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次の日
r「あ、若井〜!おはよー! 」
h「涼ちゃん!おはよう!」
「眠い〜」とあくびをしながら
横を歩く涼ちゃん …そういえば、
大森先輩の家はどこなんだろう?
登下校の道は違うのかな
なんて思いながらも、歩き始めて10分後
m「あ、2人とも!おはよー!」
r「元貴センパイ!おはよー!」
h「おはようございます…!」
大森先輩が右側からやってきて
合流した。
m「じゃあ僕教室こっちだから、またあとでね」
h「はい!」
r「またね〜!」
なぜか少し寂しそうな表情をし、
階段を登っていった
午前8時30分。そろそろ授業が始まる
涼ちゃんと教室に向かった
r「今のところ授業めんどくさくない!」
h「今のところね〜」
他愛もない話をしてたら
いつのまにか教室についていた。
大森先輩もそろそろ教室についたかな、
3階だからまだか
キーンコーンカーンコーン
mb「きりーつ、れーい」
r「ふぁ〜、眠い…」
h「それ朝からずっと言ってるじゃん…笑」
「学校楽しみすぎて寝不足なの〜」と、
頬を膨らませて涼ちゃんがいう。
楽しみね…まぁ、たしかに。大森先輩に会えるし…
って、なんでそこで大森先輩が!?おかしいおかしい…
なんて自分で自分にツッコんでいると、先輩の教室についた
r「センパイいるかな〜?」
h「わかんない…」
教室を見渡してるが見つからない
どこにいるんだろう…と思っていると
後ろがザワザワし始めた。
r「ぅわ!?いつの間にか後ろにこんなに人が!?」
h「どうしたんだろうね…みんな窓をのぞいてるみたい。」
気になるよね、という顔で2人で目を合わせ
空いてるスペースから窓をのぞいた。そしたら…
?「す、好きです!付き合ってください!」
m「…」
そこにはなんと、大森先輩と女の子が立っていた。
r「こここ、告白〜ッ!?」
h「ちょ、ばか、声でかいって…」
「ごめんごめん、」という涼ちゃんに
軽くデコピンをし、もう一度窓をのぞく。
m「ごめん。僕、気になってる人いるから」
h (気になってる人…?)
先輩には気になってる人がいるの…?
あれ、なんだろう…このモヤモヤ…
先輩の言葉を聞いた途端、胸がズキッと痛んだ。
しばらくすると、先輩がどこかへ去ってしまった。
r「センパイって気になってる人いたんだ〜…!」
h「…うん…」
心が傷ついているのがわかった。
m「あ、2人とも!いたいた〜!」
庭でご飯を食べようとしていると、
大森先輩が手を振ってこちらに向かって歩いてきた。
h「せんぱい…」
m「ん…?」
やっぱり、ダメだ。
先輩の顔を見ると胸が苦しくなる。
なんでだろう…わからないよ…
r「センパ〜イ、笑」
m「わ、な、なに、」
涼ちゃんが、ニヨニヨしながら
先輩の方へ近づいていく
2人、いつの間にそんな距離縮まったの
r「さっき、こ・く・は・く!されてたよねー!」
m「はぁ?見てたのー?まぁ、されてたけど…」
r「センパイってモテるんだねー!いやー、まさか
入学早々告白現場見られると思ってなかったなー!」
h「ッ…」
痛い…
m「つーかお前、いつから僕にタメ口で話すようになったんだよ?」
r「んー、気づいたら?」
m「答えになってないっつーの。」
r「イデッ」
2人を見てるだけでも…俺…
h「ッ…ごめんなさい…俺、1人で食べてきます」
r「えっ」
m「ちょ、若井!?」
俺は大森先輩の言葉を無視して走り去った
h「はぁ…」
なんなんだこの気持ちは… もう嫌だな。
ずっとモヤモヤしてて、疲れる。
気づいたら手に力入ってるし。
どうしちゃったんだよ俺…
?「わーかいー!!!」
h「…?」
誰かがこちらを呼んでいる。
呼ばれた方に顔を向けると、
涼ちゃんだった
r「はぁ、はぁ…」
h「涼ちゃん…」
あれから追いかけてくれたんだ…
う、なんかすごい申し訳なくなってきた…
というか俺最低だな!?2人放って、
1人でさっさとどっかいっちゃって!?
マジ最低だな!?謝ろう…
h「涼ちゃんっ、あの、俺…」
r「大丈夫!?」
h「…えっ?」
r「若井、すごく苦しそうな表情してた…!なにかあったの…?」
h「えっ、と…それは…」
優しい…優しすぎるだろ。
自分のことより他人のこと気にして。
俺は涼ちゃんのことを素敵だなと思った
h「…」
r「僕でよければ相談のるよ…?」
そう言いながら、俺の
手の上に手を重ねて
ぽんぽんしてくれた。
涼ちゃんの顔を見てみると、
すごく優しい顔をしていた。
眉が八の字になって
h「うん…あのね…」
r「そっか…そんなことが…」
涼ちゃんは嫌な顔ひとつせずに
真剣な表情で俺の気持ちを
受け止めてくれた。
r「…それってさ、もしかして
若井…元貴センパイのことが好きなんじゃないかな」
h「ぇ…」
聞いてびっくりした。
俺が…先輩を好き…?
h「で、でも…!まだ会ってから2日だよ!?
そんなすぐ好きになるわけないよ…!」
r「好きになるのに時間なんて関係ないよ。
一目惚れっていうのもあるんだしさ」
h「ッ…」
涼ちゃんのその言葉を聞いた途端、涙が出た。
そして、ずっとあったモヤモヤがスッと晴れた
そっか。俺、大森先輩が好きだったんだ
h「ぁりがとぅ、涼ちゃんッ…!」
r「うん!どういたしまして。
でも、僕は若井の泣いた顔より笑った顔が好きだな。」
h「…!」
涼ちゃん…そうだよね。
……うん。俺、決めた
h「…涼ちゃん、ありがとう!俺、頑張るよ!」
r「…!」
h「大森先輩に振り向いてもらえるように!」
r「…ふふ、うん!頑張って!僕も協力するよ!」
h「うん!ありがとう!!」
ここから始まった。
俺の 恋の戦いが。
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お疲れ様でした〜!
次回、〇〇出現です…!
また次回もみてね♪
まったね〜👋