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第2話!!!!!!!!!!
酒呑童子が部屋へ戻ると詩織は急いで茨木童子を追いかける。残された屋敷のみんなは、詩織を追うように茨木童子を探しに行ったり、各々自室に戻ったりした。酒呑童子と茨木童子が喧嘩をするのは珍しい事ではないのだが、今回の喧嘩は今までと違うとみんなが思う。詩織は人間だから茨木童子に追いつくわけもなくその距離は、どんどん引き離された。雨が降る。 (バタンッ)詩織が倒れた、意識が朦朧としている中一瞬茨木童子がこちらを振り返ったのが見えた、だがまた走り出してしまった。近くに居た屋敷で暮らしている吸血鬼が詩織の冷たくなっていく体を持ち上げて速やかに屋敷に引き返した。
翌日
私(詩織)の意識が戻った。瞼を開けるとそこには、 屋敷に運んでくれた吸血鬼が居て、ベットで横たわっている私に意識がなくなった間、何があったか話してくれた。
「倒れたあなたを屋敷に運んだあと、酒呑様が直ぐに医者を呼んでくれたんだよ。医者は軽い風邪で1~2日安静にしてたら治るって」
「…でも、酒呑様はその後寝込んでしまって… 今も、うなされながら寝ているんだ……」
その顔は、とても悲しそうで同時に悔やんでいるようでもあった。
〈私があの時に調子に乗りすぎたから。私にとっては、いつもの喧嘩のつもりでも茨木童子には、そのいつもの喧嘩がとても辛い事なら私のせいだ、全部全部全部…全部〉泣きそうになる。
責任感と悲しみが自分の生きてる意味をわからなくする。辛い。投げ出してしまいたい。そんな心情の中 茨木童子は、この屋敷で暮らしていたんだなと思う。
「…吸血鬼さん協力してください!みんなで元の屋敷に戻しましょう」
かるく吸血鬼のキャラ設定
18歳くらいの見た目していて、仲間思いであんまり怒らない。