試作

三枝ーー ！！！かくぞーーー！！！

 

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『はーあ…』

現在私はテスト補習中。

テスト中、夜遅くまで配信を見ていたせいか、

うとうとしてしまって寝たら この始末。

寝なかったら普通に帰れたのに、

このテスト普通に簡単なんだが。

見直しする程でもない。

あと30分…

タイマーを見ると退屈なので 窓を見る。

一応テスト裏返しにしとくか。

『猫ちゃん…！！！』

うちの家はペット禁止だから動物欲にまけて

じっと見る。

すると遠くに「にゃんちゃ〜ん」、と言っている声がする、

…ていうか窓の目の前にいる。

パチっと目が合うと

お互いちょっと気まずくて会釈をし合う。

確か…、三枝明那、？

不破くんの友達だった気がする。

するとあっちから口パク？

の ようなものを された。

「ね こ は す き で す か」

『だ い す き 』

猫が好きと伝えると目を輝かせて、

おれも！という感じで自分に指をさしている。

それを見て私は少し笑ってしまった。

彼をまた見ると少し考えた素振りをしてから、

「そ  っ ち い っ て い い ？」

と口パクしながら顔を少し傾けられる。

話すのなんて、ほぼ初めてなのに

嬉しさで爆発しそうだ。

テスト中ということも忘れすぐに頷いていた。

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続 きかきます今度！！