次の日
皐月side
朝7時
皐月『あ″〜、眠い、何で朝ってこんなにもやる気がないんだ……。』
布団が離してくれない……、布団と結婚しようかなもう……。
何て馬鹿みたいな考えを止めてもそもそと支度をする…。
洗面台で顔を洗って髪の毛をセットして、今日着ていく服を選んで適当にメシ食ってスマホと財布を持って待ち合わせの場所まで向かう…。
梅宮「お!皐月〜!こっちこっち〜!」
柊「バカ!お前の声うるせぇんだから大声出すな!!」
梅宮「え〜、皐月に居場所伝えただけじゃん…」
柊「それでも声がデケェんだよ!もう少し落とせや!」
朝から梅宮怒られてる…シュンとして犬みたいだなぁ…。
桜「…よぉ、遅かったな」
皐月『あー、俺なりに早く来たつもりなんだけど……離してくれなくて?』
桜「(ブワァ)な!何だよ!!?か!彼女かよ!!?///」
皐月『は?いや、布団。朝起きたくないし?布団気持ちいいじゃん??何で遥顔赤いの?風邪引いてんのか!?大丈夫か!!?』
楡井「何かあの2人……。」
蘇芳「見てて面白いね〜!2人とも天然さんだぁ!」
柊「お前ら2人静かにしろ!」
皐月『そんなん言っても遥熱あるみたいだぞ!?こんなんでタイマン大丈夫なのか!?』
柊「はぁ?熱あんのか桜」
桜「ちげーよ!!お、お前が変な事言うから!!」
蘇芳「桜くんは皐月さんに彼女がいるかもって思って赤面しちゃっただけですよ!」
皐月『??俺彼女いねぇよ?』
柊(胃が痛てぇ……。)
桜「い、言い方とかアンだろ!!」
遥が赤面しながら言うから取り敢えず
皐月『うん?何か…ごめん?』コテン
訳も分からないから取り敢えず謝っとく…。
桜「////あー!もう!行くぞ!!」
遥怒ってる……、俺なんかしちゃったのかな……。
蘇芳(無自覚なタラシだなぁ皐月さん、まぁ桜くんの赤面見るのも面白いし放っておこう!)
楡井(…蘇芳さん絶対悪巧みしてる…でも皐月さんもあんな天然みたいなとこあるんだ…意外…、メモしとかなきゃ!)
それから獅子頭連の奴らと合流して案内してもらい″オリ″という奴らの根城に着いた……。
中に入れば騒がしいのなんの……。
モブ「アイツ風鈴の制服着てねぇじゃん!」
モブ「アレだろ、十亀さんのお気に入り、俺もいたぶってやりてぇなぁ!」
聞こえてるっての……。
梅宮「?皐月?俺の隣座れよ?」
皐月『いや、俺は風鈴と関係ないし後ろから見てるよ』
梅宮「…そっか」
俺はオリの風鈴側の壁に立ったまま眺める事にした。
ノッポ君と蘇芳君、柊さんの喧嘩を見て…。
やり方来たねぇやつもいるし、喧嘩自体慣れてない奴もいる、柊さんは金髪の人と関わりがある様で普段の喧嘩より優しいように見える…。
これから遥と十亀の喧嘩だ……。
十亀は一体何を隠してる…?何がそんな不安なんだ?
遥と十亀のタイマンが終わって…、兎耳山と梅宮のタイマンになる前に
十亀「丁子、俺らの喧嘩に意味なんて……」
ドカンッ
皐月『痛ってぇなぁ、十亀のとこの頭取?容赦ねぇのな』
十亀「さ、皐月!?何で!?」
皐月『十亀さぁ、ずっと自分で何とかしようとか、風鈴と戦えばなんとかなると思ってただろ?それで、十亀が傷付いたらダメだろ、ちゃんとタイマン終わった後に話し合いしなきゃ意味ねぇだろ…。』
あーあ、打ちどころ悪くて血が止まんねぇ……。
十亀が必死になって何か言ってるけど、聞こえない……。
遥も何か言ってる……、ごめん、ちょっと寝たい……、全部見れなくて……ごめん……。
コメント
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毎回面白くて好きです!続き待ってます!