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こんにちは♪
今回は第2話!前回の続きからです!
では始めます♪
ギィ「口開けろ」
夢主「自分で食べられる!!」
ギィ「いいから…!」
そんな言い合いを数十分間続けているギィはどうしても私に食べさせたいらしい。美味しいスープが冷めるのも嫌だでも、食べさせられるのもヤダ。
そんな葛藤が私の中で渦巻いていた。きっと私が折れるまでギィは折れないだろう。さて、どうしたものか…
そう考えているうちに口の中に暖かいものが入ってきた。どうやら考え込んでいる時に無意識に口が空いていたらしい…。
ギィ「美味いだろ?」
夢主「うっまぁ!」
ギィ「口開けろ」
夢主「それはヤダ!!」
もう一度されてしまったことだ…
仕方なく私は折れることにした…
ギィ「可愛い」
夢主「/////」
自分でも分かる。私の顔は今真っ赤だろう。リムルやルミナスに言われたときはこうはならないのに…
何故かギィには反応してしまう。
夢主「美味しかった〜!恥ずかしかったけど…」
ギィ「美味かったならいいじゃねぇか」
夢主「恥ずかしいの!!」
ギィ「そうかよ」
さて、ギィのところも寄ったしそろそろ別の所に行こうかな
夢主「ギィ、私もう行くn」
ギィ「あ?泊まって行かねぇのか?」
夢主「え〜、だって〜」
ギィ「熱変動耐性も機能しない状態でどうやってここ出るんだ?」
ギィ「さっきと違って向かい風だぞ」
確かにそうだ。行きが楽だったということは帰りは向かい風だ。それに心なしか吹雪も強くなっている気がする
夢主「でも泊まるわけには…」
ギィ「俺が良いって言ってんだ」
夢主「……。」
夢主「お世話になります…」
ギィ「それでいいんだ」
別にギィのところで泊まったことがないわけではない。ただ、部屋は別で鍵も締めて寝ても朝起きると私を包むようにギィが私のベットで寝ている。
この前なんてワンピースのパジャマを着ていたらギィが服の中に入ってきていた
その時は流石にビックリして反射で顔を平手打ちしてしまった…。
氷の薔薇が浮かぶ暖かいお風呂、心なしか薔薇の匂いがする気がする。
夢主「夜ご飯美味しかったなぁ…」
流石に夜ご飯は自分で食べられた。ミザリーが注意してくれたおかげだ。ミザリーには感謝しなければ。
お風呂から出ると可愛いパジャマがおいてあった。真っ白で肌触りも良い。私が持っているどんな服よりも着心地がよく、私のお気に入りのパジャマ。
私が来るとこのパジャマを用意してくれる。この前シュナに作ってもらった下着とこのパジャマを着て客室に向かう。客室と言ってもここで泊まるのは私くらいしかいないらしく、ほぼ私の部屋と化していた。たくさんの人形、ぬいぐるみ。そこにはギィにもらったユニコーンのぬいぐるみも飾ってある。この部屋に置いていくと言ったときは「持っていけ」と凄くただをこなれた。
静かで大きな部屋。
ほんのりギィの魔力の気配もするし、ギィの部下たちの気配もする。
夢主「私もそろそろ国を持とうかな…」
私は国を持っていない。その辺をぶらぶらしている。国を持つということは責任が伴う。体の弱い私では民を守れない。だから国を持っていない。
ただ、最近はリムルやルミナスから「そろそろ自分の家を持て」と言われる。
そんな考え事をしている時…
ドアの開く音がした。
真っ白の絹のように美しく艶のある髪
宝石のように綺麗な白い肌
真っ白なロングワンピース
そして、そこにつく白いリボン🎀
極めつけに、この世のどんな宝石よりも美しく、周りの光を反射しながらピカピカと輝く青空色の瞳
そしてその瞳を挟むように生える白く長いまつ毛。
まさに天使のような容姿だ。
夢主「ギィ」
ギィ「どうかしたか?」
夢主「ギィこそどうしたの?」
ギィ「そろそろ風呂から出たかとおもってな」
夢主「当たりだね」
ギィ「俺が間違うはずないだろ?」
夢主「確かにそっかw」
ギィ「で?今日はなんの話を聞かせてくれるんだ?」
夢主「なんの話がいいの?」
ギィ「選ぶほど話があるんだな」
夢主「みんな良い人だからね」
そんなたわいもない話を数時間した。
夢主「ふぁぁ…」(あくび)
ギィ「そろそろ寝るか」
夢主「ん〜、」
ギィ「また明日」
夢主「おやすみギィ」
ギィ「おやすみ」
目が覚めると吹雪の音がした。
今日は昨日よりも寒い。
夢主「…。眠ぅ…」
夢主「今日はどこに行こうかなぁ…」
今日はギィが隣にいない。その代わり、大きなクマのぬいぐるみが私の隣にあった。昨日の場所と移動しているのをみるに、ギィが移動させたのだろう。
すこし、体が重い。これをだるいっていうのかな。寒気もする。少し頭も痛いし、喉も痛い。
今日はすこぶる体調が悪い
夢主「今日はリムルのところに行こうかな」
重たい体を一生懸命起こして自分の体に巻き付く程の長さがある髪を解く。
目をパチパチさせたり、耐性を起動しようとしても機能しない。
とにかく布団から出なければ。
そう思い体を起こした。
寝ていた時には気づかなかったが、めまいがする。頭がクラクラする。吐き気も…
ここまで体調が悪いのは久しぶりだ。
朝ごはんを食べたら治るかもと思い、ベットから立とうとしたその時…
大きな音と共に、私のk…