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このお話から超捏造
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cn視点
みっどぉ、ねぇ
俺の役目はみっどぉの心を救うことじゃなくて、みっどぉの体を救う役目だと思ってる
心に関しては、らっだぁが1番適してると思ってるなぁ
みっどぉの心の奥底には『愛して欲しい』
という欲望がある
それは俺が彼の過去を知っているからだけど
レウさんの状態はすごく安定してるよ
俺がこんなにものんびりとしてるのは、レウさんの胃の損傷だったはずの場所が治っていたから
みっどぉ?俺は医者だよ
毒も、薬もなんでもわかる
みっどぉ。俺は向き合うのが怖いんだ
だからまだ、気づかないふりをさせて
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ru視点
目覚めたとき、目に映ったのは医務室の天井だった
頭の中が整理出来て無さすぎる…
「あ、起きた?おはよう」
「おはよ。今の怪我、どうなってる?」
「それがなんと、治ってるんだよね」
……みどりくんかな
俺はこれでも幹部だから、おおよその推測ぐらいできる
「…みどりくん?」
「多分、ね。薬が塗られてたっぽい。」
「……」
こういうとき、みんなならどういう判断をとるんだろう
俺はいま、怖いよ
みどりくんも、みどりくんの思いに気付けない俺も
みどりくんが裏切り者ってわかったとき、俺はすごく傷つくから、気付きたくない
運営もみんな好きなんだよ
イタズラしてる時の生き生きとした顔も
俺たちや国のために真剣に考えているところも
まだ、俺は弱いから
みんなの後ろにいるだけかもしれないけど
けど、救い出すそのときは手を差し伸ばしたい
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気付かないようにしている青の彼
気付いてしまった黄色の彼
気付かないふりをする紺の彼
気付きたくない赤の彼
ぜんぶ、やさしさ
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彼の昔話 幽霊の記憶
彼は村の神様への授け物として育てられていた人間でした
神様への授け物は穢れがあってはダメなのです
そのため両親からの愛、名前などが無く、孤独に育ちました
孤独による精神的ショックから耐えるために、彼は力を手にしてしまったけど
…彼はもともとそういう器、なんだろうね
そんななか村の子供の数人は彼に近づきましたが、彼は小さい頃愛をもらっていなかった影響で、周りの人に愛を求めるようになっていたのです
村の子供が彼に愛を与えることができるはずもなく、数日で去っていきました
「…ねぇ君。ひとりなの?」
「…ナニ」
人と話すこともなかったので、彼の言葉は拙く、片言でした
「俺も独りなの。鬼だからね」
青い瞳の彼は自分のことを鬼と言いました
「俺ハ…」
………「ネェ、ココカラ先ハ秘密ダヨ?」
………
……
…
今もまだ、彼は愛を望んでいます
伝えられるのはこれだけ
彼を、みどりを救ってあげて
この記憶は、未だ知らない赤色と黄色の元へ届けられた
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「ミンナハ優シスギルカラ、モット裏切ラナイト」
じゃないと優しいみんなは、罪悪感があるでしょ?
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