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from ↪ 冬弥
「 ただいま 」
( 誰も居ないけどな )
「 まずは彰人をベッドに運ぶか 」
そう呟き彰人をベッドに連れて行き
「 、、、、、 」
彰人をベッドの上におろし布団をかけ
「 俺はお風呂に入ってくるか 」
俺はお風呂場に向かった
from ↪ 彰人
「 ん、、、 」
オレは目を覚まし辺りを見回した
「 此処どこだ、、? 」
本が沢山入っている本棚に高そうなベッドや布団に枕、綺麗なシャンデリアがある高級感のある部屋
「 、、、、? 」
謎に包まれた儘立ち上がり
その時、部屋の扉が開き青柳さんがほぼ全裸の状態で入ってきた
「 あ、彰人、起きたんだな 」
「 、、、、?!きゃぁぁぁ!! 」
オレはつい叫んでしまった
さっき出会ったばっかりの人がほぼ全裸の状態で入って来たら誰でも叫ぶだろう
「 うっ、、、、、 」
青柳さんが咄嗟に耳を塞ぎ
「 えっ、あ、すみません! 」
勢いよく頭をさげ
「 全然大丈夫だ、此方こそすまないな 」
青柳さんはすぐに下着と服を着て傍に来てくれた
「 彰人、さっきはすまなかったな 」
青柳さんは改めて頭を下げてくださった
「 こちらこそすみません 」
此方も頭を下げ
「 全然大丈夫だ 」
「 彰人はなんか辛いこと、あったのか、? 」
「 いや、、その、、、 」
「 俺で良ければ話してくれないか、?力になると誓う 」
「 そこまで言われると断れないじゃないですか 」
「 その、実はですね、、、 」
失恋したこと、理不尽にクビになった事、色々と話した
「 それは酷い話だな、、 」
青柳さんはそう言い全部優しく受け止めてくれた
そして青柳さんはある事を提案してくれた
「 良ければ一緒に住まないか?もちろんお金も出すし無理にとは言わない、どうだ、? 」
「 え、?!会ってすぐですし青柳さんに迷惑がかかってしまいますので大丈夫ですよ 」
「 冬弥で良い、会ってすぐでも彰人が心配なんだ、俺は迷惑では無い 」
青柳さん、、いや、冬弥は優しくそう言ってくれた
俺はその優しさにまた涙を流してしまった
「 冬弥、、ありが、とう、 」
「 どうしたんだ?!彰人?! 」
泣きながらそう言い冬弥は吃驚していた
まぁ、急に泣かれたら吃驚するよな
それからの記憶は無かった
多分、泣きじゃくってまた寝たんだろう
次起きると朝だった
高級感のある部屋で冬弥は床で寝ていた
「 冬弥?! 」
「 ん、、彰人か、おはよう、 」
「 いや、おはようございますじゃなくて、なんで床で寝てるんですか?! 」
「 いや、彰人は床で寝ていたし、床で寝るのは慣れているんだ 」
「 いや、冬弥の家なんでベッドで寝てください、オレ床で寝ますから 」
「 いや、もう、一緒に寝よう 」
「 え、?! 」
「 だめ、だよな、変なことを聞いてすまない 」
( あー、もうどうにでもなれ!! )
「 わかりました!一緒に寝ましょう!! 」
「 、、!いいのか、? 」
「 はい!全然大丈夫です! 」
嗚呼、、冬弥がくれたのはものじゃない、、温かさと優しさだったんだ、