【 五条side 】
夜蛾「今日宵は休みだ。」
硝子「どうかしたんですか?」
夜蛾「熱が出たらしい。」
夏油「珍しいね。」
夜蛾「それで、宵の任務は傑が引き継いでくれ。」
夜蛾「場所が近かったはずだから、自分のが終わってから。」
夏油「わかりました。」
硝子「宵が休むとわね〜しかも体調不良。」
夏油「元気の塊みたいな感じだから想像がつかないな。」
“ガタッ”
夏油「悟、どこへ行くんだい?」
五条「あいつの部屋。」
五条「苦しんでる面拝んでこようと思って。 じゃ。」
夏油「…素直にお見舞いに行くって言えばいいのに。」
硝子「ねー。」
【 時透side 】
“ガチャ”
時透「……ノックしろ、五条。」
五条「俺ってわかるなら別によくね?」
時透「よくない。」
なんで来たって聞いたら
お前の苦しむ面拝んでやろうと思って。
って返された。邪道め。
そしてそいつは当然のようにベット脇に座る。
あぐらで頬杖をついて。
五条「バカは風邪ひかないんじゃねぇの?」
時透「じゃあ私バカじゃないんだ。」
五条「ンなわけ。 なんで熱出た。」
時透「……昨日、」
時透「大雨だったでしょ。」
時透「ちょっとテンション上がって校庭で20分くらいトトロダンスしてたらこのザマ。」
五条「やっぱお前バカだろ。」
時透「あ、そーいえば私今日任務入ってた、、」
五条「行くなバカ。悪化すんぞ。」
五条「…傑が引き継いだ。」
時透「……そっかぁ。」
時透「硝子は?」
五条「夜蛾センとなんか話してた。」
時透「ふーん、、つまりアンタは構ってくれる人がいないからココに来たってワケか。」
五条「違ぇよ。逆だ逆。」
五条「お前が寂しくて4ぬかと思って。」
時透「私兎じゃないから。」
時透「寝るから出てって。」
五条「……腹減ってね?」
時透「………………減った。」
拝啓 “ 毎度の如くノックをしなかった ” 君へ
これって看病?
ならコンビニでプリン買ってきて。
アイスでも可。