俺を唯一…いや、違う……
陸人「あれ?いつから狂ったんだろう…」俺は苦笑いを浮かべる
【第一話 陸人の過去】
2000年 7月15日 午後20:59分
“並川陸人”誕生
俺は親父の影響でバドミントンを小学校の時から触れてきた。
陸人「ゲホゲホッ…」俺は…最初の試合で高熱を出した…。
お母さん「陸人…今日の試合は諦めなさい。」そんな…初めての試合で任されてたのに…なんで……。
陸人「嫌だ…。 」
お母さん「陸人!!」
陸人「…っ!」お母さんの馬鹿…
そうして…初めての試合は負けた…俺のせいだ…チームメイトから無視され始めたのは二回目の試合も高熱を出したからだ…。
高沢「お前…もう部活辞めろよ…足手まといなんだよ」そう言って退部届けを突き出された…。
陸人「ごめんなさい…」俺はバドミントン部を退部した。高校二年生でバドミントン選手の夢は打ち砕かれた…。
親父「陸人…」
お母さん「陸人!!」
もう…やめて!!
俺は初めて家出した…。
陸人「クソッ…もう……“死んでしまおう”」
教室で独り言を言ったのが悪かった…。
クラスメイト「お?ついに死ぬのかw」クラスメイトの誰かが言った…
??「ダメだよ…」
誰かに囁かれた…。
その日は早退して家に帰った。
陸人「…ラジオでも聴こう…」いつも通り
お悩み相談してるラジオを聴いた…
「今日のお便りは“バレー大好き”さんからです。トッシーさんこんばんは私はクラスメイトの男の子がいじめられてていつも悩んでます。いつか彼が死んでしまうんではないかと不安になりながら声を掛けたりしましたが一向に効果はありません…。」
陸人「えっ…!」俺は声が漏れた。俺と一緒だ…そう思ってしまった。
「トッシーさんならどう声を掛けますか?……なるほどねバレー大好きさんありがとう!僕ならね…一緒に遊んだりするかな」
スタッフの誰かが笑う
「まぁ…毎日声を掛けたりすればいずれ心を開いてくれるから頑張って下さい。次のお便りは…」
俺はいつの間にか涙が出ていた。
陸人「もう…寝よう。」
俺は眠りについた
次の日
??「あ!並川くんおはよう!」彼女は微笑みながら話しかけてきた。
陸人「えっと…“連城”さんであってるかな。」
連城「うん!連城志帆だよ!覚えてくれてありがとう。」彼女のカバンにはあのラジオ番組のリスナーしか貰えないトッシーさんのサイン入りキーホルダーがついてた
陸人「それ…トッシーさんのサインだ…」
連城「あ!聴いてるの?」
陸人「うん…トッシーさん面白いよね。」俺はいつの間にか彼女と打ち解けていた。
連城「私はこっちだからまたね」彼女は元気よく手を振る
陸人「またな」俺もそっと手を振り返す。
第三話【私は…】
コメント
9件
もしや、連城?がバレー大好きさん!?
誰か…○○さんの名前候補考えてください。