?「……聞いて欲しいのですが、ステファノ様。今日友人が出来ました。」
ステファノ「_そうなの?もうお友達ができたの?やっぱりすごいねルクレツィアは」
ルクレツィア「そうでしょうか……ステファノ様」
また1羽の鳥が飛んでくる。
ルクレツィア「_あら,?エドアルド様」
エドアルドと呼ばれた鳥が窓辺に止まる
ルクレツィア「どうかされましたか?エドアルド様」
エドアルドが口を開く、銀色に輝く羽が軋む音が部屋に響く。
エドアルド「_地獄が始まる。」
ルクレツィア「へ?」
再びエドアルドは口を開く。
エドアルド「地獄が始まる。」
エドアルドは飛び去っていく銀呪の病に冒され銀1色に染った体で。
銀の羽を軋ませながら。
ルクレツィア「エドアルド様……?」
銀天使とは。
レーニエ湖に満月の夜だけに出る銀呪の幻魚が撒く煙に当てられ、銀呪病にかかった人間以外の動物。
銀呪病とは。
レーニエ湖に満月の夜だけに出る幻魚の煙に当たり体が銀の鱗に覆われていく病。対処法があり家に篭もり、鍵を閉める事。治す方法は未だ分かっていない。
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