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※軍パロ
※後輩組
※エセ関西弁
※キャラ崩壊
※ご本人様とは関係ありません
syp「だからお前はそんなんなんやって。」
ci「そんなんってなんやねん!」
冷たく言い放つsypに負けじと言い返す。
最近書類仕事のミスが多い上にふらっと出かけた先で敵国の奴らに怪我を負わされる始末。
今は怪我の治療が終わり、それについてsypに怒られている。
syp「そんなんやろ。書類ミスして、ふらっと出かけたと思ったら怪我して帰ってきて…。もうちょっとちゃんとしろや。」
ci「書類は疲れてただけやし!怪我だって命に別状は無かったんやからもう良いやんかっ!」
syp「そういうことや無くて…大体お前は」
厳しいsypの言葉に腹が立ってつい言ってしまった。
ci「もういい!!sypなんか嫌いやっ!!!」
syp「俺だってもうええわ!ciなんか知らん!」
sypのその言葉を聞くと同時に背を向け、走り出した。
なんやねんっアイツ!
悪いのは俺かも知れんけどさぁ!!
あんなキツく言わんでもええやん!
…なんやねん
こんな時ぐらい、ちょっとだけでも俺の心配してくれたってええやんか…
…
sypと喧嘩した日からはや5日。
あれから一っっっ言も話していない。
アイツ酷いんやで?
謝ろうと思って話しかけても無視、無視、無視!!!!
挙句の果てにちょっと近づいただけで距離を置かれる。
まぁ、嫌い、なんて言った俺が悪いんやけどさ、早く仲直りしたいよ…
今日もsypに謝るため、機会を伺っていると、sypと話していた部長が大先生に呼ばれ、どこかに離れていった。
今がチャンスや…!
そう思ってsypに話しかける。
ci「syp!」
syp「…」
返事は返って来なかった。
こっちを一瞥してすぐに背を向けるsyp。
遠ざかっていくsypの後ろ姿を見ていると、急に今までの寂しさや不安が込み上げてきた。
堰を切ったように、涙が溢れて止まらなくなってしまった。
sypの後ろ姿に向かって、呟くように口にした。
ci「…syp……ごめん、ごめんなさい…」
今まで話しかけても何の反応もなかったsypが、驚いたようにこっちを振り返った。
ci「…嫌い、なんて言って ごめんなさい…。…もう、ミスしないように頑張るから、襲われても大丈夫なようにもっと強くなるから…っ。」
ci「…お願いだから、返事して、俺と話して…」
sypがこっちに駆け寄ってきて俺を優しく抱き寄せた。
…!
久しぶりのsypの体温…
syp「お前が敵国の奴らに襲われて怪我して帰ってきたって聞いて、俺がどんだけ心配したか分かってる!?」
syp「もし重い怪我だったら、とかもしciがおらんくなったら、とかめっちゃ心配したんやぞ!!!!」
syp「それなのにお前は何も分かってくれないしさあ…!」
sypのその言葉に、またもや涙が溢れてくる。
sypに、こんなに心配されてたなんて知らなかった。
ci「…ごめん…」
syp「…でも俺もいくらお前に嫌いって言われたからって無視するのは大人気なかったわ…ごめん。」
ci「ごめん…」
sypの体に手を回した。
sypもそれに応えるように俺の体を抱きしめる力を強めた。
ciさんは可愛い。
いつも結構塩対応のsypさんが本当は怪我したciさんの事めっちゃ心配してるって良くない?
医務室でsn神さんにciは大丈夫なんですか!?って詰め寄っててほしい。
前回の第12話が♡900いってめちゃっっっっっっっくちゃびっくりしました。
短編集自体も♡1800。
やばくね?
皆様ありがとうございます。