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放送がなったあと私は家に帰れないが汚い姿のままでは行けないので山の奥深くの私しか知らない泉に向かい体や頭を軽く洗いその後桜さんとお父さんとお母さんが見世物にされる時間まで待機
午後
午後になり適当な布を頭から被って泉のある広場まで走って向かった
広場には猿轡を咥えさせられた桜さんと手足を拘束されているお父さんとお母さんが絞首台の横に居た
瑠花)(見つけた…)
】あーあー、聞こえます〜?死刑の執行はあと30分で行われマース、ご飯や飲み物を先に買っておいてくださいね〜
そんな声がマイクを通して広々と伝えられた
桜さん達は初めて会った頃に「俺達は色んな人を助けてんだぜ!」と鼻高々と言っており、助けていたのは…今、私の目の前で全て決定づけられた
歯を剥き出しにして暴れている桜さんを見て皆さんは涙を流し、堪えていた
瑠花)(30分ならまだ時間はある……)
人混みを掻き分け蘇枋さん達を探し始める
暫くしていると嗅ぎ覚えのある匂いがした
瑠花)(この匂い…ちょっと甘い匂いは蘇枋さんだな…いるのか?)
匂いを辿って進んでいると蘇枋さん達を見つけた
瑠花)蘇枋さん!
声を掛けると蘇枋さん達は涙ぐんだ瞳を私に向けた
瑠花)一体何があったんですか?それに私のお父さんやお母さんも…
蘇枋)それは…
何か言葉を詰まらせていた為「3人を助けたいのなら教えて下さい」と言うと蘇枋さんは渋々ながら話してくれた
桜さんの故郷が警察国家で他国からも事件を取り扱っている国だと
そんな国にこの国の事が伝わり桜さんは送り込まれた
そして、自分たちも大体はそんな感じだと
瑠花)…バレた理由は…憶測だけど、情報を自分の国に渡そうとしたらバレた…そして、理性を失った振りをして皆さんを逃がした…どうです?
蘇枋)…正解、お陰で桜くんだけ捕まっちゃって…
瑠花)やっぱり…そうなると…お父さんやお母さんが捕まっているのは…私の名前を書いていたから…そして、私のお父さんは騎士団の一員…捕まえられるのは簡単ってことか…
蘇枋)多分…
瑠花)なら…捕まえるのは簡単だな
蘇枋)え…
瑠花)捕まえるってよりかはあの3人を連れ出すのはって意味になるけど
梅宮)どうすんだ?
瑠花)私一人でやりますよ、この国をよく知っているお父さんの娘ですから!笑
さぁ、簡単に説明でもしてやろう
物はあんまり必要無い
やることはただ1つ…この国の国民の催眠を覚ますだけだ!
瑠花)梅宮さぁん…メガホンとかありません?
梅宮)めが…な、なんでいるんだ?
瑠花)ほぼ見て見ぬふりをしている国民たちの目を覚まします、もとから狙われている人が更に狙われるだけです、実質プラマイゼロみたいなもんですよ、そのあとのカバー頼みましたよ
梅宮)カバーって…
瑠花)この国のわるーいところをぜーんぶゲロってやるんすよ笑この国の異常性をもう一度思い出させてやる…
こうして30分の間で梅宮さんはメガホンを持って来てくれた
瑠花)ニシシッ祭りの開始じゃ♪
瑠花)
メガホンで言うだけ言ったら周りの兵士や刑を執行する兵士まで私を狙い始めた
瑠花)(連れたなぁ笑いい餌を貰えて貰えら嬉しいな〜?こっからは私とお前らの喧嘩よ笑)