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特別編♡エピローグ「恋人になった二人の、その後」
クリスマスの夜。
イルミネーションに照らされながら、陽葵と塁は並んで歩いていた。
二人の手首には、今日買ったお揃いのブレスレット。
ついさっきまで「SNSで仲良くなった大切な人」だった二人。
でも今は――恋人同士。
陽葵「……なんか、まだ不思議な感じする笑」
塁「俺も笑」
陽葵「本当に、付き合ったんだね😊」
塁「うん。これからは、今までよりもっと一緒にいられるな」
陽葵は嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て、塁も自然と笑顔になる。
画面越しに始まった二人の関係は、今日から新しい形へと変わっていった。
⸻
数日後。
二人はいつものように電話をしていた。
陽葵「ねえ、塁くん」
塁「ん?」
陽葵「私たち、二人用のSNS作らない?」
塁「二人用?」
陽葵「うん!二人の思い出を残すアカウント😊」
塁「いいじゃん。作ろう」
二人でアカウント名を考えたり、プロフィール画像を選んだり。
そして、プロフィール画像にはクリスマスの日に撮った写真を選んだ。
大きなクリスマスツリーの前で笑う二人。
そして、二人の手首にはお揃いのブレスレット。
最初の投稿には、二人で相談して短い言葉を載せた。
「このたび、付き合いました。」
その投稿には、すぐにたくさんのコメントが届いた。
「おめでとう!」
「いつの間に!?」
「お似合いすぎる!」
「二人とも幸せそう!」
画面を見ながら、二人は笑った。
陽葵「なんか恥ずかしいね😂」
塁「でも、嬉しいな」
陽葵「うん😊」
その日から、二人のSNSには少しずつ思い出が増えていった。
映画を観に行った日。
LaLaカフェでパンケーキを食べた日。
夕焼けの中で撮った写真。
クリスマスカーニバルで撮った写真。
そして、お揃いのブレスレット。
一枚一枚が、二人にとって大切な思い出になっていった。
⸻
付き合い始めてから、二人は少しずつお揃いのものも増やしていった。
同じデザインのスマホケース。
色違いのパーカー。
お揃いのキーホルダー。
同じデザインのマグカップ。
どれも高価なものではない。
でも、二人にとっては特別だった。
陽葵「またお揃い増えたね笑」
塁「気づいたら結構増えたな」
陽葵「これからも増えそう😂」
塁「いいんじゃない?笑」
二人は笑いながら、新しい思い出を増やしていった。
⸻
季節が変わっても、二人の毎日は続いていった。
陽葵は保育を学ぶ大学生活を頑張り、塁はRISE株式会社で仕事を頑張る。
ミリス
956
290
脳てゃ
172
忙しくて会えない日もあった。
そんな日は、LINEで「おはよう」と送ったり、
仕事や学校が終わったあとに、
「今日もお疲れさま」
と伝え合った。
少しの言葉でも、相手がいることが嬉しかった。
夜に電話をしながら、一日の出来事を話すことも増えた。
陽葵「今日ね、学校でこんなことあったの!」
塁「へえ、楽しそう笑」
陽葵「塁くんは?」
塁「今日は仕事で忙しかったけど、陽葵と話せると思ったら頑張れた」
陽葵「……そういうこと言うの、ずるい😂」
塁「本当のことだから笑」
そんな何気ない会話さえ、二人にとって大切な時間だった。
⸻
そして、春。
陽葵は大学生活の中で、二年生になった。
新しい授業、新しい出来事。
少しずつ変わっていく毎日の中でも、塁との関係は変わらなかった。
陽葵「塁くん!今日から二年生だよ〜!」
塁「おめでとう。二年生か、早いな」
陽葵「一年間あっという間だった!」
塁「これからも学校頑張ってな」
陽葵「うん!塁くんも仕事頑張ってね😊」
二人はこれからも、一緒にたくさんの思い出を作っていこうと約束した。
⸻
そして、さらに時間が流れた。
付き合ってから三年。
二人はたくさんの季節を一緒に過ごしてきた。
春には桜を見に行き、
夏には海や花火を見て、
秋には紅葉を見に行き、
冬にはイルミネーションを見た。
二人用のSNSには、そんな思い出がたくさん残っている。
そして――三年後。
二人は、新しい一歩を踏み出すことになった。
一緒に暮らし始めることになったのだ。
引っ越しの日。
部屋には、まだ開けていない段ボールがいくつも並んでいた。
家具を置いたり、荷物を整理したり。
慌ただしい一日だったけれど、二人は何度も顔を見合わせて笑った。
陽葵「……本当に一緒に暮らすんだね」
塁「うん」
陽葵「SNSで出会った私たちが?」
塁「そう考えると、すごいよな笑」
陽葵「ここから、また新しい思い出が増えるね」
塁「うん。これからも、ずっと一緒に作っていこう」
陽葵は笑って、部屋を見渡した。
そこには、これから二人で作っていく新しい日々が待っていた。
二人用のSNSには、今でも最初の投稿が残っている。
「このたび、付き合いました。」
その投稿から始まった二人の物語。
映画、パンケーキ、夕焼け、クリスマス。
お揃いのブレスレット。
たくさんの笑顔。
そして、三年後には同じ場所で暮らすようになった二人。
画面越しに始まった恋は、いつの間にか、同じ部屋で笑い合える恋になっていた。
これからも、二人の毎日は続いていく。
これは恋人になった陽葵と塁のその後の物語
コメント
1件
わあ、特別編! クリスマスから始まって、同棲まで駆け抜ける三年間のエピローグ、すごく温かい気持ちになりました。SNSで出会った二人が、お揃いのブレスレットから始まって、思い出を積み重ねていく感じが、もう胸がいっぱいです。「このたび、付き合いました。」っていう最初の投稿が、今も二人のアカウントに残ってるっていう描写が、もう……最高にロマンチックじゃないですか。お揃いのマグカップやパーカーみたいな、ささやかな「特別」が積み重なっていくのも、現実感があってすごく好きです。お二人の幸せ、これからもずっと応援しています!