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私は、目を瞑る。
外は眩しいから。
そして外は暗いから。
朝にカーテンを開けると母のような暖かさの温もりが私を静かに包む。
それと同時に、暗い道が見える。
私の母は死んだ。
その時からだった。
見える世界が変わった
中学生に上がる頃、母は誰かに殺された。
直接的ではなく、間接的に
母は誹謗中傷で死んだのだ。
マンションの屋上から飛び降りて
その時母は恐怖のあまり、
6階の手すりに掴まろうとしたらしい。
そのせいで5階の丁度私の部屋の窓に母はぶつかった。
その時の窓は酷く赤く黒かった。
それから私は塞ぎ込むようになった
そして、さらに酷いいじめを受けるようになった。
毎日罵声、暴力の日々だった
でもそんな私は今。
今やっと、、
母を殺した犯人を見つけることができた
私は全身の力を1点に込め。
一突き。
──────4年前──────
『初めまして…佐藤 赤です。』
(赤だって……変な名前笑)
静かな笑いが聞こえる、
知っていた。私はどこの環境に行っても
笑われてしまうこと。
見た目に反した。変な名前。
いじめがきっかけで小学5年生の冬から
地元とは少し離れた小学校に転校する事になった
私は特に期待も何もしていなかった。
私の母は人気モデル。
それに 反し私はこんなにも醜い。
それが原因でいじめられている。
母のせいだ。
そんな事も知らない母は
毎日私に優しさを向ける
それを返すように私も応える。
また普通に学校に行って
いじめられて
平気な顔で帰ってくる。
そんな毎日だ。
けどそれでいい。
(家に帰れば母がいるから)
それだけが私の救いだった。
母の優しさにすがるように。
毎日母に甘えた。
母はそれでも許してくれた。
きっと許してくれていたはず。
そう信じてる。
明日からまた毎日地獄のような
学校生活が始まる。
暗くて遠い足が重い道。
暖かい場所から離れていく恐怖
辛くて。、苦しい日々が
始まる。