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じょるじん様から
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解離性同一性障害。
一つの人間の中に、全く別の性別、性格、記憶などを持つ別の人格が現れる障害のこと。
かつて、多重人格症と呼ばれた精神疾患者。
正しい解はホラここだ
神など、いはしない
「ワタシの姿を視ろ」
英仏において、百年という月日に渡った戦争があった。
長期間の争いで、両国とも疲弊しきっていた。
その地獄に、終止符を打った奇跡の娘がいた。
名は、ジャンヌ・ラピュセル。
若干12で神の声を聴き、若干16で出立を決心したと言われている。
いたって簡素な村の、農夫の娘。
彼女の、奇跡の偉業がこれより始まる。
「彼の地を解き放て。」
「王太子に聖別を。」
「祖国を救え。」
「汝を待つ者たちがいる。」
「さあ。」
ジャンヌは剣を持つ。
祖国の地を解き放つ為に。
幻想にしがみついた
戯言で腹は満たぬ
「神の姿が見えるのか」
在るのは骸の山
当時の王太子・シャルル7世。
王位を奪われ、王都を奪われ、領土は蹂躙。
なす術もなかった。
そんな太子の前に、神の声を伝うという少女が現れた。
少女はこう語った。
軍の再編、救うはオルレアン。
神の思い召しでは、 必ず勝ちます。
「貴方様が祖国の希望。 正当なる王家の新王です。」
かくして国は、その命運を少女に託した。
神の声を伝う光に。
オマエが聞いたその声は
神々のものではない
縋り泣き這いつくばり
目の奥のワタシを視ろ
オマエが触れたその手は
神の使者?
存り はしない
祈りで戦は終わらない
オマエはこれを望んだ
正しい解をくれてやる
「オマエは自らの意思で手を血に染めた」