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その日は珍しく、やけに甘えてきた。
🩵「んへへ、すっち?すっち〜♡」
💚「今日くっついてくるねぇ、どしたの〜?」
🩵「あのねっ、今日テレビでこさめのラッキーカラーみどりってでてたの!だからみどり!」
にこぉっと屈託のない顔で笑う。
最近ようやく年相応の笑顔が見えるようになってきた。
来たばっかりの時はずっと何かに怯えていて扱いが難しかったから…
俺としてはこさめちゃんが可愛ければなんでもいいけど。
🩵「で!で!しかもねっ!」
🩵「12月生まれさんのラッキーカラーはみずいろなんだって〜!だからこさめっ!!」
!!
💚「なんで…っ、!?」
あまりに驚いて思わずこさめちゃんの手首を強く掴んだ。
🩵「っ、?すっち、?」
こさめちゃんの怯えた声ではっと我に返り手を離す。
💚「っあ…ごめんねっ、こさめちゃんはなんですっちーが12月生まれさんだと思ったの?」
にこっ
🩵「すっち、ぃは…ままみたいに痛いことするの、?」
💚「ううん、こさめちゃんがいいコにしてたらしないよ」
🩵「…!!でもっ、ままもそうやって言ったよ、?すっちぃはままなの?」
ああ、面倒くさい。
俺がなんで知ってるのか問いかけてるんだから先に答えろよ。
しかしこの、うまく手懐けかけられていたのに離れていきそうな感覚が背筋にゾクッとクる。
💚「ん〜ん、ままとちがうよ?おいで」
🩵「……っ、」
恐る恐る寄ってくる。
💚「ほら、ぎゅ〜っ」
🩵「んへ、ぎゅぅ、」
こうしてれば可愛いのにな。
💚「…それで、なんですっちーが12月生まれさんだと思ったのかな?」
🩵「こないだ、つくえにあったお手紙にね、かんじは読めなかったけど12ってかいてて、あとおめでとうってかいてたから、そうなのかなって…ごめんなさい」
💚「…そっか。俺の方こそさっきは怒っちゃってごめんね?こさめちゃんおてて痛かったね?」
🩵「んっ、でもままよりは痛くなかったよ」
🩵「すっちーは痛かった?」
💚「…?すっちーは痛くないよ?なんで?」
🩵「だってままが、こさめが痛い時はままも痛いのって」
🩵「なぐる?方も痛いのよって」
🩵「言ってたから、」
💚「……!」
💚「こさめちゃん、ほんとにごめんね。チュッ」
本当に劣悪な環境で育ったんだ。そう思うと居てもたってもいられなくて優しくおでこにキスした。こんなに柔らかいキスは生まれて初めてかもしれない………ぁ。
いいこと考えた。
💚「おててのとこ、まだ痛い?」
🩵「…ちょっと、だけ。でもっ」
💚「じゃぁね〜、すっちーが痛くなくなるおまじないしてあげよっか?」
🩵「おまじない、?」
💚「ん、おくちあーんってして?」
従順に口をかぱっと開く。で、そのおちょぼ口に俺の舌を無理やり突っ込む。
🩵「ぁふっ、!?⸝⸝んぁ、ぇあ…♡」
くちゅくちゅっ…♡
🩵「ふ、ひぅ…ッ⸝⸝♡」
🩵「ぅあっ、すっち、?⸝⸝」
ようやく口を離すとこさめちゃんが今まで見たことないようなメスの顔をしている。
💚「んふふ、どうだった?おまじない」
🩵「おくちくちゅくちゅされて変な感じしたぁ…♡ 」
とろんとした顔。ああ、可愛すぎてこのまま食べてしまいたいけど、
まだ我慢。
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𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ❤︎100
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