💚side
🤍「あ、阿部ちゃん?今めめの部屋にいる?」
💚「いるけど、どうしたの?」
🤍「めめと俺の部屋で飲んでたんだけど、今日めっちゃペース早くてベロベロになっちゃって。阿部ちゃんに会いたいってダダこねてるし、そっち連れて行くから悪いけど渡していい?」
💚「えっ、うん。わかった」
今日はラウールと仕事のことで話があるからご飯食べてくると聞いていたけど、そんなに飲むなんて一体なにがあったんだろう。
しばらくしてラウールに肩を貸してもらいながら帰ってきためめは真っ赤な顔をして、俺の顔を見るなり
🖤「あべちゃぁん……」
と情けない声を出して崩れ落ちた。
💚「めめ、大丈夫?立てる?」
🖤「無理ぃ、ここで寝る…」
💚「だめだって、しっかりしてよ」
🤍「ごめんね阿部ちゃん、なんかありそうだったんだけど教えてくれなくて。一応止めたんだけど…」
💚「ううん、ラウールは悪くないよ」
ラウールと話してると、めめが無言で這うようにしてトイレに向かっていく。
🤍💚「「やばい」」
2人で慌てて先回りして便座をあげ、水を取りに行く。
その後は案の定めめの介抱に追われた。
🤍「一緒についててあげたいけどそういう事だから…じゃ、あとお願いします」
💚「うん、ありがとうラウール」
めめを着替えさせてベッドに押し込んで、もしかしたら俺には聞かれたくない事かも知れないから、とラウールは帰っていった。
怒涛のような出迎えを終えてまた静かになった部屋でめめの髪を撫でていると、ふいに
🖤「あべちゃん」
と、小さな声でめめが俺を呼んだ。
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