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#🍆受け
55
🦍(独身)↔🍆 ☃️→←🍌
御本人様とは関係しません。
あくまでもフィクションです。
ご了承下さい。
今回は🦍視点となります。
現在メンバーとのリモートミーティング中…
おらふくん、MEN、最後にQnlyという順番でミーティングを予定しており、現在MENとのミーティング中。
(ちなみにぼんさんはミーティング済)
「じゃあMEN、この企画どんどん進めていって。途中経過も随時報告ね…」
「分かりました…」
「あと、MENから何かある?」
「…あのぉ…ちょっと…」
「ん?何?」
いつもと違う歯切れの悪い返答が返ってきた。…何だ?
「いや…俺の気の所為かもしれないんですけど…」
「何?何?」
「あの…Qnlyとおらふくん…何かありました?」
「え?」
「…何か…2人とは雰囲気が前と違うっつーか…」
感のいいMENが違和感を感じたって事は、何かしらの思うところがあるんだろう…
「どうしてそう感じたの?MEN」
「いや…この前おらふくんとQnly3人で飯に行ったんスよ」
「うん…」
「最初はおらふくんといつも通り話したり、飯食ったりしてたんスけど…遅れて来たQnlyが合流したら、途端におらふくんの口数が減って…Qnlyも顔には出さないけど、途中から何か戸惑ってる感じがしたんで…どうした?って思ったんスよ…」
「……」
「最終的には…俺が2人を取り持つような感じになって…」
「…そうなんだ…」
「…はい…まぁ、俺の勘違いならいいんスけどね…」
「分かった。MENありがとう。それとなく気をつけておくね」
「…お願いします。じゃあまた…」
「うん。お疲れ」
MENとのミーティングが終わり、コーヒーを飲もうとタンブラーの中を見たら空になっていた。
『コーヒー…もう少し足すか…』
台所に行ってコーヒーを補充しようと部屋を出た。
台所へ行くと、シンクの前で洗い物をしている愛おしい人がいた。
「ぼんさん」
「あっ、ドズさんお疲れ」
ぼんさんは俺に気づいて、いつものフニャっとした笑顔を見せてくれた。
俺はそんな貴方に甘えるように…持っていたタンブラーをシンクに置いて、後ろから抱きついて貴方の体温を感じる…
「ふふっ。どうしたの?」
「コーヒーが無くなったので…」
「あぁ…水出しコーヒーまだ冷蔵庫の中にあると思うけど、もうそろそろ無くなる頃だから…また作っておくね」
「はい、ありがとうございます」
微笑みながら洗い物を済ませたぼんさんが顔を向け、上目遣いで俺を見る。
そういう時はキスが欲しいって顔だ。
ご所望に答えて唇にキスをする。
「ん…」
唇を離し、ギュッと抱き締めると耳まで真っ赤にしていたぼんさん。
『カワイイ…もっと貴方を感じていたい…』
真っ赤になってる耳にキスを落とす…
「もう…ドズさん、濡れちゃうよぉ」
「…いいです…貴方を感じたい…」
耳元で呟きながらキスを続け…耳の下…首と唇を移すと…
「…あん…ダメ…って…」
ビクッと身体を震わせ、首まで赤みを帯び、目元が潤み始めた…
これ以上すると、俺も抑えが効かなくなるので、首から唇を離す…
「もう…」
俺を潤んだ目で見つめて口を尖らせる貴方…堪らない。ダメですよ…そんな顔をしても、俺を煽らせるだけですから…
「ドズさん、タンブラー…貸して」
照れを隠すように俺から離れ…濡れた手を拭いて冷蔵庫からコーヒーを取り出して空のタンブラーに入れてくれる。
「はい、どーぞ」
「ありがとうございます」
俺は追加されたコーヒーをもらい、部屋へ帰ろうと思ったが…さっきMENから報告があった事を思い出して、ぼんさんに尋ねてみる…
「ぼんさん、あれからおらふくんどうですか?」
「あぁ…まだQnlyに自分の気持ちを伝えるか迷ってるみたい…」
「そうですか…」
「どうしたの?」
「いや…さっきMENとミーティングした時、2人の雰囲気が前と違うって聞いたんで…」
「あー…それとなく2人の様子見てるけど…収録中はそこまで違和感を感じないんだよね…」
「…分かりました。引き続きお願いしますね」
「うん、了解」
「それよりぼんさん、これからどうするんですか?」
「うーんとね…夜の配信に備えて、夕食をどうしようかなって考えてたんだけど…ドズさんはどうする?」
「僕はこれからQnlyとミーティングをして、それが終わったら夜の個人配信までフリーです」
「じゃあ…ミーティング終わったら食べに行く?」
「いいですよ。何食べたいですか?」
『うーん…』と斜め上を見上げながら考えるぼんさん。俺もお腹空いてきた…
「あ!焼き鳥食べたい。ダイエット中のドズさんでも、焼き鳥なら大丈夫でしょ?」
俺の身体の事を考えて決めてくれる配慮が嬉しいなぁ…
「いいですね。そうしましょう」
「じゃあ、ミーティング終わるまで待ってる。あ!もうそろそろ洗濯物も終わりそうだから…後でドズさんの洗濯物も持っていくね」
「いつもありがとうございます」
『チュッ』
「……///」
俺はぼんさんに感謝のキスをして、タンブラーを持って部屋に戻る。
そして、PCの前に座って仕事モードに切り替える。
画面の中にある会社のオフィス内に設けてある会議室で、俺のアイコンが座って待っていると…Qnlyのアイコンが入ってきて対面し椅子に座った。ディスコードにてミーティングを始める。
「Qnlyお疲れ」
「お疲れ様です」
「どう調子は?」
「大丈夫です」
「なら良かった。じゃあ始めようか」
「はい…」
現在のRTAの状況やQnly主体の企画、今後の流れなど話をする。
うん、順調に進んでるようだ。
「じゃあ、この調子で頑張ろうか。もうすぐ月例のRTAもあるし…ね」
「そうですね」
「他に何かある?心配事とか…」
「……」
「あるなら相談にのるよ。プライベートな事でも、力になれるかもしれないから…ね?」
優しく問いかけてみたが…口を開こうとしては閉じ…、喉の奥に何かが詰まっているかのような感じで、音にならない吐息だけが漏れる。
「あ、無理にとは言わないよ」
「…あの…」
「ん?どうした?」
「…おらふくんの事で…相談があるんですけど… 」
心の奥底に沈めていた気持ちを、一滴ずつ掬い上げるかのようにして話し始めた。
「うん」
「ちょっと…おらふくんとどう接すればいいか…分からなくなって…」
「ん?」
「前はおらふくんと一緒に色々話をしたり、一緒にご飯や買い物とか遊びに行ってたんですけど…」
「……」
「最近は…話をするにしても…言葉を選んだり…一緒にどこか行くにしても…何故か意識して気まずい雰囲気になったりして…」
「…うん」
「前みたいに接する事ができなくなった…っていうか…」
「…なるほど」
「そんな俺の態度に…おらふくんにも気を使わせてしまって…申し訳なくて…」
Qnly相当きてるな…でも、意識の根源が分かれば解決の糸口も見つかるかもなぁ…と考えていたら
『トントン』
俺の肩を叩く感触がして、振り向くとぼんさんが洗濯物を持って立ってた。
『洗濯物…クローゼットに入れておくね』
口パクで俺に伝えるぼんさん。
Qnlyとのミーティングを考えての事だろう。
俺はコクリと頷き、洗濯物を片付け始めるぼんさんを横目にQnlyの悩みの糸口を考える。
「Qnly、ちなみにどれぐらい前からおらふくんを意識し始めたか分かる?」
「…だいたい1ヶ月前…ですかね…」
「へぇ…何かきっかけとかあったの?」
「……」
「…あ、言いたくなければいいよ」
「…いぇ…その…」
「……」
多分俺達の話を遠くで聞いていて、内容は概ね理解したと思われるぼんさんが片付けを済ませて、俺の横に来た。
『リビングで待ってる』
と人差し指をリビングに向けてゼスチャーで伝えてきた。
それを見て…この相談、ぼんさんも聞いてもらった方がいいのでは?と思い…
『待ってぼんさん…ココに居て下さい』
と口パクとゼスチャーで伝える。
『え?俺居ていいの?』
と不思議そうに口パクで伝えるが…俺がコクリと頷くと、ぼんさんはPCデスクの隣にあるベットに腰掛けた。
うん…その距離ならQnlyの声も聞こえるだろう。
「…あの…1ヶ月前におらふくんと一緒に遊びに出掛けた時…なんですけど」
と、か細い声でQnlyが話す…
「地下鉄で…渋谷に行ったんです…」
「うん…」
「その帰りに、改札口からホームに向う途中で…俺が階段から転んだんですね…」
「えっ?Qnly大丈夫だったの?」
「…はい…高さはそこまで無かったので大丈夫だったんですが…」
「……」
「…転びそうになった瞬間、後ろにいたおらふくんが俺を抱いて、俺を包むようにして、一緒に階段を転げ落ちたんです…」
「…うん」
隣を見るとそれは初耳だと驚いた顔で聞いてるぼんさん…
「…俺はおらふくんに庇ってくれた事もあって、ケガは無かったんですが…おらふくんの方が心配で…。でもおらふくんは『Qnly大丈夫やった?ケガない?手動かせる?』って俺の身体や手の心配を真っ先にして…」
「……」
「…絶対おらふくんの方が、 背中に受けた痛さとか傷は多かったはずなのに…俺の心配ばかりして…『俺の事は大丈夫やから…Qnlyが無事でホンマ良かった』って庇ってくれたんです…」
「…おらふくんらしいね」
と俺が呟くと、ぼんさんもコクリと頷いていた。
「…でも、この先俺と一緒にいて…もしまたおらふくんが俺を庇ってケガでもしたら…って考えると、一緒にいない方がいいのかも…って思う様になって…」
「……」
「そうしていく内に…おらふくんとどう接していけばいいか?どう話していけばいいのか? って考える様になっていったら…何故だか距離ができて…」
Qnlyは心の中に閉まっていた気持ちを伝えてくれた。
話を聞く限り『罪悪感を抱えたまま、以前のように付き合うことなんてできない』って考えてしまったのだろう。
メンバーの中では1番真面目で…優しさを兼ね備えたQnlyだからこそ考えた結果なのかもしれない…
これはどうしたもんか…と考えていると、ぼんさんがデスクに置いていたメモ帳を取って、何かを書き始めた。
ん?と覗き込むと…
『Qnlyをご飯に誘わない?』
『この相談、ちゃんと顔を見て話をした方がいいと思う』
と書き込んで俺に見せた。
確かにそうだよな…と同感した俺は画面先のQnlyに尋ねる。
「ねぇQnly…この後時間取れない?」
「え?…あ…大丈夫…です…」
「もし良かったら、夕食一緒に食べようよ。そこでその先の事…一緒に考えさせてくれない?ね?」
「…はい…分かりました」
「場所と時間は追ってメールするよ」
「…はい…ありがとうございます」
「じゃあQnly… また後でね」
俺はディスコードをOFFにした。会議室からQnlyのアイコンが居なくなるのを確認する…
ふぅ…と眼鏡を外し、眉間を軽く指先で抑えながら目の疲れを解していると…
「ドズさん…」
横から俺を呼ぶ心地よい声…眼鏡を掛け直して愛おしい声の持ち主に顔を向けると、ぼんさんは携帯で何やらメールをしながら…
「夕食…Qnlyと2人で食べてね…」
と携帯をいじりながら俺に伝える。
「え?」
「俺は別で一緒に食べる」
「はぁ?何でですか?さっき一緒に食べるって…」
「うん、だから一緒には食べるよ。同じ店で…同じタイミングで…でもテーブルと席は別々ね」
言っている意味が分からない…
ぼんさんは携帯をいじるのをやめて俺をじっと見る。
「ぼんさん、どういう事ですか?」
俺は椅子の向きを変えて、ぼんさんと正面に向き合いながら尋ねると…
「俺…おらふくんと食べる。今メールでおらふくんも夕食一緒に食べる約束したから…」
「は?意味が分からないんですけど…」
「えーっとね…ドズさんはQnlyと同じ席で食べて相談にのる。俺とおらふくんは別の席で食べながらドズさん達の会話を聞く…って感じ?」
「え?…どうやって離れた席で会話を聞く事ができるんですか?」
「へ?…これで…」
ぼんさんが指を指したのが俺のiPhoneとAirPods。あぁ!分かった。ライブリスニングを使うって事か…
要は俺のiPhoneをマイク代わりにして
、俺とQnlyの会話をしているところをAirPodsでぼんさんとおらふくんが聞くってことか。…なるほど。
「言ってる意味が分かりました。…でもぼんさん、この方法…バレません?」
「大丈夫、大丈夫。バレない様に上手くするのがドズさんの腕の見せ所だから…期待してるよ社長!」
「もーう…そういう時だけ社長扱いしないで下さい。」
「でもさ、おらふくんや俺が居たら…ドズさんに相談した意味が無いと思うし…Qnlyもおらふくんを目の前にして、自分の心の内を話さないでしょ?」
「まぁ…確かに…」
「だから…ドズさんがQnlyにおらふくんへの気持ちをそれとなく聞いて、おらふくんがどう動けばいいか?サポートしてあげたいんだよね…」
ぼんさんのおらふくんに寄り添う気持ちやQnlyを助けたいという気持ちが分かった俺は、その作戦に一肌脱ごうと思った。
「分かりました」
「イヤな役回りさせて…ゴメン」
「イエイエ、貴方の為なら何だってしますよ。それにメンバーへのサポートも社長の役目ですから…」
「ふふふっ…ありがと、ドズさん」
優しい笑顔で答えるぼんさん。
俺は椅子から離れ、貴方の横に座る。
「ただ…どう転ぶかが心配ですけど…」
と不安な気持ちをぼんさんに打ち明けると…
「…案外良い方に転ぶかもよ?」
と何か確信があるのか…俺を見て微笑むぼんさん…
まぁ…今回はぼんさんの作戦にのりましょう。
ただ…これだけは釘を差しておかなきゃだな…
「でもぼんさん、もうおらふくんには抱きつかないで下さいね!」
「もー…分かってるって」
「ならいいですけど……とりあえず」
俺はぼんさんの首筋を指先でなぞり、そっと唇を押し当て、白い肌に淡い紅色の愛の証を残す。
「これでOK…っと」
『え?!』とした顔をする貴方…
「なんで見える所にキスマークつけるの?!」
「え?知らないんですか?」
「…何がよ…」
「今、外国では片思いの相談を受ける人がキスマークをつけておくと…相談した相手の恋が叶うっていうおまじないがあるんですよ」
白々しく嘘をつく俺…
その嘘にぼんさんは少し戸惑いながら…
「へ?へぇー…そうなの?」
「はい、そうですよ。この前出張で外国へ行ったでしょ?その時現地の人に教えてもらいました」
…はい嘘。
「…じ…じゃあ、これでおらふくんの恋が実るかな?上手くいくといいけど…」
と少し困りながらも、後輩の為だと自分に言い聞かせてる…カワイイ。
でも本当は…これはおらふくんへの遠回しの警告。
『俺のぼんさんに手を出すなよ』っていう意味のね。 俺のドス黒い独占欲が招いた結果なんだけど…
はぁ…俺、器が小さいなぁ。
でも…貴方の事になると、なりふり構っていられないんだ…
「えぇ、上手くいくといいですね。僕も頑張りますから」
とまた白々しい言葉でぼんさんを安心させる。
「うん。ドズさんありがとう。Qnlyの事…お願いね。」
素直に俺に感謝する貴方を見ていて、心の奥がチクリと罪悪感がうまれたが…
とりあえず、可愛い後輩2人の恋の行く末をサポートしますか…ね。
作戦開始まであと1時間強…
俺達は肩を寄せ合い、タンブラーの中にあるコーヒーを分け合いながら、細かな確認や連携など 作戦会議を始めた…
コメント
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おぉー!(*´∇`*)✨✨続きが楽しみですぅぅう!!😆✨✨