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〖喧嘩〗
喧嘩系大好物です🫶
青黒付き合ってます
あの日
まろは仕事をずっとしていた
俺はそれが心配で仕方がなかった
毎日心配すぎてちゃんと寝ているかとか部屋を見ていた
でも、やっぱり君には俺の心配はいらなかったみたい
黒「ふわぁッ…」
リビングで欠伸をする
そろそろ晩御飯の時間だ
黒「用意したるかぁッ…」
数時間後
今日はまろの好きなハンバーグと
汁物、まぁ野菜スープを作った
それをお盆に乗せて大好きな彼の部屋に向かった
コンコンッ
黒「まろ〜?入るでー?」
ガチャッ
青「ふぅッ」
仕事を休憩している時に
大好きな君が来た
黒「休憩がてらさご飯食べん?」
君は笑顔で問いかけてくれた
だけど、俺の疲れのストレスは言うことを聞かなかった
青「別にいい、腹減ってねぇし」
黒「やけどちゃんと食わんとッ倒れてまうで」
青「いいって言いよるやんッ”!!」
もう完全に言う事を聞かなくなった口は
声を荒らげた
そのパニックであにきは後ろにスリッパにつまづいて
ガシャャャンッ
大きな音を立てて転けてしまった
何枚もの割れてしまった皿、
そこには付き合った記念で買った
コーヒーが入っていたお揃いのカップが割れていた
黒「あっつ…」
「ぁッ……ご、ごめッ…」
彼は焦ったようなびっくりしたような表情をしていた
青「なんで割ったんッ”!!」
心配したいけど口が勝手に動いた
青「余計な事すんなッ”!!」
「はぁ~“…付き合うんやなかったッ”!!」
俺は勢いよくパソコンを閉じて
資料をバックに入れた
黒「どこ行くんッ?」
青「うっさい、出ていくわッ”!!」
「死んどけばーかッ”!!」
黒「……!!」
俺はそれだけを言い残して家を出た
黒「ッ……」
俺の足や腕に刺さった破片を見る
黒「死んどけかッ……w」
「だっさッ…」
普通は破片が刺さって痛いはずなのに
何故か、痛くなかった
黒「……?」
バタッ
倒れたッ…?
でもなんかもう、いいや
青「お邪魔〜」
桃「ん?まろが1人なんて珍しいね」
「あにきは?」
青「それが……」
「喧嘩してもうてさ…家でてきてもうたんよッ」
桃「だから相談乗ってほしいってこと?」
青「おん…」
桃「ん〜…とりあえずにきの所には初兎を送るから」
「大丈夫だと思うよ〜」
青「……」
桃「どうゆう事言ったの?」
青「仕事のストレスでさ、言う事聞かんくて」
「あにきにッ死んどけとか酷いこと言っちゃったッ」
桃「ん〜難しいね、」
「とりあえず一旦距離置いたら?」
青「もうあにきを傷つけたくないからそうする」
桃「分かった」
「会議とかも2人が一緒に居ないようにするね」
青「……ごめん」
桃「別に大丈夫だよッ!!まろが頼ってくれるなんて珍しいしね」
青「……」ニコッ
白「入るで〜?」
ガチャッ
白「悠くん?」
たったったっ(階段登る
白「悠くんッ!!」
黒「……」
白「死んど…らんよなッ大丈夫やッ」
「とりあえず色々せんとッ」
治療終わり
黒「……?」パチッ
白「悠くんッ!!大丈夫ッ!?」
黒「おん……」
「……でも、まろに言われた様に死ねなかったな…」
「こんな時にまでッ…最低やなッ…w俺ッ」
白「ッ……」
LI○E
〖ないちゃん〗
〖どした?〗
〖悠くん結構精神的に追い込まれとるかも〗
〖そっちは?〗
〖まろは大丈夫そう〗
〖り〗
白「悠くんだけのせいやないで?」
黒「ッ”…俺が悪いんやッ…俺がッ…」
白「大丈夫やからなッ…」
黒「うるさいッ”!!」
ベシッ
黒「出てってやぁッ”!!」ポロッ
ドンッ(物投)
白「いッ”…」
こんなのッ
こんなの悠くんやないッ
はよッはよ元に戻さんとッ
なのにッなんでッ
なんで体が動かないんッ…
あぁ〜ッ”…もう最悪やッ
まじでどうしたらええんッ
黒「なんで出て行かんの?」
「刺すで?」
白「ッ”…」
悠くんにしては言葉がちぐはぐすぎるッ
黒「ッ”…!!」
ブンッ
スッ…(避ける)
白「ッ”…!!」
これでギリギリやッ
黒「出てッ”…!!出てってやぁッ”!!」
ブンッブンッ
白「悠くん落ち着_____」
ツルッ…
白「えッ……?」
青「……」
桃「やっぱり心配?」
青「おんッ…あんなこと言ってもうたから」
「死んどってもおかしくないしッ」
「初兎もッなんか巻き込まれとらんかとか」
「そんなん考えたらッ俺ッ…」
桃「きっと大丈夫だよッ」
「初兎ならきっとどうかしてくれるよ」
プルルルルッ
プルルルルッ
桃「あにきから電話だッ」
「もしも_」
〖ないこッ”…!!初兎がッ初兎がぁッ”!!〗
桃「何があったのッ!?」
〖初兎がッ俺のせいで階段から落ちてッ”…〗
桃「……はッ…?」
〖とりあえず今心臓マッサージしよるけどッ〗
〖どうしたらええんッ”…〗
桃「とりあえず救急車は?」
〖呼んだけどッ”受けてくれる病院がおらんからってッ”断られたッ”〗
桃「ッ”…」
電話越しでもわかる
あにきの泣き声、
桃「とりあえずそっちに一旦天才組向かわせるからそのまましててッ」
「すぐに俺らも向かうからッ!!」
〖ッ”…わかったッ”…まろも連れてきてなッ?〗
桃「……!!うんッ」
ピッ
桃「まろ、歩ける?」
青「歩けるけどッなんがあったん?」
桃「初兎が階段から落ちた」
青「……ぇッ…?」
桃「とりあえず向かおうッ」
ギュッ(手
青「ッ”…分かったッ」
タッタッタッ!!
ガチャッバタンッ
とりあえず2人には連絡してるけどッ
間に合うかッ……?
いや、そんなこと考えないでいい
急ごう
タッタッタッ!!
ガチャッ
黒「ないこぉッ”…」ポロポロ
桃「大丈夫ッ…?」
黒「でもッ初兎がッ”」
桃「俺変わるよッ」
黒「ありがとッ”」
青「……」
黒「ぁッ”…まろッ”…」
「あのッ”…そのッ”」
青「……」
赤「救急車呼んできたよッ!!」
水「何とか今は大丈夫みたいでさッ」
桃「2人ともありがとうッ」
ピーポーピーポー
青「俺行ってくる」
黒「ッ……」
赤「……」
青「こっちです」
救「まずいッ…すぐに運びます!!」
桃「お願いしますッ」
救「はいッ!!」
タッタッタッ!!
黒「ぉ…おれッく、車出すでッ…」
青「……」
桃「あにき大丈夫なのッ?」
黒「……」コクッ
「もぅッ迷惑かけられんからッ」
桃「あにき……」
水「と、とりあえず向かおうかッ」
黒「おんッ」
タッタッタッ!!
白「……」
黒「ごめんッ…俺のせいでッ”」
「初兎がッ…」
白「んッ……」パチッ
「あれ…俺……」
黒「初兎ッ”!!」
白「悠くんッ……?」
黒「ごめんッ”ごめんッ”…」
白「……悠くん」
「僕は大丈夫やで!!今めっちゃ元気やし!!」
黒「ッ”…」
白「みんなも心配させてごめんなッ」
水「ッ”…!!」ポロポロ
ギュッ
白「わッ」
水「も”〜ほんとばかぁッ”!!」ポロポロ
青「ッ”……」ポロッ
赤「良かったぁッ”…死んじゃったかと思ったじゃんッ”」ポロポロ
桃「本当、りうらの言う通りだよッ”」
「心配させんなばかうさぎッ”…」ポロポロ
白「おい?なんだか一言多いぞ?」
「やんのか?」
桃「殴られるぅッ”…」ポロポロ
黒「……」
白「悠くん?」
黒「……」
白「悠くんッ……?」
黒「ぁッ……すまんッぼーっとしてた」
白「……悠くんは泣かんでええの?」
黒「おん…俺がした事やしッ」
白「ッ……」
黒「泣き方?ちゅーもんが分からんくなってもーたんよッ…」
白「悲しいとか嬉しいとか思ったら出るもんなんやない?」
黒「ッ”…俺はッもちろん初兎が起きて嬉しかった」
青「じゃあてめぇッ”初兎が起きてそんな嬉しなかったって事なんッ”!?」ポロポロ
黒「ちゃうッ”嬉しいッ”嬉しいんよッ”」
「でもッ目の奥で何かが突っかかってる感じがしてッ”」
青「ッ”…!!」
白「まろちゃんッ”あかんッ”!!」
ボコッ
黒「いッ”…」
青「ぁッ……」
「……頭冷やしてくる」
黒「ぁ……」
数分後
ガラガラッ
青「……悠佑」
黒「……」ビクッ
青「ちょっと着いてきて」
黒「ぁ…おんッ」
ガラガラッバタンッ
青「あのッ…そのッ俺ッ”」
「ご____」
黒「ッ”…ごめんッ”」
青「ぇッ……?」
黒「あん時ッ”俺のいらん優しさのせいでッ”
」
青「……!!」
「そのッ…俺もごめんッ…仕事のストレスで」
黒「……」
桃「はいッ…!!とりあえず一見落着!!」
青「わッ!?ないこ聞いてたん!?」
白「俺らもいるで〜w」
黒「え…初兎?」
白「退院したんよッw!!」
水「優しい人で良かったねッw!!」
黒「……」
赤「……どうしたの?」
黒「こんな俺、ここにいたらあかんなぁって思っとるんよ」
赤「ぇッ……?」
黒「確かにまろは許してくれたし謝ってくれた」
「やのにッそれやのにッ心にあるもやもやが取れんのよッ」
赤「もやもや……?」
黒「おんッ…」
青「あーにきッ!」
ギュッ
青「大好き〜ッ!」
黒「……!!」
赤「……w」
なーんだw
答えはすぐそこにあったじゃん
黒「俺も好きやでッまろッ!」
青「あにきが好きって言ってくれた!」
水「良かったね」
桃「2人とも幸せそうだね」
白「せやなッ…w」
赤「そうだね!」
どうかあの2人の幸せが
ずっと続きますように
800人ありがとうございます🫶
目標の1000人まで頑張ります💪
フォローよろしくお願いします👏
それじゃまたね!
コメント
1件
1番喧嘩しなさそうなペアの喧嘩っていいよね。それでしか得られない栄養がある