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テラーノベル(Teller Novel)
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「いいからさっさと酒買ってこいっつってんだろうがよ!!!!」


いつからこうなった……?


お母さんがいた頃にはこんなんじゃなかった。


髪が濡れていくことが分かる。


水だ。


飲みかけの水を掛けられている。


私はまだ20歳にもなっていない。店に行ったところで売ってくれるわけが無い。


気づけば頭部の痛みと同時に、床に横たわっていた。


さらには腹部を思いきり蹴り、そのまま玄関のドアが閉まる音がした。


静まり返った部屋で、ゆっくり上半身を起こす。


ようやく居なくなった。でもまたすぐに帰ってくる。


自分の部屋まで何とか辿り着いた。


パソコンの前に座る。


逆らえばどうなるかなんて分かってる。





私はパソコンの画面をクリックした。

私に傘をさしてくれた人

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