テラーノベル
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こんちゃぁぁぁ★ぶら猫でございます★自分で作業用BGMを纏めて作ってみたら結構効果があったわwアツクラ歌みたまとめみたいな(?)
話は変わるんやけど、毎回雨栗さんの出番が少なすぎるので、今回は雨ルザです!米将軍推しの人は余り見ない方が身の為です()。今回、しねたありです。苦手な方はブラウザ、アプリバックお願いします。
それでは!
“命”。それは、一つの灯火で出来ていて、その灯火が消えると人類は生きる事ができなくなってしまう。
僕は、最近気になった事がある。隣の席の米将軍が最近ずっと来てない事だ。今まで全く話した事は無いけれど。隣の席の奴が休んでると…謎に心配だ。
この気持ちになるのは僕だけか?という訳なのだが、全く話した事がないからそりゃあ家などは絶対に知らない。逆に知っていたらストーカーになってしまう。
…それならどうやって確認するか。それが問題になってくる。教師に確認するか?…いや、でも僕みたいな隠キャが人に話せる訳がなかった。結局、理由が分からないまま家に帰宅していた。
自室に入った瞬間、鞄を放り投げてベッドに飛び乗った。
「あぁ…気になる…」
「気になる」という気持ちだけで頭が埋まっていた。
「どうしよ、どうやったら分かるだろ」
ベッドの上でジタバタしながら考える。
…そして、気づけば手にゲーム機を持っていて、気づけば次の日になっていた。
「…結局わかんなかった…」
僕は重たい足を運んで、昨日放り投げた鞄を持って学校へと向かった。
〜小休憩〜
ワークスの冷やしどら焼きでおらふくんやった!コースターはおんりーやった!神やった★
徹夜でゲームをやっていたのもあり、僕はフラフラしながら学校へ向かう。勿論、提出物は手も付けていない。
学校へ着く。時間は、あと5分で遅刻…という時だった。
僕が席に着くと、隣には昨日までずっと居なかった米将軍が居た。
「…」
「…」
普通に気まずかった。
2人の間の沈黙がしばらく続いた。
昼休み。教室には僕と米将軍、2人しか残って居なかった。
気まずい沈黙を逃れる為に、僕は机の中からスマホとワイヤレスイヤホンを取り出して、音楽を聴く事にした。
…僕はいつの間にか寝てしまって居た。
目が覚めた時。何を思ったのか、僕は米将軍に話しかけていた。けれど、返事はなく、ただ俯いているだけだった。
「ちょっとっ、、聞いてんの!?」
僕は少しキレかけて、叫ぶ。
けれど、返事は一切ない。
僕は少し心配になって、手を握ってみた。
「手が…冷たい…」
僕の身体の血が引く。
僕は保健室まで全力で走り、息を切らせながら戸をあける。
「水月君、廊下は走しる…」
教師の声を遮って僕は言う。
「先生!!米将軍さんがっ!」
そう言うと、教師は何かを察したように、僕に案内を命じられた。
教室に着き、状況を説明すると、教師はすぐに救急車を呼んでくれた。
すぐに米将軍は運ばれて行った。
教師に、「水月君も乗って行く?」と言われたが、友達でもないので乗って行かない事にした。
僕が教室に戻ると、僕と米将軍以外、誰も居なかったはずの教室に、大勢の人が居た。半数以上…いや、さらに居たかもしれない。
僕がクラスにいる事に気づくと、大勢の人から質問攻めされた。けれど、別に僕はただ話しかけようとしたらこうなっていた訳で、異変に気づくスーパーマンな訳でもない。
だから、何も答えずに教室を出て、急いで保健室に向かい、鍵を閉め、保健室にある椅子に座った。
5分程、椅子に座っていると、保健室にある固定電話が鳴った。
電話に出てみると、保健室の教師からだった。僕の行動を先読みされている…のではなく、スマホが使えない時は大体此処にいるからわかったのだろう。
内容は、僕も病院へ来いと言う物だった。一度断ったのに、もう一度呼ばれるという事は、何かあったのだろうか。
隣のクラスに、米将軍の友達がいるらしく、その人の親の車に乗って、病院へ行く感じらしい。
…これ、僕と相手、どちらも気まずくなる奴だよね?そうだよね?
その人の親は、とても優しかった。それは良いのだが、車内はなんとも言えない空気が漂っていて、やはり気まずかった。普通はね。そうだよね。
病院へ着くと、保健室の教師が待っていて、僕達を病室まで連れて行ってくれた。
そこに居たのは、口に謎の機をつけられ、ずっと目を瞑っている米将軍が居た。
僕は少し、手が震えた。隣にいた、米将軍の友達は、目から涙が溢れていた。
「半昏睡状態なんですよ。」
医師からは、そう言われた。
友達でも、話しても無いのに。
僕の目からは涙が溢れた。
手は震えて、顔はくしゃくしゃになって。
僕も、隣の人も、限界に近かった。
落ち着く為に、一度病室を出た。
病室から出て、落ち着いてから隣の人と話した。
名前は“雨栗”というらしい。
「雨栗…さん、米将軍さんは、昨日までなんで休んでたんですか?」
「…彼奴はな、ずっと病気と闘ってきたんだ。だから学校に来たり来なかったりだったんだ」
「そう、だったんですね」
「…昨日まで熱で苦しんでたらしいな」
「…」
もっと、米将軍の事を知りたい。目を覚ましたら、声を聞きたい。僕が寄り添ってあげたい。
そんな気持ちで、僕の頭の中は埋まってしまった。
「…雨栗さん、もう一回、米将軍さんに会いに行きましょう。」
会いに行く。その事しか考えて居なかった。
雨栗は、しばらく待ってから、許可してくれた。
もう一度、病室に入った。
僕達が入った時。
米将軍は、少しだけだが、目を開いていた。
「こめしょー!!!」
雨栗は、思わず声を出す。
「…あま…ぐりか?」
「…こめしょー…」
雨栗は、ずっと泣いていた。
僕は、色々と質問しようとしたが、足が重く、動かなかった。
その時。米将軍が僕に話しかけてきた。
「…水月さん…だっけ?…俺を、助けてくれたのッ…お前なんだろ?」
どうやら、看護婦さんに聞いたらしい。
僕は、そう と言った。それだけだった。
それくらいに冷たい僕なのに、米将軍は変わらず話を続ける。
「俺の、体調が…治ったら…お前の話も詳しく聞かせてくれよな?」
力を振り絞ったような声だった。
僕は、「わかった」とだけ言った。
あれだけ頭の中で考えて置いて、なんで実行できないんだろう。
「面会時間が迫ってるから、また明日来るね」
雨栗がそう言って、僕の手を引き、病室から出た。
僕は、雨栗の親の車で、家まで送って行って貰った。
「じゃあ、明日も病院に!」
「わかった、また雨栗さんの車で?」
「そうそう!じゃっ!」
「ん〜」
そう言って、玄関の扉を開ける。
扉の先には、母親が居て、「どうだった?」と聞かれた。
僕はその質問に答えずに、自室に入って、布団に入る。
僕が深い眠りについた時。体が過去にない程震えた。
「ん、冷房の温度低いかな…?」
そう言って、目を擦りながらエアコンのリモコンを確認する。
「…いや、いつもと同じだ」
『何かおかしい』
けれど、心あたりは無く、僕はもう一度眠りにつく事にした。
次の日になり、僕は学校に行く支度を黙々としていた。その時、自室の机の上に置いておいたスマホから着信音が鳴る。雨栗からだった。実は、昨日のうちに連絡先を交換していた。
僕が話す間もない程、雨栗は早口で言う。『今すぐ病院へ来て』と言う物だった。
僕は親に事情を伝え、病院まで連れて行って貰った。
病院に着くと、暗い顔の雨栗が立っていた。僕が雨栗の近くまで行くと、何も話さずに米将軍がいる病室まで向かう。
…僕の目に映ったのは、最悪の光景だった。
「…雨栗さん…なんで…、、」
「…確かに、昨日までは話してたもんな」
僕は、なんて愚かだ。
〜小休憩〜
…こめしょーは神様ですか?マジでぇ…
(おらふくんとるざぴにもおんなじ事されてる)
ねこおじぃぃぃぃ!?ガチか、、…現実か、…ん?そうか、
…あれから、数ヶ月が経った。
あの事があってから、僕は家に引き篭もっている。もう、部屋から出る気は無い。そんなある日、雨栗から電話が掛かってきた。
『私の家に来て』と言う物だった。
「家から出る気は無い」と言うも、説得力があり、渋々行く事にした。
家まで歩いて行くと、雨栗の親が玄関で迎えてくれて、雨栗が自室まで連れて行ってくれた。そして、一通の手紙を僕に渡した。
___米将軍からだった。
「その手紙、こめしょーの病室に置いてあったんだよ。私もまだ読んで無いから一緒に読も?」
そう言われて、雨栗と一緒に手紙を恐る恐る開ける。
_________雨栗と水月さんへ。
「2人が帰った後、すぐにこの手紙を書きました。僕の為に病室まで来てくれてありがとう。水月さんは、僕を助けてくれてありがとうございます。___」
色々と書いてあった。
けれど、僕が一番印象に残ったのは、この文である。
「僕の命の灯火はとても弱くてすぐに消えてしまったけれど、2人は絶対に灯火を長く持って。決して、自分で灯火を消したりはしないでください。これが、天にいる僕からのただ一つのお願いです。僕が居なくても、2人で楽しく生きてください。」
「こめしょー…」
「米将軍さん…」
泣いてしまった。
今まで気づかなかった、僕達は…
「雨栗さん、僕ね、あの日の前日に凄い体が震えたんですよ?」
「…それ、こめしょーが何か伝えようとしてたのかもよ?」
「w確かにね!」
あの時から数年が経った。僕達は、“米将軍のお願い”を受けた。
…僕は引き篭もるのは辞めた。雨栗さんと話す機会が増えた。色々、あの時と変わった。これも、“米将軍”のおかげなのかもしれない。
僕達はあの時の手紙を思い出しながら、雨栗と一緒に前へ進んでいる。
…終わり方下手やなぁ…
ワークス楽しかったわぁ…
(しれっと自慢するな)
皆さんもぉ!『命の灯火』は大事にしましょうね、消そうと思えばすぐに消えちゃうので。
4085字、お疲れ様でした!
それでは!
コメント
3件
こめしょー、、、泣、、、、、、 めっちゃいい話でした、、、!