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最後に笑えていればそれで良い。
こんな最低な私にはそれしか考えられないのだろう。
首無し烏。死ぬまで泣いた。ここで踊っている。
船が出た時に私は泳いでいた。
馬鹿げた世界で感情を叫びながらも倒れていく人々。
悪意の中を彷徨う小さな獣。
まだ終わらない壊れた人形達の哀しいパレヱド。
轢かれた狸と群がる蝿やら蟻やら絶え間無く。
大義を抱いた飛行船にぶつかる流星群。
氷は溶けだして、眠っていた脅威を呼び起こす。
焼かれた山には生命の根源が埋められた。
過酷な生活の上に落ちた死体と転がる銭。
戦う機械は暴走している。
血塗れの腕の中で眠る赤子。
兎が獅子を喰い殺した。
眠れないから私は死ぬまで孤独になる。