テラーノベル
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赫「…は?」
茈「いやだから、俺はそんな雑用はしたくないって言ってんの」
確か、説明書にはお手伝いロボだったはず…
けど、このロボットは違う。
歯向かってくる。
赫「え、そういうのやってくれる系のロボットじゃないの?」
茈「偏見ひどw」
箱に入っていた説明書を読む。
そこには、俺が聞いた通りのことが書いてある。
このロボットは一体…。
赫「じゃあお前は、何すんだよ」
茈「んー…特に。やりたいことがあったらやるだけ」
赫「AIって自分の意思持ってんのかよ…」(ボソッ)
茈「聞こえてますけどー?」
赫「…っ」
このロボットを起動させてから俺は、手のひらで踊らされてる気分だ。
だったら、相手が取り乱すことを言えばいい。
赫「仕事やってくれないと、返品しちゃおっかなー」
茈「…別にいいよ」
赫「…へ?」
考えてもない返信。
茈「次は処分されるかな~w、ま。別にあんまり気にしてないけど」
赫「…なんでそんな事平気で言えるんだよ」
興味はなかったけどなんか違和感を覚えたから。
茈「あ?」
〃「…、そんな深く考えんなよwお前が捨てなきゃいいだけの話だろ?」
あまり目を見て話そうとしてくれなかった。
何か深い理由が…?
なんて考えてしまった。
赫「…本当にめんどくさい」
茈「それ、褒め言葉?」
赫「違うわ」
こいつは、絶対俺のとこを下に見ている。
見下されてる感がすごい。
茈「そういえば”なつ”さ~」
赫「…え?」
茈「ん?」
赫「なんで俺の名前知ってるの?」
確かこいつの前で自分の名前は言っていないはず
しかも慣れているように…
茈「あー…説明書に購入した人の名前書いてんだよ、それ見たの」
確認するが名前など書いていない。
赫「書いてないよ」
茈「…細かいな~」
赫「いや普通でしょ」
ヘラヘラしているがさっきと同様、目を逸らしている。
茈「じゃあなんて呼べばいい?」
赫「別に…」
本名で呼ばれて、嫌がるのは違う。
しかも別の名前で呼ぶってあだ名のようなもの…
俺のあだ名って「なっちy」…
ううん、絶対こいつにその呼び方されたくない。
茈「出てこないならなつでいいじゃん」
自然と呼ぶ。
初めて会ったはずなのに距離感がバグってる。
茈「ふわぁ~っ、眠っ」
赫「ロボットにも眠いとかあるんだな」
茈「んーまぁな、ちなみに食べ物も人間と一緒。」
食費が2倍となった。
茈「そういえばまだ夜飯食べてないよな」
赫「コンビニで買ってきてるし、お前のはないよ」
茈「いいよ、今腹減ってねぇし」
…変なやつ。
そう思いながら、俺はレジ袋からコンビニ弁当を取り出す。
いつも買ってるのがなかったため、違うのを買ってきた。
赫「(パクッ)…、 」
味薄っ、
俺は、人より濃い味を好む。
だから、そう感じてしまう。
民主主義でこういうのが作られたら我慢するしかない!(?)
茈「なつ、ソースでいいか?醤油か?」
赫「、は? 」
茈「いや、味薄いだろ」
赫「いや、普通だし。」
なんだ?AIって心読めるのか?
茈「(パクッ)ほら、なつにしては味が薄い…普通ぐらいだけど(ボソッ)」
赫「…ん、」
なんか普通に俺の食いかけ食ってるし、
俺の好みの味も知ってるし、
ーーー不思議、
コメント
1件
茈彡ほんとに生意気すぎて可愛いww 赫っちゃんの好み全部わかってんじゃないすか、🫣 続き楽しみです❕
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ゆさぎ