この作品はいかがでしたか?
1,142
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こんにちは~!
ねこもみじです!
今回は、Ayase様の「ラストリゾート」を題材にした曲パロ書いていきたいと思います!
この曲深いんですよ、…考察動画とか沢山見たり曲再生しまくったり、私なりに考えに考えまくってきたので、
えっと、頑張りたいです(??
注意!
・青桃
・死ネタ
・エセ関西弁
・御本人様とは関係ありません
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桃「…」(フラフラ
深夜、誰もいないビルの屋上へと上がった。
理由は無い。
ただ、思うままに歩いたらここに辿り着いただけ。
放心状態ではあるが頭の中はくしゃくしゃになっている気分
んー、リンスー切れてたっけ、
あと、”せんたく”も
桃「もう、どうでもいいよね」
青「何がどうでもいいん?」
桃「…、?」
顔を上げると知らない男が居た。
桃「…だれ、あんた」
青「俺ー?さぁ、何者でもいいやろ」
関西混じりで、気だるそうに話しかけてきた。
青「んで、今から何すんの?」
桃「…見てわかるでしょ」
視線を彼から少し前に移す。
桃「深夜、屋上、フェンスの前、」
青「…落っこちちゃうんだぁ、」
青「もったいないね、命大事にしなよ」
簡単そうで、難しいことを淡々と語りかけてくる。
生きるって何、死ぬって何、
既に生きてるようで死んだ気分なのに。
桃「大事にしたくても、出来なかったからここに居るんだよ…ッ」
会社でのいじめ、日々の溜まっても消化出来ないストレスと不安と恐怖の数々。
俺だって命を絶つなんてしたくなかった。
でも、こうするしか俺には救いがないから。
桃「お前だって、何でそんなとこにいんの」
俺は今、青い髪をなびかせる彼と、
フェンス越しに話している。
桃「少しでも手離したら落ちるのはお前の方だよ、?」
青「…俺はいいんよ、」
悲しそうで、でも軽く口角を上げる謎に満ちた彼。
青「後悔とかさ、無いわけ?」
桃「あったらこんなとこ居ないんじゃない、?」
青「…そっか、」
桃「…あ、あるかも、」
青「なに、言ってみぃよ」
桃「恋人作って抱く」
青「…無理やな」
最悪というかのように顔を顰める彼。
桃「…w」
桃「冗談だよ、恋人なんて必要ないから」
ほんの少しの談笑だけど、久々で何故か心が踊ろうとする。
青「ふーん、じゃあ、俺と逃避行しない?」
桃「逃避行…??」
もう既に人より逃げているからここにいるというのに?
青「そ、逃避行」
桃「逃げ場の無い世界なのに、逃避行なんて出来るの?」
何処に行っても、選択をミスって、振り出しにはもう戻れなくて。
青「誰がこの世界で逃避行するなんていったん?w」
桃「…??」
意味が分からない。
この世界じゃないと言うのならば、
青「こんな汚い世界、生きてたって意味ないっしょ、」
青「今世”は”もう終わりにすればいいんやから」
桃「……」
きっと、この”人”は俺よりも深く、苦しい何かに耐えてきたに違いない。
じゃないと、…そんな発想出来ないから。
でも、…1人よりはまだマシだよね。
今世に期待なんてしてないから、
もう平坦とは言い難い道を歩き続けたから、
疲れたのなら…終わりにしよう。
桃「いいよ、お前と終わりにしてやる」
青「…w」(ギュッ((手を握る
青「そう言ってくれると思ったわ♪」
彼と手を繋いだまま、フェンスを跨いで外側に出る。
怠惰のような彼がこっちを見て軽く笑った
その表情、仕草から、
俺を哀れんでいるようにすら思えた。
もう、…哀れみなんて必要ないよ、
桃「俺の人生ってここまでなんだね、」
青「また次があるさ」
次なんて、…本当にあるのか分からないけど、
今だけはどうしても信じたかった。
遠くを見渡して、赤く、暗い空を見渡す
辺りには嘲笑うかのようにカラスが鳴いている
桃「…不吉だね、カラスなんて」
青「そう?もう、何でもいいじゃん」
桃「それもそうだねw」
会ってばっかだけど、こいつとなら、新しい人生も進めるかもしれないって思えた。
この行き場のない世界に花束でも、
……無慈悲なもんだなw
散々嘆いたし、何回だって憂いた
助けだって呼んだけど誰1人手を差し伸べる人間は居なかった
殴り連ねた言葉も、もう置き去りにしたまんま
どうせ誰も気づいてはくれないのだから。
気付かぬうちに震えていた自分の手をギュッと握りしめ、
もう片方の手は彼と永遠に繋いだまま。
これでよかった。
この”せんたく”は間違ってない、大丈夫、大丈夫だから、
そう何度も唱える。
俺の求めていたユートピアはこんなとこに存在しないから、
ここじゃあるはずがないんだから。
桃「…俺はこの選択、間違ってない」
青「…ん、大丈夫だよ、間違いなんてないから」
青「だから、俺と逃げよ?」
ドンッと音がして
俺の視界は急速に移り変わった。
おちていく中でも彼との手はどうしても離したくなくって。
桃「…」(ニコ(青を掴む
青「…ッ、!?」
必死に彼も掴むと、目を大きく見開く彼は絶望へと沈んでいくように見えた。
お前が最後の選択を導いたんだから。
最後まで、いや、これからも居てもらわなきゃ。
終わりを告げた今日は…綺麗な日だった
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…何が書きたかったんでしょう(
なんか、むずいよね、こういうの(
。 が付いてるのは私の考えた感情など、
文の最後に何も付いていないのはほぼ歌詞にのっとったものです。
夜だからさ、書いてんの、こうなるよね!!(
私にはほのぼのしか向いてねぇなって思い知らされますよね!!はは!!
私のイメージとしては、青さんは死神です。
死に導こうとしたものの、桃さんと共に最終的に今世からは消えてしまった方です。
人間、人、という表現をかなりしたつもりですので
桃さんは気づいてないっていう設定でやってます。
あと、平仮名表記のものがいくつかありますが、それもちゃーんと考えてるのでミスったわけじゃないのです!
…んー、結果むずかった…で、いいですね((
見て頂きありがとうございました!
それではまたね~っ!
コメント
50件
初コメ失礼します(><)♡ ねこもみじ様の作品めちゃくちゃ考察進むので色々考えてあるんだなー💭と思えてほんとに大好きです♩♡
やっぱラストリゾートいいよね…、 歌詞の考察ばかむずくね、? よく読み取れたねまじで…w タヒネタだけど一緒にいけたからメリバっぽい終わり方で好き(?)
😭😭👍🏻👍🏻👍🏻👍🏻👍🏻✨✨💓💓💓🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻💞💞💞 えぐい好きな曲だからがち嬉しいんだけど泣いた🥲🥲🥲言葉選び上手すぎてちょっと頭の中覗きたい気分なのですが…((久しぶりに🔪の歌みた聞いてきまする