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50人クラフト bl
本人様とは一切関係ありません
地雷さんは👋🏻👋🏻
8914 ネームバース
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この世には「ネーム」と「ノーネーム」と呼ばれる二種類の人間がいる。
「ネーム」という人間は身体のどこかに運命の相手のイニシャルや名前が刻まれている。「ノーネーム」はそれがない人間のこと。
生まれた時からその名前が濃い人や、生まれた時は薄いが、段々と濃くなってくる人もいるらしい。
014「まあ俺には関係ないけどな〜」
そう、俺は「ノーネーム」側の人間だ。
たまに風呂に入った時に全身を確認してみるがそれらしきものは見つからないのでやはり俺はノーネームなのだろう。
014「運命の人は気になるけど、別にそれ以外で損はないしな」
014「あ、そろそろ撮影の時間だ」
撮影、というのは俺が参加している50人クラフトの撮影のことだ。
014「えーと、vcはっと、」
014「ゲ、もう893いるじゃん」
ピロンッ(入る)
014「…」
893「あ〜!いっくん遅かったじゃん 」
014「お前が早いんだろ」
893「おかげで寂しかったよ?相手して?」
014「むりきもい」
893「え〜んひどい…」
893「そういえば、今日は嬉しいお知らせがあるらしいよ。kunさんが言ってた」
014「ほんとだ、見てなかった」
014「…kunさんがいうと良い物には聞こえないんだけど」
893「んふふ、確かにね」
撮影中
kun「あ、そうだ。今回はいいお知らせが」
kun「なんとオフ会をまたやろうと思っててね」
014「…ぇえ、オフ会かよ」
893「いいお知らせ…かな?」
014「893はどうせ来ないでしょ 」
893「ん〜どうしようかな」
014「え、くるの?」
893「なに、嫌なの?じゃあ行かないけど」
014「俺に従うのやめてくんない?俺が悪くなるじゃん」
893「はは、ごめんって」
014「で、行くの?」
893「来て欲しい?」
014「…うーん」
俺も人間だから好奇心というものはある。謎だと言われている893に1度は会ってみたいと思ってしまう。
014「…俺が来てって言ったら来てくれるの?」
893「…まあいっくんのお願いだったら行ってやらないこともないよ?」
014「じゃあ、来て欲しい…かも、?」
893「んふ、なんで疑問形なのさ」
893「わかった、今回は行こうかな」
014「え、ほんと!?みんなに言ってもいい?」
893「えーじゃあ秘密にしといて」
893「少しだけびっくりさせたいじゃん?」
014「…みんなとんでもなく驚くだろうけどね」
014「じゃあ、楽しみにしとくね」
014「ちょっとだけ」
893「もっと楽しみにしといて?笑」
014「…うん」
kun「運命の人に出会うかもって?笑」
kun「まあ、そうかもな笑笑」
運命の人、か… 俺には関係ない話だな
当日
参加勢「え、あれ誰?」
参加勢「初めてくる人じゃないの?」
参加勢「くそイケメンじゃん、滅びろ」
014「ん?誰だ」
???「あ、いっくーん。相変わらず目立たないね」
014「え、だれ…ですか?」
???「ひどいなあ、楽しみにしててくれたんでしょ?」
014「え、もしかして」
014「8・9・3 !??!(バカデカボイス)」
893「ちょ、声大きいって。そうだよ、893だよ」
参加勢「893来てんの?」
参加勢「え、だれだれどれどれ」
参加勢「さっきのイケメンじゃね?」
014「いやお前名前カード掛けとけよ」
893「ああ、忘れてた」
014「…………」
こいつ顔良すぎじゃないか?
いや、他のやつが低レベルなだけか?それは失礼か…
いや、にしても
014「解釈一致。」
893「え、なに急に」
014「やっぱイケメンかよ〜…はあ」
893「そう?いっくんに言われると嬉しいな」
014「はいはいそうですか。」
893「適当だなあ」
014「…てか気になっちゃったんだけどさ」
014「お前ってネーム?」
893「はは、会うの初めてなのにもう聞いちゃう?笑」
893「まあね、隠す必要も無いし言うけど、俺はネームだよ」
014「え、まじで?えだれだれ」
893「…いっくん、って言ったらどうする?」
014「っは、びびったじゃん。やめろよ」
893「まあ、いっくんは言わずもがなって感じだよね笑」
014「うるさい、だまれ」
ピクッ
ん?なんか胸あたりがくすぐったかった気がするんだけど……まあ気のせいか
014「でもやっぱり運命の人って気にならない?」
893「俺はもうわかってるからいいかな」
014「うざ…」
014「てか、ノーネームの人が知る方法無いの?」
893「うーん…」
893「…方法は知らないけど、ノーネームの人が運命の人に会ったとき、たまにネームに変わることがあるんだってね」
014「え、そうなの」
ん?じゃあさっきくすぐったかったのは…?
いやそんな訳ないだろ。だとしても893は嫌だ…確認した方がいいか?
014「へ、へぇ…ちょ、っとトイレ行ってくる」
893「ん、行ってら〜」
いやいやそんなわけない。違う。違うんだ。
…でも仮にそうだったら?893が運命の人だったら?他人よりはいいのだろうか。
014「鏡鏡…」
キョロキョロ(周りを見渡す)
誰もいないよな?
チラッ(胸元をみる)
014「は゛!?」
だれだよ〇〇って!?!?
さっき会った中に居たとするならば誰かの本名…ってことか?むりむりむりむり
いや、覚悟を決めろ。確認するしか道は無い。
014「ただいま」
893「おかえり〜」
014「なあ、893?〇〇って誰か知ってる?」
893「え、まってなんで知ってるの」
は?なんでこいつこんな焦ってんだ
014「もしかして、誰か知ってたりする?」
893「…それ俺の本名なんだけど(コソッ」
014「は?いや、だって?ぇえ!?」
893「もしかして、俺の身体に刻まれてる〇〇っていっくんのこと?」
014「え、お前なんで知って…」
え、ちょっとまって…じゃあ俺ら、
いやーよくわからないね。リクエストでもないのに書きたくなっちゃったんだ…許して🥲🥲🥲🥲🥲🥲ネームバース非常に好き。
多分続けるし次で終わらせたい。
がんばるので見届けてください🥲🥲🥲🥲
じゃ👋🏻
コメント
4件
見るの遅れちゃってごめんね😭🌀8914だいすき勢だから嬉しい‼️💗時間ないのにこんな素敵な作品書いてくれてありがとう😿♡ネームバース知らなかったから良さをおかかちゃんの作品で知れてはっぴー😻 893がたまにんふって笑い方するの優しいお兄さんが出ててとってもすき🎶いっくんがちょっとだけ楽しみにしてるって言ったのもつんでれでててよすぎる😽😽💟続きほんとに楽しみ❕無理ない程度に頑張ってね!!
初コメ失礼します! わー!!8914めちゃくちゃ好きなので嬉しいです!✨続き楽しみに待ってます!!✨