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応援席にて。


女1「楽しみだね〜〜試合」


女2「だね!けど、青葉城西なんだ相手」


女1「ん?去年も同じじゃなかったっけ」


女2「なんかねー、青葉城西と準決勝で戦ってた烏野っていうチームもものすごく強くって!」


女1「えっ、知らなーい」


女2「凄かったよ!接戦だったの!なんせ、1年生?のオレンジ色の頭の10番の子と9番のセッターの子が凄いの!めっちゃ飛ぶし〜セッターの子がめっちゃ上手で!」


女1「へえ〜あんたのボキャブラリーがw」


女2「wwほんと凄かったんだから〜また見たかったなぁ〜あの二人が出る試合」


烏野高校?

そういえば、この前聞いたことないなぁだなんて思ってたっけ。


早い速攻。

オレンジ色の頭の10番と9番のセッター。


青葉城西と接戦だなんて

どんなチームなんだろう。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

試合中


男「あれ?セッター変わったの?」


周りの人達が話をするのが聞こえる。


女「ほんとだ、明るい髪の子になってるね?」


女「あ、白布賢二郎って子じゃない!?」


男「あ〜高校から編入してきた!」


女「バレー上手なんだぁ」


男「そうでもなくね?なんか全然目立ってねーし」



は?????




女「うーん、私瀬見さんのファンだったからショック〜」


男「瀬見さんの時の方がなんか派手な試合じゃね?」


女「だよね〜もっとみんな積極的に飛んでたしちゃんと使ってた気がする〜」


男「なんで変わったんだろな」


女「瀬見さん可哀想〜」


男「その白布賢二郎ってやつがポジション奪ったんだもんな」


女「ね〜可哀想」



心にもない言葉たち。


悲しくなる。


そんな事ないのに。


賢二郎は、白鳥沢の「強い」を理解してる。


だからセッターに選ばれた。


お兄ちゃんは正セッターではないけれど

お兄ちゃんだって頑張ってる。


そんな事言わないで。

白鳥沢学園恋愛日誌

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