を脅かしていること、天使を狩る悪魔執事の力を解放するためには茉白の協力が必要なことなどを伝えた。
茉白はもちろん協力するのは構わないとすぐに頷いた。
ベリアンは嬉しそうに茉白に頭を下げる。
「主様、本当にありがとうございます。
しかし、主様にも主様の生活がお有りでしょうから、無理にとは言いません。
できる限りこのお屋敷で過ごしていただけると嬉しいです。
お屋敷に居てくださる間は、精一杯おもてなしさせていただきます」
『…え』
茉白は二度と元の世界に帰れないと思っていたので、多少ショックを受けた。
この優しそうな人がいるお屋敷でずっと過ごせるものだと思っていたのだ。
『…わ、わかりした…学校にいる時間以外はお屋敷にお邪魔しますね…』
茉白は学生服のままだったため、違和感を持たれないようにそう答えるしか無かった。
嬉しそうに頷くベリアンには悪いが、茉白は自分の都合など無視してずっと屋敷に閉じ込めてくれたら良いのに、と思ってしまった。
それから他の執事たちを紹介されて、食堂で豪華な食事を食べさせてもらった。
温かくて美味しく、安全な食事なんていつぶりだろうかと一口一口噛み締めて味わった。
熱々のスープをふうふうと冷ましながら食べる幸福感は筆舌に尽くしがたいものだった。
更に、大きなお風呂でゆっくりと体を洗って癒されて、長い髪が美しいと褒められながらケアをしてもらった。
寝るときにはお姫様のようなネグリジェを着て、ベリアンが眠りにつくまで優しく声を掛けてくれた。
なんて幸せな生活なのだろう、と眠りに就いたが、翌朝学校のために起こされたことで気分はかなり沈んでしまっていた。
『行ってきます…』
そう言って指輪を外すと昨日の公園に戻っていた。
茉白は重い足取りのまま学校へとのろのろと歩みを進めた。
「また来たよアイツ」
「いい加減死ねば良いのに」
「うわ、こっち見た最悪」
教室に入るといつも通り悪口の嵐。
今日は素敵な朝ごはんを食べて、丁寧に髪の毛を結ってもらって、頑張ろうと思えていた心がどんどん死んでいく。
できる限り知らんふりを貫き、下校時間まで嫌がらせと悪口を耐え忍んだ。
「お前、何色気づいてんの?」
「お前がオシャレとかキモいんだけど」
「なに?香水でも付けてんの?古臭い匂いで超ウケルんだけど」
帰り際、女子たちに絡まれて帰れなくなってしまった。
フェネスさんが昨晩丁寧に丁寧に塗り込んでくれたヘアオイルの匂いをイジられて流石に腹がたった。
『通してください』
茉白は小さくも芯のある声でそう言った。
「はぁ?何でお前に命令されないといけないわけ?」
「生意気すぎ。自分の立場分かってる?」
女子たちは茉白を押さえ込んでニヤニヤと笑い出した。
「そのうざったい髪切ってやるから」
『やめてください!』
「うるさっ、口塞いどいてよ」
女子が取り出したのは小型のカッターナイフ。
それで茉白の毛束を掴んで根本から切り裂いていく。
茉白は必死に抵抗したが3人がかりで押さえつけられては手も足も出なかった。
無惨にも床に打ち捨てられた三つ編みを眺めて、茉白は必死に泣き出しそうなのを堪えていた。
ここで泣いたらもっと酷いことをされそうだからと思ってのことだったが、女子たちは茉白の髪を掴んでついでに全部抜いてやろうかと笑い出した。
四方から髪を掴まれて抜かれていく痛みに耐えきれなくなり、茉白はポケットの中に手を入れて指輪を嵌めた。
『…ひっく…ぐすっ…』
ぐちゃぐちゃに乱れた服装と無惨に切り刻まれた髪の毛を見て、執事たちはなんと言って良いのか分からないままひとまず部屋に案内した。
紅茶を淹れて茉白を椅子に座らせ、ベリアンが茉白の前に膝をついて何があったのか話して欲しいと懇願した。
茉白は震える声で学校で虐められていることを明かした。
「…ご両親にこのことは?」
『両親は…私のことなんて全然大事じゃない、都合のいい召使いみたいに思ってるんです!』
茉白は感情を爆発させて酷く泣きじゃくり、ベリアンはしゃくりあげる茉白をそっと抱きしめるしか出来なかった。