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［天使/悪魔パロ］
死亡表現注意
村のはずれに古の種族が眠っているとされる“迷いの森”がある。
8⁄2
興味本位で友人達と迷いの森へ入ったのが運の尽きだった。母からの注意も聞かず遊び半分で行った森で迷ってしまった。こんな事なら来なけりゃ良かった。それに(汚れて読むことができない)
8⁄3
朝から具合悪かったが、今日は散策に出た。流石に周囲の状況を知らないまま野宿を続けるのは無理。とまあ森なので家があるはずもなく…ただただ疲れた。(汚れて読むことができない)
8⁄4
朝起きたら目の前に白い羽と黒い羽が落ちていた。白鳥と鴉だろうか。でもこの時期に白鳥？鳥の知識は無い。体調が悪化している気がする。
8⁄5
今日は何か箱の中に一日中入ってた。目が覚めたら入ってたし、出られなかったから今日は諦めた。日記も一緒に入ってたから良かった。咳が止まらない。
8⁄6
今日は白い羽のようなものが生えた人が看病してくれているようだった。熱でも出してたのかな。日記を書けるくらいになった頃には来なかったし、意識も朦朧としていたから結局わか(掠れている)
8⁄7
一日中寝てしまった。起きた頃には夕方近くだった。どうやら山小屋のようだ。今日は誰も来なかった。なぜか足が痛くてベッドから上がれない。
8⁄8
昨日一日中寝た筈なのに起きても眠いままだった。そんなことより白い羽の人が朝真横に居た。古の種族って天使？てか眠ってないし。眠すぎて記憶が曖昧(インクが滲んでいる)
8⁄9
どうやら今日は白い羽の人の誕生日だったようで、朝から騒がしかった。夜にまた隣に来てくれたが、名前も聞き出せず行ってしまった。
8⁄11
足が痛かったのが嘘みたいに消えた。白い羽の人はヒロさんと言うらしい。天使だった。同居者がいるらしいく、その人は悪魔でシヴァさんと言うらしい。
8⁄15
シヴァさんが俺がいる部屋に来てくれたので少し喋った。昔、人間に気味悪がられた天使と悪魔が魔力を出し合い迷いの森を作ったそうだ。この小屋は村のはずれにあるらしい。明日外に出て良いと言われたので3人で散歩に行く事にする。
8⁄16
村に行ってみたのだが、村というか町だった。森の入り口からは見えない場所に開けた土地を作ったようで、とても繁盛していた。(汚れて読むことができない)
8⁄17
今日は外がうるさかった。風のせいではないらしい。よく、魔物とやらがこの時期に鳴くのだそうだ。魔物なんていないはずなのに。ヒロさんは、天使や悪魔と違い人間は危険に疎いから気づかないのだと言う。俺(インクが滲んでいる)
9⁄18
俺のすぐに飽きる性格が出てきた。前からこの日記は飛び飛びだったが1ヶ月間も書いていなかった。この1ヶ月間平和な日常が続いている。このまま良(インクが滲んでいる)
9⁄19
ヒロさん、シヴァさんと少し仲良くなれてきている気がする。今日は生まれた年を聞いた。意外にもヒロさんは俺より１年あとに産まれていた。天使の寿命は長いが成長は早いらしい。1年で1歳と半年分成長するのだそう。シヴァさんは教えてくれなかった。悪魔は自分を隠す(破れている)
9⁄20
羽を斬られることが天使と悪魔にとっての死だそうだ。人間になるからなのか？
10⁄7
今日は何らかのイベントのようで、ヒロくんから時計を貰った。かっこいいデザインでとても気に入っている。シヴァさんはノートをくれた。紙質が良いので絵も描きやすい。
10⁄14
シヴァさんと喧嘩した。明日謝る。
10⁄20
今日は誰かの誕生日だった気がする。ここ最近忘れっぽくなってきた。
10⁄25
迷いの森は記憶をなくす効果でもあるのか？物忘れが酷くなってきた。あの2人には心配をかけてしまいそうで話せない。どうしよう
11⁄27
日記が続かない。最近はヒロくんも書くようになっている。今度こっそり見て(汚れて読むことができない)
12⁄19
俺の誕生日が来た。ひろくん、シヴァさんは祝ってくれるだろうか。今日は朝に書いているため結果は書けない。夜は用事があるから書くなと言われた。期待して良いの(汚れて読むことができない)
12⁄25
今日はシヴァさんの誕生日。シヴァさんの誕生日がクリスマスと被っているからか、プレゼントがクリスマスと誕生日で一緒にされていたらしい。今年はプレゼントが多いな、と嬉しそうだった。
3⁄27
ここ最近書けていなかった。ヒロくんが冤罪をかけられた。シヴァさんと2人で抗議したが結果も虚しく(インクが滲んでいる)ひろくんにあいたい
5⁄27
今度はシヴァさんが冤罪をかけられた。2人はお尋ね者だった。悪いことをしたわけではなく、天使や悪魔が嫌う人間を匿う2人組と有名だったそうだ。来なければよかった(インクが滲んでいる)ごめんなさい。
8⁄4
ひろくんとシヴァさんの羽が見えた。迷い込んだ人間は(インクが滲んでいる)れる。俺は見つからなかった。食べ物がない。ひろくんシヴァさんごめん。(解読不可能)でした
古びた日記はここで終わっている
