〖家出〗
ボコッ!!
青「いッ”…ぁ”ごめんなさいッ”…」
赤「は?謝罪求めてないんだけど」
「お前は殴られときゃいいの」
ドスッ
青「がはッ”!?」
赤「だっさッ”w」
俺はメンバーから嫌われていた
なぜかは覚えていない
毎日毎日殴られ蹴られ続けた
俺はそんな生活に耐えれんかった
そして本当の気持ちを話した
青「なんでッそんな嫌うんッ」
「俺はみんなと仲良くしたいだけなんよッ」
白「……はッ?」
「元はと言えばお前が悪いやろ」
「それで仲良くしたいって……」
「現実みーや」
俺はその言葉に
大きな言葉の剣に
俺の心は突き刺された気がして
その時から何も感じなくなった
恐らく心が壊れたのだろう
そう思っていたら
ベチンッ”
と頬を叩かれた
普通は痛いその感情があったはずなのに
痛くなかった
黒「出ていけよ、お前いらねぇからw」
水「あーぁあんただけいなかったら」
「僕らは楽しいのにな〜」
赤「早く死んで欲しいね〜w」
「この世界に相応しくないからさッw」
桃「帰ってこないでね」
ドンッ
と突き飛ばされて追い出されてしまった
そしてりうらが言った言葉が頭をよぎる
〖この世界に相応しくない〗
そんなのわかってる、
さっきの最後の会話で1個分かったことがあった
もう、俺はいらないんだって
生きていたってみんなの邪魔な存在でしかない
青「死んだらラクになるかな〜………w」
そう俺は呟いたが
その声は強い雨音にかき消された
数ヶ月後
青「……」
あれからどれくらい経っただろう
もう分からない
何回か家に行ったが
毎回追い出される
あの時本当の気持ちを伝えていなかったら
我慢していたら、こうはならなかった
ほんっとバカみたい
嫌われた理由も思い出せた
確か数ヶ月前かな
俺はとある大手企業様との会議をしていた
珍しくメンバー全員出席で
少しびっくりした
そしていれいすについてプレゼンをした時だった
俺はプレゼンをミスっていたんだ
そしてコラボは破綻になった
青「ッ”…ごめんッ」
俺はそう言って会議室を出た
ミスらないように
いっぱい努力した
なのに全部自分がおかしくさせた
確かその時からだ
俺とメンバーの間に壁ができたのは
でも
俺が、俺がメンバーと俺の壁を厚く、固くしたんだ
ほんま、何してんやろ
死にたいな
そしてある日
俺は
グラッ
青「ッ”…!?」
ペタンッ
そこら辺の路地裏を歩いていたら
突然のなにかか喉から出そうな感覚と
目眩に襲われた
もうッ……無理ッ
吐くッ……
青「おぇッ”!!げほッ”げほッ”!!」
ビチャビチャッ
青「はひゅッ”…げほッ”!!」
ビチャッ
手には、
嘔吐物が乗ってると思って
ゆっくり目を開けたら
血が溜まっていた
その手に溜まった血はボタボタッ
と音を立てて地面に落ちていた
もう、限界なんかな
青「ぁ”…うッ”げほッ」
まだ血があるのか咳が止まらない
青「げほッ”!!ごふッ”」
またビチャビチャッと血が落ちた
これでッ死ねるなら
これでええかも
どうか、死ねてますように
青「……」
フラッ
ポフッ
青「………ぇ…?」
「な……で…」
?「ッ……」
青「り……ら?」
赤「みんな〜!!まろ見つけたよッ!」
ダッダッダッ
桃「……!!」
ギュッ
青「ぇ?」
桃「ごめんッ”!!」
青「なんでッ…ないこがッ謝るんッ」
「悪いのは俺やんかッ」
「全部悪いのは俺やんかッ」
桃「違うよッ…!!まろの事何も見てなかったッ」
「まろがミスするなんてッなんかあるのにッ」
「責めてごめんッ」
青「……!!」ウルッ
泣いたらあかんッ
ないこの方が泣きたいんにッ
桃「お疲れ様ッ…頑張ったね…」
「疲れちゃったぶんッ泣いていいよ」
青「……ッ”」ポロッ
「うわぁぁぁぁッ”!!」ポロポロ
「ごめんッ”ごめんなさぁッ”」ポロポロ
桃「……なんで謝るのさッ」ヨシヨシ
青「ひぐッ”苦しかったッ”辛かったよぉッ”」ポロポロ
桃「……お疲れ様ッ」ポロッヨシヨシ
青「あの時ッ”寝れてなくてッ”頭回んないでッ”俺ッ”俺ぇッ”」ポロポロ
「いれいすの未来壊しちゃったぁッ”」ポロポロ
黒「大丈夫やでッ”…よぉ頑張ったな」
青「ぐずッ”…」ポロポロ
赤「もうッ居なくなるのはごめんなんだからッ”…w」ポロポロ
水「も〜…w心配した僕がバカみたいッ」ポロッ
白「ほんまに見つかってよかったな…w」ポロポロ
黒「ほんまッ無理しすぎなんやからッ」ポロポロ
桃「まろッ…おかえりッ”…」ポロポロ
青「みんなッ”…」ポロポロ
「ただいまッ”…!!」ニコッポロポロ
7月中ぎりぎりセーフ!!
更新遅くなってごめんなさい😭
まだ書き溜めあるので頑張ります💪
それじゃまたね!