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資料調査任務。
だが配置表は――操作済み。
タ「はい、この班で決定ね。」
机に並ぶ三人。
カ「……なんで僕とアルハイゼンが同じ班なんだい。」
ア「効率的だからだろう。」
カ「君と効率なんて最悪の組み合わせだよ!」
タ「まあまあ。」
にこにこ笑顔。
タ「二人って同居してるんでしょ?連携取れるじゃん。」
カ「最悪だよその連携!!」
ア「感情的すぎる。」
カ「誰のせいだと思ってるんだ!」
タ(内心)
(温度差最高!)
⸻
資料室は地下。
重い石扉。
タ「じゃ、俺は上で別資料調べてるから。」
カ「え、三人じゃないの?」
タ「二人の方が集中できるでしょ?」
ア「合理的だ。」
カ「合理的じゃない!!」
タ「鍵、これ一本しかないから。」
扉閉鎖
――密室
タ(外で)
(閉じ込めイベント成功!)
静寂
紙をめくる音だけ。
カーヴェは落ち着かない。
カ「……なんで君と二人きりなんだ。」
ア「任務だからだろう。」
カ「それは分かってる!」
沈黙
カ「……君さ。」
ア「何だ。」
カ「もっとこう、気まずいとかないの?」
ア「ない。」
カ「あるでしょ普通!!」
ア「合理性に感情は不要だ。」
カ「君は本当に……!」
言いかけて止まる。
視線が合う。
近い。
資料を覗き込んだ距離のまま。
カ「……近い。」
ア「資料を見るには適切な距離だ。」
カ「顔の話をしてるんだよ!」
⸻
外・観戦席
扉の隙間から盗み聞き
タ(小声)
「うんうん、いいね。」
隣に観戦仲間
空
ダインスレイヴ
空「ほんとに閉じ込めたの?」
タ「進展には刺激が必要だからね。」
ダ「最低だな。」
タ「でも気になるでしょ?」
ダ「……。」
⸻
カ「君ってさ」
ア「何だ。」
カ「どうして僕と同居続けてるの?」
ア「契約上の都合だ」
カ「それだけ?」
ア「それ以上必要か」
カーヴェが黙る。
そして小さく言う。
カ「……僕は、嫌じゃないけど」
空気が止まる。
ア「知っている」
カ「え」
ア「嫌ならとっくに出て行っている」
カ「……君は?」
ア「何がだ」
カ「僕と住むの」
沈黙
数秒
ア「……静かではないが。」
カ「悪口から入るな!!」
ア「だが――」
視線が向く。
ア「退屈はしない」
カーヴェの目が揺れた。
⸻
空(小声)
「今の進展した?」
タ「したね。」
ダ「……自覚は薄いが。」
タ「だから押すんだよ。」
⸻
突然停電
地下室が暗闇に沈む。
カ「え!?ちょ、停電!?」
ア「落ち着け。」
カ「落ち着けるか!」
足場を踏み外す。
倒れかけた瞬間――
腕を掴まれる
引き寄せ
距離ぜろ
カ「……!」
ア「足元を見ろ。」
カ「近い!!」
ア「暗いからな。」
だが離さない。
カ「もう立てるから……」
ア「いや」
低い声。
「このままでいい。」
カーヴェ固まる。
カ「……どういう意味だ」
ア「言葉通りだ」
カ「君、合理性は?」
ア「今は不要だ。」
沈黙
暗闇
触れている距離
ア「お前は、感情的で非効率だ。」
カ「悪口やめろ!」
ア「だが――」
少しだけ引き寄せる。
「目が離せない。」
カ「……え」
ア「同居も」
「口論も」
「作品の話をする時間も」
一拍。
「嫌いではない。」
⸻
観戦席
空(小声絶叫)
「告白では!?」
タ「未満だけど十分!」
ダ「……成立するな。」
⸻
暗闇の中。
カーヴェが小さく笑う。
カ「君ってほんと……」
ア「何だ。」
カ「分かりにくい。」
一歩近づく。
今度は自分から。
カ「でもさ」
「僕も嫌いじゃないよ。」
静寂
停電復旧
灯りが戻る
だが距離はそのまま。
タ(外)
「お、照明ナイス!!」
⸻
外へ出る二人
距離、前より近い
タ「おかえりー」
カ「……全部仕組んだだろ君。」
タ「さあ?」
ア「効率的だった。」
カ「君は乗るな!!」
空「でもちょっと距離近くない?」
カ「近くない!!」
ダ「……否定が弱い。」
タ(満面笑顔)
(第二組、成立!)