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コメント失礼します 続き楽しみにしてます無理せず頑張ってください
ガチャッ
スマイル「…ふぅ」
いつも通り家に帰り、夕飯を食べ、お風呂に入る準備をする
スマイル「…さすがに、来なかったな」
自分で恥ずかしいことを言ったことに気づいた
何であいつがまた家に来ると思ったのか、自分でも分からなかった
鏡の前には顔を真っ赤にした自分が映っていた
スマイル「…ハッズ。…は?」
鏡から目をそらそうとした時、首筋に何か模様があることに気づいた
服を脱ぎ確かめてみると、
青色の花の様な模様が首筋に描かれていた
スマイル「何…これ…?」
タトゥーの様なものを入れた記憶はない
そもそも自分から入れようとは思わないだろう
考え込んでいると、今日のナカムとの会話を思い出した
ナカム『首筋にきんときのマーキング見えるんだよね』
スマイル「~~~ッッ!!…あいつ💢」
思い返してみたら、
昨日きんときが首筋を噛みマーキングをしたと言っていた。
あの時は…気持ちよくて、思考が停止していた気がする
スマイル「絶対殺す…」
そう決意し、お風呂に入った後大学の課題を終わらせ眠りについた
プルルルル…プルルルル…
スマイル「…んぅ?」
電話が鳴り目が覚める
発信者の名前を確認すると”シャークん”だった
スマイル「…もしもし」
シャークん「もしもし?なんか眠そうな声してんなw」
「今日また拠点に行くから一緒に行こーぜ。お前の武器とかも考えたいし」
スマイル「わかった。一時間後で良い?」
シャークん「大丈夫」
寝ぼけながらも支度をすませ、シャークんと合流し拠点へと向かった
~拠点~
シャークん「こんにちはー」
スマイル「こんにちは」
部屋に入ると服装的にらっだぁさんがソファーで寝ており、寝ているらっだぁさんの顔に落書きをしている人物がいた
シャークん「あっ、ゾムさん」
ゾム「ん?シャケさん!と、スマイルさんだっけ?」
スマイル「えっと…?」
ゾム「あ、はじめまして~、俺はゾム」
「このアホの使い魔やで~」
スマイル「よ、よろしくお願いします」
シャークん「ゾムさんそろそろ止めないとらっだぁさん起きちゃいますよ?」
ゾム「そやな。そろそろやめ…いだだだだだ!?」
気づいたら笑顔のらっだぁさんがゾムさんの頭をグリグリしていた
らっだぁ「ゾームー???💢」
シャークん「あらら」
スマイル「…これって、いつも?」
シャークん「うん。いつも」
仲が良いのか、それとも悪いのか
まだ会ったばかりの俺には分からなかった
らっだぁ「あ、シャーケンにスマイル~」
「今日はどうしたのー?」
シャークん「スマイルの武器とか考えたくて」
ゾム「いい加減やめろや!!痛い!!」
らっだぁ「え?気持ちい方が良いの?」
ゾム「…はぁっ!?何でそうなるん!?」
シャークん「他所でやってくださーい」
スマイル「…」
うん、たぶん仲は良いかな
しばらくして、やっと俺の武器について話し始めた
らっだぁ「武器は使い魔との相性もあるから、まずは使い魔と契約するところから」
「本当は使い魔になめられたりしないように強くなってからなんだけど、この前訓練した時スマイル強かったから大丈夫だと思う」
スマイル「へぇ…」
シャークん「俺の武器は短剣。きりやんが弓」
きりやん「俺は遠距離からシャークんを援護する感じね」
らっだぁ「で、俺は銃。ゾムは刀と手裏剣」
スマイル「…忍者みたいですね」
ゾム「…!」
「そうやろ!忍者カッコいいから練習したんやで!」
心なしか目を輝かせている気がする
らっだぁ「…スマイル、俺に興味無いよね?」
スマイル「…え?そんなこと無いですよ?(笑)」
らっだぁ「え」
ゾム「wwwwwwwwwwww」
らっだぁ「ゾムー???💢」
スマイル「使い魔はどうやって呼ぶんですか?」
らっだぁ「魔方陣みたいなの描いて、そこに血を垂らす」
…ファンタジー?
らっだぁ「まぁ、早速やってみるかぁ」
らっだぁさんが魔方陣を床に描き
俺は魔方陣の真ん中に立った
シャークん「頑張れよー!」
らっだぁ「頭の中で使い魔のイメージをして、呼んでみて」
俺の使い魔…
一緒に協力して戦いたいな…
次の瞬間、魔方陣が光り人の姿が現れた
赤色と黒色が印象的なパーカーに身を包み優しそうな顔立ちをしていた
スマイル「えっと…」
声をかけようとした瞬間
ゾムさんが彼に向かって回し蹴りをした
ゾム「…チッ」
彼は片手で受け止めゾムさんを床に叩きつけた
スマイル「は!?」
シャークん「スマイル!そいつから離れろ!!」
スマイル「な、何で」
らっだぁ「…前回の主を殺し、何個かある祓い屋拠点のうちの1つを壊滅させた罪があるからだよ」
???「…さい…」
「うるさいうるさいうるさい!!僕の事何も知らないくせに!」
彼は悲痛な顔で叫んだ
苦しそうに…泣きそうに、叫び声をあげる
???「何で君達はこいつらに協力してるの!?何で誰も僕の言うことを分かってくれないの!?」
「…何で、信じてくれないの?」
…彼が何を言いたいのか分からない
らっだぁさんもシャークんも彼に攻撃を加える
でも、俺は彼の苦しい叫びが
泣きそうな顔が頭から離れなかった
彼と話がしたい
俺は彼に向かって走り出した