ぬぬぬんぬんぬん
グレイス「…」
夏油「え、何どうしたの?」
グレイス「いや、綺麗だなって。」
夏油「私が?」
グレイス「え、あー…」
グレイス「硝子が」
硝子「ついに気づいたか。」
グレイス「うん。」
五条「え、何処が良いn」
硝子「メスが飛ぶぞ」
五条「ごめんなさい」
硝子「宜しい」
グレイス「ははっ」
こんな日常、続けばいいなって思った。
続かなかった。
続かなかったんだよ。
グレイス「ぁ゙ぅ゙…」
俺は左腕を亡くしてしまった。もう戦えないな。
唯の、役立たずと化してしまった。
グレイス「もう、無理か。」
その日に、辞表届を出した。
その日から、もうずっと呪術師をしていない。呪霊は祓ってるけど。
グレイス「はーぁ。」
グレイス「皆どうしてるかなぁ。」
グレイス「何年か経ったけど、また会いたいな。」
グレイス「無理だと思うけど…」
グレイス「ん?」
グレイス「妙だな、俺何も注文してねぇぞ」
グレイス「まぁいいか、はーい!」
グレイス「……えっとー…」
夏油「やっ!」
グレイス「なんで家知ってるの????」
夏油「いや偶々。」
夏油「てか苗字、グレイスじゃなくて斯禽じゃんか。」
斯禽「ゴッファッ」
夏油「え、名前偽名なの?」
夏油「酷いなぁ…」
夏油「友達に本当の名前くらい教えておくれよ」
斯禽「ぅ゙ッ」
斯禽「いや…その…」
斯禽「なんかあんまり好きじゃないっていうか…」
夏油「え、そうなの?」
斯禽「てか夏油、なんでその変な服着てるの?」
斯禽「あ、髪も伸ばしたんだね。」
斯禽「アレから何年経ったっけー」
斯禽「2年ぐらい?」
夏油「そうだね。」
斯禽「どうしたの夏油、疲れたの?」
斯禽「家帰りなよ、」
夏油「んー…」
夏油「じゃぁ、私の家に来てくれる?」
斯禽「全然良いけど、どした?」
夏油「もう少し、話がしたいなと思って。」
斯禽「おー、まじ?」
斯禽「うれしーなー」
夏油「ふふ、」
斯禽「?」
夏油「いや、何でも。」
斯禽「そう、ってか…」
斯禽「ここどこ?明らか夏油の家じゃないよな。」
夏油「さぁ」
夏油「どーぞ」
斯禽「え、いや…あの…」
夏油「ね?」
斯禽「う、ん…」
斯禽「…ご、ごめん、やっぱ帰、」
夏油「帰さないけど?」
斯禽「そ、それどういう…」
夏油「だって、君左手ないし…」
夏油「加護欲が湧くんだよ。」
斯禽「ぇ…?」
夏油「家に匿うだけだよ?」
斯禽「匿うという名の監禁か?」
夏油「んーまぁそうだね!」
斯禽「いや、ちょ、あの…」
夏油「ジーっとしててね、」
夏油「痛いかもだから。」
斯禽「え、あ、いや…」
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完
アリス・グレイス
本名は斯禽 要。なんか嫌だ。そうだ変えよ。高専に入ったらめっちゃ癖な子みっけたけど、俺男だから無理だよな。じゃぁ諦めよう。と自己紹介の時に0.000000000001秒で脳内完結した。未だに夏油の事は好き。え、監禁されんの俺。見た目は女みたいだけどよく見たら男。
夏油 傑
え、グレイス?お前名前違うじゃん。…左手無い、加護欲…あ、闇堕ちしてますはい。
五条 悟
友達と親友失って悲しい。
家入 硝子
ほへー…治してやれたのに。夏油?あいつは阿呆だ。
おハム
猫抹茶さんのを見て死んだ。なんですかアレ…皆死ぬしか無いでしょう!!もう寝ない。
コメント
2件
え、最高(語彙力の低下)