一週間後…
黒百合Side…
コンコン ガチャ
まふゆ「司?約束の日だよ。」
闇司「もうそんな時間か…わかった」
まふゆ「支度出来たら言って。」
闇司「おk」
ガチャ
闇司「やっとだ…やっとあの忌々しい白百合を倒す事が出来る。」
闇司「それにしても…なぜまふゆはオレをこんなところへ…?」
(鍵がかかってる窓がない部屋。食事はまふゆが持ってくる。)
闇司「…オレの能力の暴走を恐れているのか…?」
闇司「まぁ、いいか。」
(闇司くんはハイライトがありません!)
白百合Side…
類「よし。準備は整った。王を連れ戻しに行こう。」
瑞希「うん!」
彰人「引っ張ってでも連れ戻してやる!」
レン「いってらっしゃいませ、ロゼ様、聖騎士様。」
リン「どうか、どうかご無事で…」
類「うん、ありがとう。でも…今だけは堅苦しくなくていいから。」
レン「〜!絶対!絶対に司くん連れ帰ってきてね!」
リン「約束だよ!」
瑞希「うん!絶対連れ帰ってくるよ!」
彰人「じゃ、そのあいだクリプトン組でこの国をよろしくな。」
↑…クリプトン組がお城で働いています!
ミク…馬車運転手。ばっちり戦闘できる。
ルカ…シェフ。こちらも戦闘できる。
メイコ…メイド長。女性で一番戦闘できる。
リン…メイド。戦闘はまちまち。
カイト…騎士。戦闘は言わずもがな。強。
レン…見習い騎士。戦闘はまちまち。
リン<ルカ<レン<ミク<メイコ<カイトの順に
強いよ。
ミク「それじゃ、行きましょうか。」
瑞希「ミク…ありがとう。」
ミク「私は…当然の事をしたまでです。私達の王を、お願いします。」
彰人「任せろ!」
類「ふふ、騒がしい門出だねぇ。
でも、嫌いじゃないよ。…じゃあ、」
類/瑞希/彰人「「「いってきます!!!」」」
パカラッパカラッパカラッパカラッ…
類「ねぇ彰人くん。」
彰人「なんすか?」
類「黒百合は…何を理由に完全支配なんて…?」
彰人「…わからないっす。でも…王に何らかの事をするってのは明確。」
瑞希「何らかの事…?」
彰人「まぁ、彼奴等が理由なく行動する事は
無いからな。」
類「理由…?…ねぇ彰人くん。ボスの能力って…?」
彰人「え?洗脳ですが…?」
類「洗脳。だとしたら…」
瑞希「……考えたくないね。」
類「あぁ。でもこれは、一番可能性が高い最悪の場合だ。」
彰人「洗脳…最悪…何らかの事…?」
瑞希「ボスの目的は…」
類「司くんを黒百合にする事…?」
彰人「は?!なんすかそれ?!」
瑞希「ありえなくはないよ…洗脳ってくらいだからそんな事は簡単にできるんじゃない?」
類「それに、魔法を使う人も居るんだろ?」
彰人「た、しかに…で、でも!黒百合になるには…」
類「うん。正式な儀式をするしか方法はない。」
瑞希「でもさぁ…黒百合なんだからそんなの知った所で別の方法やってそうだね…」
彰人「…」
類「何とかなる前に助けないと…」
〘ザんねンだガ、そレはもウむリだ。あきラメろ。〙
彰人「諦めろ…?は?!」
類「どういう事だ!」
〘ドうもこウもなイが?モうむリだ、
とツたえタんだぞ?あテモないユめはミるな。〙
瑞希「もう無理…?ってまさか!」
〘もう、サイアクのジタイだ。〙
彰人「…違う!これは引っ掛けだ!」
瑞希「嫌だ…嫌だよ…司さん…」
類「…瑞希!この声の主は誰だか聞いてくれない?」
〘どウせ、むダだぞ…ケラケラ〙
瑞希「わかった…」
瑞希「雋エ譁ケ縺ッ縲∬ェー?」
彰人「頼む…」
瑞希(精霊)【…ごめん。わからない。恐らく、妨害魔法が仕掛けられている。】(青年の声)
類「妨害…」
瑞希(精霊)【ああ。きっと相当な手練の魔女がいる。気をつけろ。加護は付ける。でもあくまで身体能力、防御力向上だ…もしかすると加護が耐えきれないかも…】
瑞希「精霊でも、見れない…?」
類「雫か…」
彰人「それに加護が耐えきれない…?」
〘イいみせモのダなァ?ジャあ、オレはくビをなガクしてまっテいるゾ?〙
〘黒百合国、ルナ王国の王子が。〙
フッ
瑞希「き、消えた…」
彰人「ルナ国の、王子…」
類「ルナ国には王子なんていなかったはず…」
瑞希(今の声…どこかで…)
彰人「なぁ、あの声、どっかで聞いたことなかったか?」
瑞希「え!?!」
彰人「うぉっ…なんだよ急に…」
瑞希「いや…心の声漏れてたのかと…」
類「やっぱ君たちも思っていたのか。」
類「僕も、聞いたことはあるね。でも…」
瑞希「思い出せないんだよね…」
ミク「あの〜お話してるところ悪いんですがルナ国に着きました。支度を。」
瑞希「ミク…ありがとう。」
ミク「頑張って下さいね!」
彰人「あぁ。任せとけ。」
キィィー(馬車のドアが開く音)
ミク「では、いってらしゃいませ。」
類「行こうか。」
瑞希「聖騎士の名に賭けて…」
彰人「必ず王をお守りするぞ!」
類/瑞希/彰人「「「勿論!/うん!/やるぞ!」」」
スタスタスタスタ…
雫「フフフ。やっと来たわね。」(双眼鏡)
冬弥「最初に俺がいってきましょうか?」
???「いや、」
穂波「私が行く。」
まふゆ「穂波!?大丈夫なの?」
穂波「大丈夫ですよ、あの白百合に負ける私じゃ…
ないって!」
まふゆ「そっか…なら、任せるね。」
闇司「頼むぞ。」
穂波「うん…って司?!」
闇司「え…そんな驚くか…?」
雫「急に出てきてちょっとびっくりしたわ…」
冬弥「心臓に悪いなぁ…いつからいた?」
まふゆ「ずっといたよ?」
闇司「やっぱ気づいてた…さっすがまふゆだな!」
まふゆ「うん。」
雫(嬉しそう…)
穂波「ハイハイ…じゃあ行ってくる。」
冬弥「…俺も行く。」
まふゆ「わかった。」
雫「いってらっしゃーい」
闇司「なぁ、なんで白百合達来たんだ?」
雫「えっと〜?それはねぇ…」
まふゆ「きっと司を取り戻しに来たんだよ。」
闇司「なんで?」
まふゆ「貴方は記憶を取られ、白百合の王だった。」
闇司「…あぁ…」
まふゆ「貴方は黒百合なのに、白百合だって言ってる人達が来たんだよ。」
闇司「いやだ…」
まふゆ「うん。でも大丈夫。冬弥と穂波が追い払ってくれる。」
雫「そ〜うそう!だから安心してね〜!」
闇司「そう、なのか…」
闇司「でも…悪いやつ、じゃない気がする。」
まふゆ「!そんな事無い!アイツラは司を攫ったんだよ!」
闇司「うん。やっぱそうだよな…」
まふゆ(穂波、冬弥…早く56してよ…!)
終わり!!!!
♡をくれ
( `・∀・´)ノヨロシク
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