テラーノベル
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書いてみたくなったので書く小説です。
中の人がワンピースにハマり、ホールケーキアイランド編が特に好き(というか推しができてしまいました)なのでシャーロット家で書いていきます。
中の人が書きたい様に書きますので、気になる方はご覧下さい。
【注意⚠️】
•完全に中の人の妄想によって作られた二次創作です。
•ご本人様とは一切関係がございません。
•キャラクターの口調&性格等々を完全に理解していないので、キャラ崩壊、口調崩壊がある可能性があります。予めご了承下さい
•キャラクター登場に偏り有り
•ゆるすぎるほのぼのだったりガッチガチのシリアスを書いたりと情緒が何一つ安定しないと思います。
書かれるキャラ達に興味がある方(出た方)はプライムビデオ等で視聴して貰えればと思います。
[キャラクターを知らない方への軽い説明]
•ビッグマムことシャーロットリンリンの子供達。
•総勢85名の血の繋がった兄弟がいる超家庭。
•{ここでは主にストーリー中に登場する兄弟が出ます。マイナーすぎる兄弟達は出ません}
長らくお待たせしました。
以下踏まえてお読みくだされば幸いです
今回はシリアス(?)風味で行かせて頂きます
本編start
⇩
[主な登場人物]
C.(シャーロット)クラッカー
C.カタクリ
【矛盾した約束】
ザッ…タッ, …スッ
「……。」
チャギン!!
ある森の奥で、大きな金属音が轟く。
ただの森ではない。木や花には顔があり、自我がある様に動く。なぜならその植物達はビッグマムの能力により魂を与えられたからである。
その″誘惑の森″の少し開けた場所で、二人の人影が見えていた。
ドォンッ!!!
右の脇腹にモグラのかぎ爪の様な刃が付いた槍が差し込まれる。
「…っ!」
右の脇腹に刺さりかけたそれを、俺は身を捩って回避した。
「ちっ……手加減もなしかよ…」
俺…クラッカーは息つく間も無く飛び上がると地面を軽く蹴飛ばして槍を突きつけて来た人物から一旦離れる
そしてパンパンッと両の手を叩くと、みるみる内にビスケットで造られた兵隊が生み出され、その人物へ走って行く。
「かかって来いよ″兄貴″!」
″兄貴″が再度槍【土竜】を構え直したのを見て、俺も剣を構えた
ダンッッ!!
目の前で揺れる白と黒が使われたファー付きマフラー。
「何故お前との稽古に付き合うのに、あんな物を片付けなくちゃいけねェんだ」
その姿を見俺の額に一滴の冷や汗が浮かぶ。
何だよ、この、兄貴はァ!!
「あれが俺の真骨頂って分かってるだろ!?…って何で襲ってないんだ!?」
左眼を軽く背後にやると、兵隊の足元に白い物体が。やけにベタベタしていて、足の自由を奪われている様に思える
くそ、兄貴の能力【餅】か!!兵隊が邪魔だからって受け流してんのか…
内心怒りが溜まる俺を他所に、兄貴は続ける
「″‘俺‘を鍛えてくれ!!″と言って来たのはお前だろう?兵隊の強度を試す訳じゃない」
と、兄貴…カタクリは槍を振り下ろしながら語る。
それを俺の剣【プレッツェル】で受けると、高い金属音がそこら中に弾け飛ぶ。
今、お互いの刃先が引っ掛かっているため、武器同士であれば単純な力勝負になる。そして……そうなった場合俺は確実に負ける。
「っ、この終わり方でたまるか!!」
俺は両足に力を込めると上に跳ねた。武器同士の絡みも自然と外れ、自由になる。
空中で手を叩き、再度新しい兵隊を生み出す。丁度、兄貴を囲う様に。
「…!」
兄貴の細い瞳孔が僅かに開く。
「おっし」
と、思わず漏らしてしまった自賛の声。だけど、こんな物で止まらないんだよな…この兄貴…
けど、軽い時間稼ぎ位は出来る、俺の兵隊は簡単にはやられねェ
「やれ、ビスケット兵!」
俺の命令が響くと、ドスドスと足音が鳴る。地面を伝ってわかるほどに。
今だ!と自覚するよりも前に、身体が動く
剣を強く握り直し、前方に出した右脚で地面を大きく蹴り飛ばす
それと同時に、片手で剣を大きく突き出した
ダンッ!!!
斜め上からの、鉢の様な刺撃。
「中々だな、クラッカー…」
「だが」
スッ
いつの間に……!?俺は食いしばった口を開く事が出来ない。
兄貴は武装色で黒く染まった、かつ、能力で肥大化させた右腕を大きく振り下ろした
バァン!!
俺の目の前で花火の様に一部が砕けるビスケット兵。全部を壊す気は毛頭なかったんだろう。
とりあえず″抜ける穴″だけくり抜かれた感じに。
見上げた兄貴の目に俺が映っていた。自分で見る自分に、諦めの色を見せたくない、
だけど
「俺の見聞色を越えるには遠い」
ガッッ!!!
「………ッ…」
刃を突き出した俺の身体を情けをかける様子もなく、兵隊を破壊したままの腕で掴んだ。
握力は…流石に強い。控えめに言って、中にあるはずの骨がメキ、と音が鳴ってもおかしくない。
体をなぞる様に生暖かい汗が流れる。
突き出した剣は兄貴の顔面を貫いてはいたけど、貫いていない。
何故ならあちらの顔が白い物体になってぐにゃりと溶け、刃がある部分だけ当たらない様に変形して曲がっていたからだった。
「……くっそ……」
そう言葉を絞り出すと、無言で兄貴は俺を掴む手を離してくれた
負けたのは、一体何度目だろうか。
幼い頃から、時間がある時に兄貴は相手をしてくれた。俺は″将星″を目指してたから。強くなって、守りたかったから。
血反吐を吐くほど能力を鍛えて、手に入れた強さで
目指していたものは叶い、″将星″の称号を受け取る事が出来た。
でも。
…いつも、こんな時、思う。脳内がそれしか考えられない位に、思考が広がる。
俺はまだ同じ領域に立てないのだと…。
「…ありがとう兄貴、忙しい中付き合ってくれてよ。…いつまでも勝てねェ…」
悔しげに俺は顔を歪める。
そんな俺に対して、あっちは溜め息を漏らして笑った様に思えた。
ただの予想に過ぎない。何故なら口元はマフラーで完璧に隠されて見えないからだった
いや、絶対そうだろ。と、謎故確信を持つ俺が居る。
「お前の鍛錬に前向きな姿勢は好きだ。だが無理し過ぎるなよ、もうその傷みたいなの、二度と作るんじゃねェ」
「兄弟が助けを求めている時は、本気で助ける。兄弟を護(まも)るのが兄の役目…そうだろ?兄貴」
「あぁ、昔からあるだろ、俺達にとって一番大切なのは家族と」
兄貴はそう言った。昔から、今に至るまで…俺は未来が見えないけれど、ずっと未来もそうなんだろう。
″俺たちにとって一番大切なのは家族″…隠す事なく、紛れもなく本心だから。特に早く生まれた年長勢の兄、姉達にとっては。
「……強くならねェと………」
目の前に人がいるのに関わらず、俺は誰にも聞こえない様に小さな声で呟く。
俺だって十分強いのだと思う。ビッグマム海賊団の″3将星″の称号を持つ1人としてあれているし、簡単には負けない。
だけど昔っから追っている背中には届かない。
「…俺は仕事が残っているから先に戻る」
精進しろよ、と一言付け足してから兄貴は背を向けて去って行った
靴の装飾が堅苦しく揺れ、微かな金属音が散乱する
俺から見える兄貴の背中は大きかった。いや、他の兄弟から見ても大きいんだろう。
何もかも背負っていそうな……。
「…無理し過ぎるなよ、ってさ」
それ、自分が″有言実行″してるのか?
ほら、例えば。仕事やら何やらが積み重なって風邪気味…熱が出てるラインまで来たとしても…
俺が知っている兄貴達が素直に休んでいる姿が想像できなかった。実際になってみなきゃ分からない点はあるけど、少なくとも俺の妄想の中の兄貴達は
《大丈夫だ。》の一言で済ませちまうんだろう。
むしろ、そう悟られない様に完璧な演技をするんだろうな。体調悪いって事を前に出さないで。
「……。単なる体調の問題なら良い、けど…耐えてる物がもしも″精神的″なことだったら…。」
思わず声が出ている事も知らないくらいに、俺は考え込んでいた。理由も知らずに。
一先ず、こんな問いが浮かぶ
何で辛い事ひたすらに耐えてんだよ…俺達には「休め」とかとやかく言う癖に…!
…と。
どこまでも下の子思いな兄貴達に、かえって鳥肌が立つ。
寒い訳じゃない、ジワリと滲み出た怒りが冷めたからーーーー。
「…でも……な…」
偉そうに考えてる俺も、そうするよな……
はぁ…と、深めに下に向かって溜め息をついた
俺だって…
家族に悟られない為に…偽るよな…元気な自分の姿を…
みんなみんな、休め、って言う。
辛い時は頼れ、って言う。
幼い頃は涙を流して抱き付くくらいに頼ってた。
そして段々と解ってくる。
特にこの海賊団の船長という名の母親【ビッグマム】を背負った、下の兄弟よりずっと…ママが恐ろしいのを知っていたら
知らぬ間に、自分が耐えている物すら分からなくなるんだ
その癖に、他人には言えると。
「無理すんな」ってさ。。。
「…妙に考えてたな、俺…」
目が覚めたような心地がした。ふと自分向いていた方を再度見つめる。
とっくに兄貴は帰ってるんだろーな。何分間自分の世界入ってたんだろ…。
まぁ、過ぎたこと考えたって仕方ないか。
優しいんだ、ひたすらに…苦しい程に
優し過ぎるが故に……矛盾する
案外、人ってそうなのかもしれない
「よし、帰るか。長居しても叱られそうだしな」
俺は森の出口に向かって駆け出す
俺はまだ青二歳。
何が何でも、努力の手を止める気はない。
そうやって無理をし過ぎる兄弟は、塩梅が分からなくなっていくんだ
それでも、元気なら…
意外と、現状維持で構わないのかもな。
俺は、走る速度を上げた
ある開けた誘惑の森。
彼らが去った後の土地には、戦闘の軽い衝撃痕が残っていた
《ご視聴ありがとうございました》
今回あんまり内容まとまってない気がします…泣)と言うかまとまってないなぁ…
精進しなければ……
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コメント
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ひゃぁぁぁぁ!!きたカタクリ!クラッカーー!! 矛盾された約束、ねぇ、、タイトル神ってんね?文章力もあってさ!! これがワンピース初投稿とは思えないクオリティで、、、好き!!!! もう次回も楽しみだよぉぁ!!待ってる!